人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

読響5月度コンサート ⇒ 中止 / NHK BS1スペシャル「外出自粛の夜に オーケストラ・孤独のアンサンブル」を観る ~ 楽団トップの演奏家が自宅で奏でるクラシック音楽

2020年05月06日 07時17分02秒 | 日記

6日(水)。読売日響のホームページによると、5月13、19、23、24日のコンサートは中止となりました 払い戻しについては、読響会員には郵便貯金事務センターから「郵便払出証書」を郵送するが、その時期は10月下旬までの郵送を目指すとしています これに関連して、「振替制度の特別ルール」を設定したとのことです。詳細はHPをご覧ください

ということで、わが家に来てから今日で2044日目を迎え、日本相撲協会は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長を受け、24日初日の夏場所を中止すると発表した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     コロナ山の不戦勝ってことかい? 目に見えない菌じ手を使われては勝てないよな

 

         

 

昨日、夕食に「里芋とイカの煮物」「キャベツの味噌汁」を作りました あとは前日の炊き込みご飯の残りです。「里芋とイカの煮物」は初挑戦ですが美味しく出来ました

 

     

 

         

 

昨日午後1時から、NHK-BS1で放映された「BS1スペシャル外出自粛の夜に  オーケストラ・孤独のアンサンブル」を観ました オーケストラのコンサートが中止になっている中、楽団員は揃っての練習が出来ず、各自が自宅にこもり 孤独と向き合っています この番組では在京オケのトップ演奏者7人が、それぞれの自宅でクラシックの名曲を演奏しています

トップバッターは東京都交響楽団のソロ・コンマス  矢部達哉氏 演奏するのはジュール・マスネ「タイスの瞑想曲」

2番手は東京交響楽団の首席クラリネット奏者・吉野亜希菜さん 演奏するのはチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」から「花のワルツ」

3番目はNHK交響楽団の首席トランペット奏者・長谷川智之氏 演奏するのはドニゼッティのオペラ「ドン・パスクワーレ」から第2幕前奏曲

4番目は新日本フィルの首席チェリスト・長谷川彰子さん 演奏するのはJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲第3番」から「ブーレ」

5番目はNHK交響楽団の第1コンマス・篠崎史紀氏 演奏するのはシューベルト(プシホダ編)「万霊節のための連祷」とハイドン「弦楽四重奏曲第77番」から

6番目は東京都交響楽団の首席オーボエ奏者・広田智之氏 演奏するのはサン=サーンスの「オーボエ・ソナタ」から第2楽章とグノーの「アベ・マリア」

7番目は東京フィルの副主席トロンボーン奏者・辻姫子さん 演奏するのは「アメイジング・グレイス」

7人の演奏家はそれぞれ自宅の部屋にカメラを設置して演奏を”自撮り”していますが、立派な防音装置付きの広い部屋で演奏する人もいれば、ごく普通のリビングのソファーに座って演奏する人もいて、それぞれです いずれにしても、演奏家の方々は 普段から 近所迷惑にならないように 周囲に気を使いながら練習しているんだろうな、と想像しました それぞれが、「いま音楽家としてやるべきことは?」と訊かれて答えていますが、私が一番強く印象に残ったのは「つらく大変な時期で、今 われわれは本当に求められているんだろうか? とか、音楽なんてやってる場合じゃないんじゃないか? と思うこともある    しかし、音楽家は音楽を信じてやっていくしかない、と思っている」という都響・広田氏の言葉です

どうでもいいことですが、気になったのは7人のうちN響と都響が各2人、東響と新日本フィルと東京フィルが各1人という人選です 人によっては「なぜ読響や日本フィルや東京シティ・フィルが選ばれていないのだ?」という向きもあるかもしれません だれがどういう基準で選んでいるのでしょうね

今回は7人の演奏家がソロで演奏したわけですが、私としては2人以上、願わくは4人以上のアンサンブルが聴きたいところです 「ソーシャル・ディスタンシング」が言われる中、一同に会して演奏するのは難しいとは思いますが、是非実現して欲しいと思います。さらに欲を言えば、早くコンサートを解禁して欲しい

 

         

 

昨日も1日中読書をして過ごしましたが、BGMに流したのはチェルカスキーのピアノ曲集(CD7枚組)です シューラ・チェルカスキー(1909-1995)はウクライナ出身のピアニストで、ロシア革命の勃発により家族とともにアメリカに亡命、カーティス音楽院で名匠ヨゼフ・ホフマンに師事しました 知的かつ華麗な演奏スタイルはホフマン譲りと言われています

 

     

 

私がチェルカスキーを初めて知ったのは、今はない近所のラーメン屋「映月軒」の店主Kさん(音楽之友社「週刊FM」編集担当から脱サラ)から「ヨゼフ・ホフマンという凄いピアニストがいる その弟子がチェルカスキーだ」と聞かされて、店の片隅にあるタンノイのスピーカーで両者の演奏をLPやCDで聴いた時でした

このCDにはショパン、シューマン、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフ、フランク、メシアン、ムソルグスキー、シューベルトなどが収録されていますが、私が特に好きなのはショパン(ソナタ、マズルカ、ノクターン他)です まさに知的で華麗かつ明快な演奏ですが、決して冷たくはありません

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