人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東京春祭チェンバー・オーケストラ ✕ 高木綾子でモーツアルト「フルート協奏曲第2番」「交響曲第41番”ジュピター”」他を聴く / フェスタサマーミューザ2024 ⇒ ラインナップ決まる

2024年03月27日 00時19分56秒 | 日記

27日(水)。ミューザ川崎シンフォニーホールの公式サイトに「フェスタサマーミューザ2024」のラインナップが発表されました オーケストラの公演を中心にご紹介します

7月27日(土)15時開演 東京交響楽団(オープニング)指揮=ジョナサン・ノット ①チャイコフスキー「交響曲第2番」、②同「第6番」

7月30日(火)18時半開演 洗足学園音楽大学(バレエ公演)指揮=秋山和慶 ①グラズノフ:バレエ「ライモンダ」、②同「四季」

7月31日(水)19時開演 読売日響 指揮=沖澤のどか、ピアノ=阪田知樹 ①リスト「ピアノ協奏曲第2番」、②サン=サーンス「交響曲第3番」他

8月1日(木)19時開演 東京都交響楽団 指揮=小泉和裕 ①モーツアルト「交響曲第40番」、②ブラームス「交響曲第1番」

8月2日(金)15時開演 新日本フィル 指揮=井上道義 ①マーラー「交響曲第7番」※トーク付

8月3日(土)19時開演 真夏のバッハ

8月4日(日)16時開演 NHK交響楽団 指揮=沼尻竜典、ヴァイオリン=戸田弥生 ①ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」、②同「ピアノ四重奏曲」(管弦楽版)

8月5日(月)19時開演 兵庫芸術文化センター管弦楽団 指揮=佐渡裕 ①シェーンベルク「交響詩:ペレアスとメリザンド」他

8月7日(水)18時半開演 昭和音楽大学 指揮=梅田俊明 ①モーツアルト「交響曲第35番」、②ブルックナー「交響曲第7番」

8月8日(木)15時開演 神奈川フィル 指揮=園田隆一郎 ソプラノ=木下美穂子 ①團伊玖磨「夕鶴」から他

8月9日(金)15時開演 日本フィル 指揮=広上淳一、ヴァイオリン=服部百音 ①メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」、チャイコフスキー「交響曲第5番」

8月10日(土)15時開演 東京フィル 指揮=角田鋼亮、チェロ=北村陽 ①ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」、②同「交響曲第9番」

8月11日(日)15時開演 東京シティ・フィル 指揮=藤岡幸夫、ピアノ=務川慧悟 ①ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」、②ホルスト「惑星」

8月12日(月)15時開演 東京交響楽団(フィナーレ)指揮=原田慶太楼、ヴァイオリン=川久保賜紀 ①伊福部昭「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」他

なお、チケットの発売は、①友の会先行発売(セット券)=4月12日(金)10時から、②友の会先行発売(1回券)=4月14日(日)10時から、③Web先行発売(セット券・1回券)=4月17日(水)10時から、④一般発売(セット券・1回券)=4月23日(火)10時からーとなっています

各公演のチケット料金、セットの種類と内容、プログラムの詳細などについてはミューザ川崎シンフォニーホールの公式サイトでご確認ください

ということで、わが家に来てから今日で3361日目を迎え、ニューヨーク州の裁判所は25日、トランプ前米大統領が一族企業の不正で巨額の支払いを命じられていた民事裁判の判決について、トランプ氏が必要な保証金を集めることは事実上不可能だとし減額を求めたのに対し、控訴に必要な保証金を1臆7500万ドル(約264臆円)と従来の額から2臆7900万ドル減額した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     流石は”ディール”のトランプだ 保証金をマケさせるんだもんな ナニワ商人顔負けだ

 

         

 

昨日、夕食に「タラのアクアパッツア」「生野菜とアボカドのサラダ」「ワカメの味噌汁」を作り、鯵の刺身と一緒にいただきました 魚も食べないといけませんね。美味しかったです

 

     

 

         

 

昨夜、東京文化会館小ホールで「東京・春・音楽祭2024」参加公演「東京春祭チェンバー・オーケストラ 」公演を聴きました    プログラムは①グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」作品40,②モーツアルト「フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314」、③同「交響曲第41番 ハ長調 K.551 ”ジュピター”」です   出演は②のフルート独奏=高木綾子。ヴァイオリン=堀正文、青木尚佳、枝並千花、北田千尋、城戸かれん、戸原直、外園萌香、荒井章乃、武田桃子、水野琴音、ヴィオラ=佐々木亮、高梨瑞紀、柘植藍子、チェロ=佐藤晴真、河野明敏、藤村俊介、コントラバス=赤池光治、オーボエ=古部賢一、沖響子、ファゴット=水谷上総、佐藤由起、ホルン=日橋辰朗、山岸リオ、トランペット=佐藤友紀、尹千浩、ティンパニ=清水太です

 

     

 

オケは6型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、その後ろにコントラバスという並び。指揮者とコンマスを兼ねるリーダーは堀正文(元・N響コンマス)、隣は青木尚佳(ミュンヘン・フィルのコンマス)です

1曲目はグリーグ:組曲「ホルベアの時代より」作品40です    この曲はエドワルド・グリーグ(1843-1907)がL.ホルベアの生誕200年を記念して1884年から85年にかけて作曲しました    第1曲「前奏曲」、第2曲「サラバンド」、第3曲「ガヴォット」、第4曲「アリア」、第5曲「リゴードン」の5曲から成ります

この曲は弦楽だけの演奏ですが、堀リーダーのリードで緻密なアンサンブルが展開します 特に印象に残ったのは第4曲「エア」で、哀しみに満ちた透明感のある弦楽合奏が心に沁みました また最後の「リゴードン」では、ピッツィカートに乗せて演奏される堀コンマスとヴィオラ・トップの佐々木との掛け合いが楽しく聴けました

2曲目はモーツアルト「フルート協奏曲第2番ニ長調K.314」です    この曲はウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)がフランスのド・ジャンの依頼により1778年に作曲しましたが、自身の「オーボエ協奏曲」を編曲した作品です    第1楽章「アレグロ・アぺルト」、第2楽章「アンダンテ・マ・ノン・トロッポ」、第3楽章「ロンド:アレグロ」の3楽章から成ります

高木綾子が黒を基調とする淡いピンクの花模様の春めいた衣装で登場、堀のリードで第1楽章に入ります この曲は私のクラシック音楽入門曲なので、冒頭の演奏を聴くとワクワクします 素晴らしいテンポ感です 高木の明るく快活なフルートが入ってきます 終盤のカデンツァは見事でした よくあれだけ息が続くものだと感心します 私はバカさあふれる若い頃、ヤマハ音楽教室で1年間だけフルートを習いましたが、とてもじゃないけど、あんな完璧な演奏は出来るものではありません 第2楽章でも、高木は長いフレーズを何の苦もなく歌い上げます そして第3楽章では愉悦感に満ちた天翔ける演奏を繰り広げ、堀リーダー率いる小編成オケがピタリとつけます テンポ感の良い素晴らしい演奏でした

 

     

 

プログラム後半は「交響曲第41番ハ長調K.551”ジュピター”」です    この曲は第39番、第40番とともに1788年に作曲されました   第1楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ」、第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」、第3楽章「メヌエット:アレグレット ~ トリオ」、第4楽章「モルト・アレグロ」の4楽章から成ります

堀リーダーのリードにより第1楽章が開始されます 弦楽器が小編成であるせいか、後方の管楽器が良く聴こえます とくに水谷上総(N響)のファゴットが奏でるフレーズが良く聴こえてきます 前半でソリストを務めた高木綾子がフルートを担当していて、その巧さが際立っています 元・新日本フィル首席の古部賢一のオーボエも良く歌います 第2楽章では弦楽セクションのアンサンブルが美しい 日橋辰朗(読響首席)のホルンも素晴らしい 第3楽章はフーガ風のメヌエットが心地よく響きます 第4楽章では弦楽セクションを中心とするフーガの演奏が推進力に満ちて素晴らしい 清水太(東響)のティンパニが心地よいリズムを与え、オケ総力を挙げて輝くフィナーレを飾りました

会場いっぱいの拍手に、モーツアルト「交響曲第40番ト短調K.550」から第3楽章「メヌエット」をデモーニッシュに演奏、再び大きな拍手を浴びました

スマホによるカーテンコールの写メが許されているので、記念に撮影しておきました

 

     

     

コメント
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