人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ジェーン・カンピオン監督「ピアノ・レッスン」(HDリマスター版)を観る 〜 マイケル・ナイマンの音楽が印象的に響く

2021年06月16日 07時07分30秒 | 日記

16日(水)。昨日、ミューザ川崎から「友の会年会費」の請求書が届いたので、コンビニ経由で3000円を振り込みました 実は、ミューザの会報に「会員継続する場合は手続きをするように」と書かれていたので、1年前に入会した時に会費を振り込んだミューザ川崎の郵便振替口座に5月31日に振り込んだのですが、後日、当該口座は閉鎖されているので返金するという通知が郵便局から届いたので、払い戻しを受けていたのです この件についてミューザ川崎に電話したら、口座は閉鎖したので、6月入会会員については6月中旬に請求書を送るのでそれに基づいて払い込んでほしいとの答えだったのです もっと早く請求書を送ってくれたら こういう二重手間は避けられたのに、と思います

話は変わりますが、昨日午前、豊島健康検査センターのホームぺージから、豊島区の肺がん検診(レントゲン)と胃がん検診(バリウム)の予約を取りました 胃がん検診が7月6日(火)10時、肺がん検診が7月13日(火)16時です 2週間前にアクセスしたときは早い時間に受付終了になってしまい予約できませんでしたが、今回はスムーズに取れました

ということで、わが家に来てから今日で2349日目を迎え、労組日本プロ野球選手会は14日、今期の日本人選手の年俸調査結果を発表したが、球団別平均年俸ではソフトバンク(60人)が6932万円で2年連続トップ、2位は巨人(56人)の6587万円だった一方、11位の阪神(61人)は2886万円、最下位のオリックス(61人)は2640万円だった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     15日現在 セリーグは阪神が首位で 巨人が7ゲーム差で2位です 阪神半疑ですか?

 

         

 

昨日、夕食に「メカジキのソテー」「トマトとアボカドとキュウリのサラダ」「大根の味噌汁」を作り、「鯵と鰹のタタキ」と一緒にいただきました サラダは前回、レモン汁を絞るのを忘れて失敗したので今回は気を付けました やっぱりレモンが入ると全然違います

 

     

 

         

 

昨日、早稲田松竹でジェーン・カンピオン監督による1993年製作オーストラリア映画「ピアノ・レッスン」(121分・HDリマスター版)を観ました

時は19世紀半ば。エイダ(ホリー・ハンター)はニュージーランド入植者のスチュアート(サム・二―ル)に嫁ぐため、娘フローラ(アンナ・パキン)と1台のピアノとともにスコットランドからやって来る 過去の不幸な事故のショックで口のきけない彼女にとって自分の感情を表現できるピアノは大切なものだった しかし、スチュアートは重いピアノを浜辺に置き去りにし、粗野な地主ベインズ(ハーベイ・カイテル)の土地と交換してしまう エイダに興味を抱いたベインズは、自分に黒鍵の数だけレッスンしてくれるならピアノを返すと彼女に提案する 仕方なく受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねていくうちにベインズに惹かれていく それを知ったスチュアートは怒りの余りエイダの右手人差し指を斧で切り落とす しかし、エイダの心がベインズに移ってしまったことを悟ったスチュアートは彼女を諦め、ベインズとフローラとともに土地を離れるエイダを見送るのだった

 

     

 

この映画は、ニュージーランド出身の女性監督ジェーン・カンピオンが、1台のピアノを中心に展開する三角関係を官能的に描いた恋愛ドラマで、第46回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝きました

この映画を観るのは初めてで、「ピアノ・レッスン」というタイトルから、ピアノを教えるシーンが中心になると思っていたら、生徒であるベインズは先生のエイダの弾くピアノを聴くだけなのです 原題は「The  Piano」なので、主人公である1台のピアノを巡る3人の人間関係がテーマだと言えると思います

エイダを演じたホリー・ハンターの演技力(特に目力)が凄い ピアノを海に置き去りにされた時の怒りと悲しみの表情、そのピアノが部屋に入れられ、お気に入りのパッセージを弾く時の歓びに溢れた表情、一切 台詞なしで手話により意思疎通を図る時の演技、全てが印象に残ります また、彼女に勝るとも劣らない演技力を見せたのが娘フローラを演じたアンナ・パキンです 5000人の中からオーディションで選ばれたそうですが、よく分かります この作品は第66回アカデミー賞の脚本賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞しましたが、助演女優賞を受賞したアンナ・パキンの11歳での受賞は、テータム・オニール(当時10歳)に次ぐ2番目の若さです

この映画はマイケル・ナイマンによるピアノ音楽と切っても切り離せません この映画のサウンドトラックは世界で300万枚売れたそうですが、メインテーマの「悲しみを希う心」は一度聴いたら忘れられない印象的な曲です

コメント (2)
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