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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

4月東響公演 ⇒ ノット来日せず / 22日芸劇ブランチ ⇒ 7月に延期 / 30日藝大モーニング ⇒ 中止 / アレクセイ・シドロフ監督「T - 34 レジェンド・オブ・ウォー」を観る

2020年04月03日 07時18分26秒 | 日記

3日(金)。4月1日付の東京交響楽団のホームページによると、4月18日のオペラシティシリーズ、同25日の定期公演、同26日の川崎定期公演に出演予定だったジョナサン・ノットは、新型コロナウイルスの感染症対策の影響により来日できなくなりました 18日公演については出演者の変更を、25,26日公演については出演者の変更と合唱(東響コーラス)を要する「ウォルトン『ペルシャザールの饗宴』」を曲目変更する方向で調整するとしています 個人的には、ノットのウォルトンは無理して曲目変更せずに延期してほしいと思います ただ、新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議が1日、「感染者が急増する都市部を中心に、爆発的な患者増加(オーバーシュート)が起こる前に医療現場が機能不全に陥ると予想される」として早急な対応を求めた というニュースを見ると、これがエイプリルフールであってほしいと思うと同時に、感染症対策の長期化を考えると、これらの公演の中止は時間の問題かも知れないな と思ったりします 誰かが言っていたように、これは目に見えないウイルスを敵とする「第3次世界大戦」と言っても過言ではないかもしれません この不安定な状況がいつまで続くのか見通せないのが一番 困ります 

4月22日(水)午前11時から東京芸術劇場で開催予定の「芸劇ブランチコンサート 第24回演奏会」は7月22日(水)に延期となりました 4月22日のチケットで座席番号もそのまま入場できるとしています なお、来場が難しい場合は他公演への振替または払い戻しに応じるとのことです 払い戻しについては、「芸劇ブランチコンサート 第24回演奏会」を検索してみてください

4月30日(木)午前11時開演予定の「東京藝大 第1回モーニングコンサート(藝大奏楽堂)」は中止になりました    昨日、ヴォートル・チケットセンターから電話があり、4月の第1回公演は中止とし、5月14日(木)、同21日(木)の公演については同月上旬に実施の可否を正式決定のうえ、中止の場合は4月と5月の払い戻し書類をまとめて郵送するとのことでした 聴く側のわれわれはもちろんですが、演奏する予定だった学生の皆さんはさぞかし悔しい思いをされているとお察しします 来たるべき次のチャンスに備えて頑張ってほしいと思います

新日本フィルから4月10日のルビー(アフタヌーンコンサートシリーズ)公演の中止と払い戻しの通知が届きました 他公演への振り替えも可能で、他シリーズの振替先との差額は生じないとなっているので、チケット代が安いルビーから他シリーズへ振り替えるケースは得になりますが、振り替えた日の公演が中止になる可能性が低くないので、払い戻し手続きをしました

ということで、わが家に来てから今日で2012日目を迎え、新型コロナウイルスの感染拡大防止の一環として、安倍晋三首相が洗濯して繰り返し使える布マスクを5千万余りある全世帯に2枚ずつ配る方針を突然表明した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     マスクで新型ウイルスの侵入は阻止できない  首相得意の”やってる感”の演出か?

 

         

 

昨日、夕食に「チンジャオロースー」を作りました 作るのは確か2度目ですが、今回も美味しく出来ました

 

     

 

         

 

一昨日、池袋の新文芸坐でアレクセイ・シドロフ監督による2018年ロシア映画「T-34  レジェンド・オブ・ウォー」(113分)を観ました

第二次世界大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキン(アレクサンドル・ペトロフ)は、初めて出た前線の戦いで敗れ ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう イヴシュキンが戦車を指揮していたことを知った敵軍は、収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、ソ連軍の戦車T-34の操縦をイヴシュキンに命じる    しかし、与えられたT-34は実弾を装備せず、演習では敵の砲火から逃げ惑うことしかできない    確実に死が待ち受ける演習を前に、T-34の整備を命じられたイヴシュキンは、仲間と共に無謀な脱出計画を立て、実行に移す

 

     

 

この映画は、ナチスの捕虜となったソ連兵が、たった4人の味方と1台の戦車で敵の軍勢に立ち向かう姿を描いたロシアの戦争アクションで、映画に登場する戦車T-34は本物の機体を使用したそうです

CGを駆使した戦車 対 戦車のド派手な戦いが展開する映画です 現在のロシアのCG技術のレヴェルが解かる映像表現ですが、アメリカには追い付いていないような気がします

イヴシュキンたちが整備し終わった戦車を試運転するシーンでは、戦車がチャイコフスキー「白鳥の湖」の有名なテーマに乗って踊るように走行します また、戦車で逃走中に森で夜を越す場面で、イヴシュキンと通訳のアーニャ(イリーナ・ストラシェンバウム)が愛を確かめ合うシーンでは、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18」の第2楽章「アダージョ・ソステヌート」のロマンティックなメロディーが流れます やっぱり、ロシアと言えば チャイコフスキーとラフマニノフになるのでしょうね ここでショスタコーヴィチの勇ましいスケルツォか何かを使ったら、雰囲気が違ってくるような気がします

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