tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

教員負担を考えさせる記事2点・・・

2019年08月30日 | 日記

 今日(8/30)の北日本新聞に教育関連の記事が2点ありました。当然、注目しました!

 1つは4面にあった「教員負担減や安全対策~文科省予算要求 当初比で12.2%増~」というもの。まだ予算要望の段階なので何とも言えませんが、小学校の英語指導教員拡充や中学校の部活動指導員を増やす計画は少し評価できるかもしれません!? しかし、予算規模としてはまだまだ実態には合わないのが現状だと思います。

 2つ目は、同紙の31面にあった「学校PC 5.4人に1台 ~富山は5.3人『1人1台学習』遠く~」というものです。学校に配備されている教育用コンピュータの数はまだまだ不足している現状が判ります。文科省としては2022年度まで一日に一度は「1人1台」で学習できる環境を目指しているとのこと。達成が危うい状況になったと記事は伝えています。普通教室での無線LAN整備率も出ていました。今回の調査では40.7%が全国平均のようで、富山県は23.2%で42位ということです。(自他に認める教育県が泣きます!?)最近の学校現場を少し見てきましたが、無線LANが整備されていないために教師はタブレットパソコンなども使い勝手が悪く苦労している様子でした。学級の児童が一斉に使用するパソコン室も他学級との調整がかなり必要で、自由自在にとは行かないところも少々使い勝手が悪いかな?という印象です。しかしながら、職員室における教員配置のパソコンは、ほぼ100%配置されているようで、その昔、我々が自前で何回もパソコンを買い換えた身からすると、かなり進歩しているかな?という印象もあり、時代は確実に変わってきているな・・・と思います。たぶん、その分、現在の教師の多忙化は進んでいるのです。教員の負担を減らすための施策がもっと為されなければなりません。(土)


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