tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

囲碁大会

2014年08月27日 | 開催活動
 今日は囲碁大会を実施しました。有段者が大勢参加。私は初めて見学したのですが、レベルの高さに驚きました。囲碁が出来ない私としては、皆さんが和やかに囲碁を楽しまれる様子に少し羨ましく感じました。

学力テスト

2014年08月26日 | 日記

 今日の新聞トップ記事に「富山6科目順位アップ」とありました。また、別の紙面には「学校現場に安堵感」とあり、学力向上の取り組み成果が出たことがいろいろと書いてありました。昨年、順位を落としたことで相当な危機感があったものと思われます。現場の先生方は、いろいろと困難な状況の中で、かなり頑張られたのでしょう。
 怖いのは、このように順位に一喜一憂する周囲(世間)の反応です。学力テストが実施される限り、教育関係者のプレッシャーはいつまでも続くことになると思います。果たしてこれでいいのでしょうか…?「順位」だけが一人歩きしてしまいそうで心配しています。


老後の不安

2014年08月25日 | 日記
font size="6"> 昨日の新聞記事見出し「老後に不安 過去最高」とありました。これは、23日付で内閣府が「国民生活に関する世論調査」を発表した内容についてのこと。それによると、日常生活で「悩みや不安を感じる」という人は66.7%。このうちの57.9%が具体的内容として「老後の生活設計」を挙げたわけで、過去最高の数字ということです。年金制度や景気の先行きへの不透明感が背景にありそうだと記していました。
 先の役員幹事会で「地公退ニュース」が配布され、厚生労働省の「公的年金財政検証の結果(6月3日付)」の公表内容と、それにかかわる年金制度の改定検討への疑念が載っていたこともあり、その頃から、今後にもっと年金問題に関心を持たねばと考えていたので、昨日の新聞記事は目にとまりました。

教育現場の状況について その3

2014年08月11日 | 日記
 県教組に寄せられた退職者のアンケート記述には多忙化懸念に関するものが圧倒的に多かったのですが、恵まれた職場で過ごしたことへの感謝の記述も一部にはありました。例えば、以下のように気持ちよくリタイア出来た職場の雰囲気が多くの学校に広まるといいなと私も思いました。
●校長先生や同僚からも十二分以上の言葉を別れの式でたくさんいただき、当校で辞めることができて、果報者だと思っております。あえて願うなら、リタイアする者に、温かいエールを送られる雰囲気がどの学校にもあるといいと思います。
 
 基本的には人間関係の問題とも考えられますが、職場が多忙になると皆に余裕が無くなり人間関係がとりづらくなるのでしよう…。それが問題です。

教育現場の状況について その2

2014年08月07日 | 日記
 県教組に寄せられた退職者のアンケート記述を少し羅列してみます。以下は、学校に関することでの感想・意見等です。
●年々忙しさが倍増している感があった。不登校児や問題を抱えている子などもおりその対応に空き時間や放課後をあてるなどすると、学級事務、校務分掌、授業準備の時間等がすべて自分の時間にやることになる。結局、睡眠時間を減らすことになり、疲れがたまっていく。これからますますいろいろな面で大変になってくる。教育相談や専科の先生等を増やすなどの体制をもっと広げていってほしい。
●現場は忙しすぎると思う。仕事も一生懸命するが、自分のための時間もとれるよう、仕事の簡素化、見直しが必要だと思う。
●学校現場は忙しすぎます。小学校も一人ひとりの持ち時間が20時間以内になるよう、また、35人以下学級が早期実現するよう運動してください。
●職場(小学校)の多忙化で退校時刻が遅くなったり(PM8:00以降)持ち帰り仕事や休日出勤しての仕事が多くなったりして、疲労感が深まっています。少しでも改善できるように組合でも取り組んで頂けたらよいと思います。
●学校現場では、増々大変な職場環境であり、先生方は必至で毎日子どもたちと向き合っています。身体、心の面で疲労が重なっています。今まで以上に組合の力を強めていくことで先生方を守ってほしいと思います。私は組合のおかげで続けてこれました。
●今の学校現場は、とても忙しいです。帰りが遅くなったり、休日出勤して校務をこなしている状況です。私のように自分自身のために時間を使える者にとっても多忙感があるのに、これから子育てをしていく世代の人たちにとってはとても難しくきびしい状況なのです。多忙化を減らしていけるような勤務にならないと大変だなと痛切に思います。安心して教師自身が子育てできる環境や条件を整えてあげてほしいと思います。
●教育現場の多忙化は、年々増すというのに給料、退職金の減額は、勤労意欲を損なう。また、良い人材が採用できるのか不安である。今後の教育界は大丈夫か。退職後も心配している。環境や条件を整えてあげてほしいと思います。

 以上のように、多忙化懸念のオンパレードです。まだまだ沢山の記述がありましたが、この程度に止めておきます。今後の教育界や将来の日本のことも考えると、現状のままでよいとは思えません。