昨日(4/9)のテレビ「サンデーモーニング」の中で「テロ等準備罪」を新設するとする組織犯罪処罰法改正案の審議入りについて少し触れていました。気になったのは、岸井成格氏(毎日新聞社特別編集委員)が、自民党の原案には「テロのテの字も無い」と言っていたこと。つまりは、過去に何度も廃案になっている「共謀罪」の単なる焼き直しで提案しているに過ぎないようです。だから、金田法相も答弁に窮しているようなのです。(法相としての資質にも欠けていそうですが・・・?)
岸井氏もこの法案を簡単には通してはいけないという見解をもっておられました。新進気鋭の憲法学者である木村草太氏も言っていましたが、「内心の自由※心の内で自由に考えたり思ったりすること」が脅かされる危険性があるとのことでした。自民党が目指している「監視社会のシステム」が入ると個人のパソコンの中も覗かれてしまいそうです。そのような社会は望ましくありません。やはり、私たちも法案についてもう少し勉強しなければならないかなと思いました。(土)
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