3日ほど前に厚労省の「毎月勤労統計」のデータがずさんだったと公表されてから、この後の処理の問題がクローズアップされてきました。今日(1/12)の北日本新聞(1・2・6面)の情報によると、雇用保険の失業給付や労災保険などの過小支給問題として、大変な人数に大変な総額が発生している様子。本当に大変な事態になりました。
私たちのように元教職員にはほとんど関わりのないことも多いのですが、労災保険の支給を受けた人は若干あったでしょうか・・・?それにしても、かつての「消えた年金問題」など、厚労省の不手際は目に余るような・・・気がします。
官僚組織の中でも、厚労省は手薄で大変な部署という話も時々聞きますが、それでもデータの信頼を損なう処理は論外と言うべきでしょう。不手際は安倍政権とは直接の関係は無いものの、政権が「弱者に優しい姿勢」を前面に打ち出していれば違う結果になっていたかもしれません。今回の厚労省の不手際には、失業給付などを「過少」に押さえようとした悪意があったようにも感じられます。たぶん厚労省は認めないと思いますが・・・。(土)
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