自民党総裁選では安倍さんの３選が濃厚という見方が広がっています。自民党内のこととは言え、世論とは相容れない結果になるのは大変不幸に思えてなりません。自民党員を除く一般人の間では、安倍さんの人気は首相に相応しいものとは言えないようですが・・・。
自民党員の皆さんは、やっぱり安倍さんを選出するのでしょうか。キーマンとなっている小泉進次郎氏は、自身が利用されることを嫌い態度をハッキリさせていませんが、堂々と国会改革を唱えていた頃から見ると、煮え切らない姿にも映って周囲を失望させてしまわないかな・・・とも思ってしまいます。
現在の自民党議員の皆さんの多くに、「長いものには巻かれろ」のような人が多いようです。昔の「右も左もいた」と言われたような自民党ではなくなったのでしょう。それなのに、未だに自民党にこの国の将来を託さなければならない不幸に嘆かわしくなります。（土）
今日（8/29）の北日本新聞３面に小さな記事でしたが、連載の「ひずむ現場～過労の教員たち～」の記事で報じていました。それによると、富山市の教育委員会が業務時間外電話には自動音声システムを導入して、勤務時間の縮減につなげるとのこと。大阪市が今年５月に導入したようですが、全国的にも珍しいのかもしれません。（なかなか粋なことをするではないですか・・・。）同紙の１面には「富山市教室にエアコン」という大見出し記事も載っており、今後に急いで教育予算をつぎ込む姿勢が見られ、教育現場がいろいろと改善されつつあることを好ましく思っています。（土）
今日（8/28）、富退教の第１８回囲碁大会が開催されました。常連のメンバーがそろって熱戦が繰り広げられました。井山裕太棋士によって脚光を浴びている囲碁ですが、今日の皆さんの勝負にかける集中力も素晴らしいなと感じました。個人的には、あのような長い勝負には集中できないなぁ・・・と、囲碁をやっぱり諦めることにします。（土）
今日（8/27）の北日本新聞１面の大見出し記事です。昨日、表明された自民党総裁選出馬の安倍首相に関する報道です。同紙の２面と４面にも関連記事が載っており、国民の大きな関心事になっていることが分かります。やはり、個人的にも関心を寄せてしまいます。
昨日の出馬表明をテレビで見ていましたが、桜島を背景にしたロケーションでの出馬表明は上手いなと思いました。今日の北日本新聞２面には、この演出について、首相の念頭に明治維新に道を開いた薩長同盟があったことが載っていました。ＮＨＫ大河ドラマ「西郷どん」でも、薩長同盟が結ばれたばかりで絶妙のタイミング。魅せ方も上手いし、悔しい？けど見栄えもイイですね・・・。今日も富山市を訪れて随分アピールされていたようです。対する石破さんは、残念ながらちょっと見栄えが悪いかな！？大変論理的で賢い方だと思いますが、あの話し振りが少々印象悪くする面があるように思います。個人的には、今回の総裁選に限ると、とりあえず改憲には慎重な石破さんに勝ってもらいたいな・・・という気持ちが出てしまいます。ただ世論も若干変わってきて、次期総裁に相応しいとの回答では安倍さんが石破さんを超えて逆転してきています。しかし、改憲については、拙速な改憲論議は避けるべきとする傾向は引き続き大きなものです。結局、安倍さんの支持もかなり消極的な支持なのです。こういう形で一国の首相が決まるというのは大変不幸に思えてなりません。（土）
これは今日（8/25）の北日本新聞社説の見出し。先日（8/22）に見つかった昭和天皇側近の元侍従、故小林忍氏の日記は貴重な資料だったようです。戦前の「現人神」から戦後は「象徴」へと立場が大きく変わった昭和天皇の苦悩が伝わってくる内容だったとのこと。引用されているノンフィクション作家の保阪正康氏のコメントには「天皇が人間になっていく」「帝王が人間へと変わっていく過程が描かれている」などと評してあったとのことです。この日記によって、例えば戦争責任については天皇がどのように思っておられたかなど、一層、昭和天皇について研究されていくことになるかもしれません。戦後７２年を経たというのに、未だに昭和史を探る資料が出てくるというのは興味深いことです。（土）
