今日(11/23)の北日本新聞2面の見出しです。これは自民党税制調査会が2018年度税制改正の方向を検討したもの。収入の多い人からたくさんの税金をいただくのは好ましいことでしょう。格差が拡大している昨今ですから、僅かでも解消の方向に向かえばよいと思います。今更ながら、昔は累進課税がもっとしっかりしていたのに・・・と思い出します。このような好ましい政策は是非実現してほしいものです。(土)
※都合により、1週間程度ブログを休止する予定です。再開したら、また覗いてください。(土)
今日(11/23)の北日本新聞2面の見出しです。これは自民党税制調査会が2018年度税制改正の方向を検討したもの。収入の多い人からたくさんの税金をいただくのは好ましいことでしょう。格差が拡大している昨今ですから、僅かでも解消の方向に向かえばよいと思います。今更ながら、昔は累進課税がもっとしっかりしていたのに・・・と思い出します。このような好ましい政策は是非実現してほしいものです。(土)
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これは、一昨日(11/20)のNHKマイあさラジオ「社会の見方・私の視点~私たちが本当の自由を手にするには~開沼博(立命館大学准教授)」の話のタイトルです。個人的には再び、「保守」と「リベラル」の概念について考えを深めることができたので、今一度整理しておきたいなという気持ちになりました。(12/18までNHKオンラインで聞くことがでます。)氏は、特にリベラルという言葉について如何に捉えればよいか考えさせてくれました。
リベラルの内実が多様化し混乱していると氏は語っていました。リベラルの印象としては与党に対しての野党という程度の意味合いで使われることが選挙戦を通じて多かったようです。本来、リベラルとは自由を意味していますが、誰が自由を与えてくれるのか或いは与えてくれないのか?を考えることから始めて、リベラルをどう語ればよいのかという説明でした。リベラルの対峙語としては学術的にはパターナリズム(父権主義)といって「よかれと思って何かを強いること」を指しているそうです。近代の歴史をみると、自由を得るためにこのパターナリズムとの戦いがあったとも言えるとのこと。
しかし、政治・経済の発展してきた経緯には、このパターナリズムの働きかけがあってこそとも言えるわけで、教育分野を考えても根本にはこのパターナリズムの側面があるわけです。私たちが直感的にこのパターナリズムを嫌だなという拒否感をもちつつも、この上に乗っかって社会を成立させているという事実に気がつくべきだと、氏は語っていました。結局は、このパターナリズムを我々は完全に捨て去ることは出来ないようです。事実、世界はこのパターナリズムに基づいた政治が展開されています。近年は、特にこの傾向が強まっているとも言えそうです。このパターナリズムに基づくリーダーがいるからこそ私たちはリベラルになれるとも言えるわけで、私たちは理想を求めながらいろいろと揺れ動いているのが現状のようです。(だから、やっぱり中道路線でいくかな・・・?との個人的な思いに至ります。)
氏は、1つの提案としてノーベル経済学賞を受賞したリチャードセイラーという学者の一説を紹介していました。リバタリアン・パターナリズムと言うそうです。このことについても解説されていますが、これについては個人的に懐疑的・・・なので割愛。興味のある方はNHKオンラインで聞いてみて下さい。(ネットでも検索するといろいろ解説されています。)ただ今回はこのパターナリズムについて学び、より深くリベラルを考えていくことが出来ました。(土)
今日(11/20)の参院代表質問で個人的に印象に残ったのは、民進党の大塚耕平氏のいくつかの内容でした。そのいくつかの1つは、安倍首相に「格差が広がっている」ことについて経済成長との関連を問いただしたこと・・・「格差は経済成長を促すのか?」それとも「格差は経済成長を促さないのか?」・・・悩ましい問題ですが政治姿勢として為政者は一定の見解と覚悟はもっていないといけないのかもしれないと思いました。
特に印象に残ったのは、「保守」と「リベラル」の概念について大塚氏が語り、安倍首相にも見解を求めたこと・・・過日(10/26)に羽鳥慎一のモーニングショーで知った「保守」と「リベラル」の関係・・・この2つは対立する概念ではないと改めて再確認出来ました。(※このブログで10/27にふれました。)大塚氏によると、先の衆院選を契機に、「保守」と「リベラル」の概念が話題になっていたのことでした。どうりで随分意識させられました。(土)
今日(11/20)の衆院代表質問では、自民党の岸田政調会長が森友・加計学園問題についての厳しい問い方をして少し驚きました。自民党の総裁選を意識したポーズかもしれませんが・・・。とにかく、政党を問わず森友・加計問題を明らかにするために頑張ってほしいものです。
安倍首相は勝てば官軍とばかりに強引な国会運営をする方ですから、野党のみならず、心ある自民党員の方にも頑張ってもらわないと! 自民党の中でも、今の状況を十分理解している人もいるはずです。先の衆院選の結果では、絶対得票率が決して多くはなかったということ・・・。例えば、比例区での自民党の得票は33%、投票率が53%だったので、全有権者数に対しては18%の得票にしか相当しません。それなのに、全体の61%の議席数を確保してしまったのです。果たして、このような結果で、本当に民主主義が実現出来るのでしょうか?主権者は国民のはずです・・・。安倍首相には、時々口にしている「真摯に」「謙虚に」を是非忘れないで施政に取り組んでほしいものです。(土)
これは、先日(11/15)のNHKマイあさラジオ「社会の見方・私の視点~経済アナリスト 森永卓郎氏の解説テーマでした。今の株価高値について、バブルの可能性を論じていたものです。氏は、いつも論拠を明確に説明されるので説得力があります。今回も、説明を聞いていると来年以降にバブルが弾ける可能性を信じてしまいそうです。会員の皆さんにも、一度聞いてみられることをお奨めします。12/13まで、NHKオンラインからストリーミングで聞くことが出来るようになっています。(土)