tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

株安・円安 進んだ1年

2022年12月31日 | 日記

 今日(12/31)は、いよいよ令和4年の最終日。大晦日を迎えました。昨日まで久しぶりのスキーに行っていました。次回は1月の5日(木)から2泊3日で恒例の蔵王へ行って来る予定でいます。

 見出しは、今日の読売新聞の6面記事からの引用です。大晦日にあたって、今年の1年を振り返ってみると世界はウクライナの問題に関わって話題は関連事項が大変多かった1年でした。同時に円安も重なって、物価高騰で未だに庶民の生活が苦しい状況が続いています。

 国内では、安倍首相が暗殺された事件は国内に衝撃が走りました。でも、お陰でと言っては言い過ぎかもしれませんが、旧統一教会と政治の関わりや大勢の被害者の問題がクロースアップされたことは良かったに違いありません。

 我が家の前に大きなお寺があるので間もなく除夜の鐘が聞けそうです。今、午後11時を迎える頃です。(土)


時間外勤務 高止まり ~県教委調査~

2022年12月28日 | 日記

 今日(12/28)の北日本新聞5面の記事からです。思ってはいたけど、相変わらずの調査結果です。

 記事の冒頭には、~県内の公立中学校で、月45時間以上の時間外勤務をする教諭はほとんどの月で6割を超え、高止まりの状況となっている。~とありました。結局、部活動の負担が相変わらずで、教員の働き方改革は一向に進んでいないのかもしれません。

 このような教員の負担の大きい働き方がメディアで報じられて、最近は世間から同情の声も聞かれるようになってきて、当初は、よかったと思えていました。最近は、このような情報が報じられる度に教員志願者が減っていくのではないか?と危惧を抱くようになりました。

 早く、教員の労働環境を改善しないと大変なことになりそうな気がします。(土)


精神疾患で休職最多 ~公立校教員~

2022年12月27日 | 日記

 今日(12/27)の北日本新聞25面と26面に載っていた記事に注目しました。昨日に文科省が公表した「公立学校教員の精神疾患による休職者の状況」を伝える記事でした。読売新聞の21面にも同様の記事が載っていました。

 見出しのように過去最多とのこと。やはり、年々増加傾向です!記事によるとコロナ禍での過剰な仕事やストレスがかかっている状況も要因のようですが、個人的には、コロナ禍というより、一向に減らない仕事量が問題なのだと思っています。さらに、生徒指導の問題や保護者の過剰な要求などが一番のストレスではないでしょうか?

 このままでは教員志望者の激減は避けられず、いずれ「教育の崩壊」を招くと考えています。早急に教育予算を増額して教員定数を増やし、教員の仕事量の大幅改善を図ってほしいと思います。(土)


中学教員 残業上限超5割 ~文科省調査~

2022年12月26日 | 日記

 昨日(12/25)の読売新聞30面にのっていた記事からです。リード分には、~中学校教員の5割以上が、国の指針で上限の付き45時間を超えて残業するなど、学校での長時間労働が依然として解消されていないことが、文部科学省の調査で分かった。放課後の見回りなど、学校外への行こうが進まないことが要因の1つとなっている。~とありました。

 やはり教師の働き方改革を進めるには時間がかかりそうです。記事の本文では、~公立学校の教員には、残業代がない代わりに、給料月額の4%が「教職調整額」として支給されている。調整額は月8時間の残業大が目安とされ、それをはるかに超えて残業をこなす教員の現状が浮き彫りになった。~とありました。

 我々のときもそうでしたが、毎月の平均残業時間は45時間ほどだったと思います。教頭職ではその倍くらいだったと思いますが、いったい教員の給料を時給換算にしたらどれほどの金額になるのだろうか?と改めて考えてしまう次第。

 このような状況が世間に知れ渡ることとなり、ますます教員志望者が減ってしまうのではないか?と危惧するばかりです。(土)


硫黄島のいま 語る孫たち ~軍用下90年 復興なき島~

2022年12月23日 | 日記

 今日(12/23)の読売新聞14面の特集記事に注目しました。個人的に不幸な硫黄島のことが気になっていたからです。映画「硫黄島からの手紙」の記憶が消えません。

 その後、戦後70年となった平成27年8月14日にテレビで硫黄島が生中継されたのを見たのです。番組「ミヤネ屋」で司会のミヤネさんが硫黄島に降り立ちました。今も硫黄島に残る悲惨な残骸が映し出された映像も忘れることができません。硫黄島のシンボル的な摺鉢山からの中継では、時折に空撮も入り、ある種の魅力的な島の様相を見せていました。

 その中継を見ながら、このような魅力も感じられるのだから観光にも利用できそうなのに・・・と思った次第。現在、硫黄島は自衛隊の管理下で立ち入りが制限されています。かつての1000人を超す島民と子孫たちも立ち入ることが出来ない島のままなのです。

 読売新聞の同記事の副見出し~軍用下90復興なき島~とあるように、まさに復興が忘れられたままなのです。そのような中で、今も残る1万人近くの兵士の遺骨がボランティアなどの手で収集されていることを、記事を通じて改めて思い出させられたのです。

 硫黄島は戦争の悲惨さを伝えてくれる重要な戦争遺産だと考えています。(土)