tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

年金運用損失5.3兆円

2016年07月29日 | 日記

 今日(7/29)の北日本新聞朝刊の9面で報じていました。さらにテレビのニュース番組等でもたくさんこのことを報じていました。すぐに私たちの年金生活に影響が出るわけでは無さそうですが、将来世代にツケを回してはいけません。運用方法等の見直しが必要になるかもしれません。
 記憶を辿れば、一昨年(2014年)の10月31日のことです。マスコミは、GPIFが年金運用方針を見直し、政府の有識者会議の答申を受けた塩崎厚労大臣が認可したと報じたのです。それは、外国株式・日本株式の保有をこれまでの12%から25%へとそれぞれ引き上げる内容でした。これだけでなく大変驚いたのは、この同じ日に、日銀が金融緩和追加発表をしたことです。だから、その日は日経平均で750円以上も株価を押し上げたのです。このことを証券マンは「ダブルバズーカ」と呼びました。この同日発表は偶然と言っていましたが、大変怪しいと感じたものです。
 奇しくも、今日、日銀は、またの「追加金融緩和」を発表しました。これは、たぶん政府の圧力に屈したものでしょう。一連の金融政策の出口戦略が見えていないだけに、将来に禍根を残さなければよいのですが・・・。(土)


※番外編…ロッキード事件から40年

2016年07月27日 | 日記

 40年前の今日(1976.7.27)、あの田中角栄が外為法違反容疑で逮捕された日なのです。一昨日の北日本新聞で知りました。先日(7/23・24)もNHKスペシャル「未解決事件File.05ロッキード事件」として3部立ての長時間放送を行っていました。大変興味深く見たところです。
 事件発覚当時は私も社会人になったばかりでニュースに疎い人間でしたが、一国の元首相でさえ法で裁かれることもあるのだと驚くやら感心するやら・・・民主主義の神髄を見たようで嬉しくもなりました。しかし、十分な結論も得ないまま当事者たちの死去などにより真相は闇のまま今日に至ったのです。この40年目の節目に、NHKが真相に迫るべく新たな資料や証言を基に推理を深めて先日に放送したことは意義深いと感じました。
 どうやら、田中角栄の5億円受領や政財界に巨額な金がばらまかれた真相は、当初に私たちが受け止めていたトライスター売り込みが目的というよりは、日本への軍用機売り込みが主たる狙いだったようなのです。当時、日本は沿岸警備のための対潜哨戒機を自前で開発計画していたのに直前で破棄し、アメリカのP3Cという対潜哨戒機を導入していくことになりました。これは、アメリカ政府(ニクソン大統領)のトップセールスの方針によるもので国家の介在が明らかになれば日米安保にも亀裂が入りかねない大問題かも・・・!?この辺りのことは証拠も無く明らかになりませんでした。このP3Cルート(たぶん当時の児玉ルート?)を明らかにすべきだったのでしょう。(土)


厚労省 介護サービス縮小検討

2016年07月25日 | 日記

 これは、先日(7/21)の北日本新聞朝刊1面トップの見出しです。サブタイトルは「軽度者対象に費用抑制」とありました。記事のリード文には、「厚労省が社会保障審議会の介護保健部会を開いて要介護度の低い軽度者に対する給付を縮小する方向で本格的な検討に着手した。」となっています。
 改定の方向としては利用者の自己負担を増やす方向で検討されています。昨年の改定では所得に応じて2割負担となりましたが、今度の改定の方向には74歳未満全員に2割負担が検討されているようです。75歳以上についても2割負担の層を増やす方向のようです。また、かなりの人たちを介護保険から離して、包括支援事業に移していくことが検討されているようです。昨年の改定で、要支援1・2の人たちのホームヘルプサービスとデイサービスの2つが介護保険から離れて包括支援事業(市町村のサービス)に移行したのですが、今度は要支援のサービス全部と要介護度1・2の方の全部のサービスを包括支援事業へ移すことが検討されるようです。
 国は「要支援1~要介護2」の人たちを「要介護度の低い軽度者」と表現しているようですが、現実には要介護度1・2の人たちには、歩けるけども認知症が入っていて自宅に帰れなくなる人たちもいるとのこと。このような人たちは、場合によっては寝たきりの人よりも介護が必要な状況とも言えるのです。
 果たして今検討されている方向での改定でもいいのでしょうか?予定では、12月に法案提出、来年の国会での成立が検討されているのです。私たちは、老後の介護が必要になるかもしれないと40歳以上の国民全員が介護保険に加入したはずです。それなのに、いざ必要な状況になってから、負担を個人や市町村に押しつけて介護保険が利用できないのでは、介護保険の信頼性が損なわれるような気がします。(土)


※番外編…日本でも「ポケモンGO」配信

2016年07月22日 | 日記

 社会現象にもなっている話題のスマホゲームが今日(7/22)から配信されたようです。人々はなぜこのゲームに夢中になるのでしょう?専門家によると、現実の世界とインターネットの世界を融合させたところが新しいとのこと。「収集すること」「交換すること」「育成すること」「対戦すること」の4つの活動要素にもリアルさがあるようです。これは我々世代が、かつてメンコなどで収集したり対戦したりした要素に近い感覚みたいです。しかも、現実の世界を歩き回ってこのように活動することから、つまりは現実の世界が冒険の場所に変わっていくので多くの人を惹きつけるようです。だから、事故を起こすなどの危険も伴っているとのこと。日本政府がこのゲームについて異例の注意喚起しました。ビックリ!?
 このようなテクノロジーの進歩は驚くばかりです。仮想世界が現実の世界に入り込んできているみたいです。だから、我々のような世代では「ちょうと怖いようで、もうついて行けない?」というのが本当のところ・・・かも? 今後の世界は一体どのように変わって行くのでしょう。(土)


富退教組織について

2016年07月21日 | 日記

 昨日(7/20)の役員幹事会において、次回の富退教だよりの紙面割りについて話し合っていた時のことです。富退教という組織の存在意義をどのように捉えるか?とういうような話題になりました。個人的には親睦がメインだろう思っていたのですが、それでは退職厚生会などと何ら変わらないので、もっと社会保障の改善に資する運動などを前面に出してはどうか?など、そして、そのような紙面作りも・・・。という具合です。このような意見も確かに理解出来ますし、私たちの老後を安定させるためにも一定程度の取り組みが必要だと思っています。日退教では、そのような取り組みに力を入れており退公連も同様です。しかしながら、私たち富退教に出来ることも限られているのが現状。また、あれもこれもと盛り沢山に出来るはずもなし、悩ましいところです。
 組織というのは、継続していく段階で常にその時々の在り方を考えながら活動していく必要があるようです。その意味でも、会員の皆さんから富退教に寄せる思いなどを伺い、話し合いながら各種の活動を行っていきたいと思います。どうぞご意見をお寄せ下さい。(土)