正直・公正・謙虚で丁寧な政治・・・

　自民党の総裁選に立つという石破茂氏の掲げるキャッチフレーズが「正直・公正・謙虚で丁寧な政治を行う」ということらしい・・・。もちろん、安倍首相のこれまでの政治姿勢に対する批判的なメッセージでもあります。私たち富退教には関わりの無い自民党総裁選ですが、森・加計問題をはじめとする安倍首相の一連の不誠実な政治姿勢には、国民の間に強い不信感が生まれていることは疑いようがありません。このことを考えると、如何に自民党内のこととは言え、国民の負託にこたえる総裁を選んでほしいものだと思います。

　それにしても、安倍首相が自民党議員の７割の支持を取り付けているということには、「自民党は大丈夫かな？」などと、要らぬ心配にもなります。先日に亡くなった沖縄県知事の翁長氏は、自身が自民党沖縄県連の元幹事長まで務めながら「自民党は変わってしまった」と批判していたことからも、自民党の変質ぶりが判るというものでしょう・・・。自民党総裁を選ぶということは首相選びでもあります。国民の負託にこたえられる人を、よく考えて選んでほしいものです。（土）