今日(9/30)の北日本新聞1面トップの記事にありました。南砺市が来年度から学級担任制を見直すとのこと。「働き方改革」の効果も視野に入れているというから、なかなか大胆な試みです。さすがに県教委指導主事や富大助教授他を務められた松本謙一教育長の成せる技!?でしょうか。
個人的な体験ですが、かつて魚津市の小学校で主要教科以外での教科担任の形式を経験したことがあります。それなりにメリットもありましたが、教員定数そのものが中学校のように教科数に応じた配置ではないので、持ち時間数の削減を図ることが出来なかったと記憶しています。ただ、教材研究の範囲を絞り込むことが出来たのが一番のメリットだったでしょうか。
新聞記事からは運用の詳細を読み取れませんが、複数学級(複式学級他)での合同授業も実施のようです。懸念されるのは合同で行うための打ち合わせもかなり負担になるのではないかと思います。それでも、現在のようにいろいろと困難を極める教育現場において一石を投じるような試みは大事かもしれません!?本当に働き方改革にも繋がるようなら歓迎したいものです。少々関心があるのは指導要録等の担任欄をどのように処理するのか?知りたいものです。保護者等への表向き(便宜上)の担任を設定するのでしようか・・・? 北日本新聞社には今後の取材も期待したいものです。(土)