tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

会員の声・・・Web編

2019年11月30日 | 日記

 今日(11/30)の北日本新聞23面の「声の交差点」に、我々富退教仲間の諏訪正さんの投稿「夢実現へはばたけ」が載っていました。本人からお知らせいただいたので読んだ次第。(日頃は目を通さない欄なのですが・・・。)

 我々の機関誌「富退教だより」には「会員の声」として皆さんからの寄稿欄を掲載していますが、北日本新聞投稿欄のように会員の皆さんから気軽に投稿していただくと有り難いなと思います。

「富退教だより」は元より会員の小さな交流の場として存在しているものですから、今後には、事務局へ「会員の声」として皆さんから気軽にお寄せいただきたいのです。お待ちしていますのでよろしくお願いします。

 今日の諏訪さんの投稿記事を、私たち「会員の声 Web編」として下に転載しておきます。諏訪さんが勤務していた学校時代の思い出の一部も綴られていて、私たちのような元教師仲間としては共感を呼ぶ内容ではないでしょうか・・・。

 今(今夜21:40過ぎ)、NHKスペシャル「ぼくの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」を見ながら、このブログを綴っていました。私も学級担任の頃、宿題として「自学ノート」をたくさん出して子供たちの内容に目を通すのが楽しみでもありました。しかし、番組の人物 梅田明日佳くんのような凄い子どもは見たことがありません!まさに、個性豊かで今後に求められる学力に繋がるのではないだろうか?とも思いました。梅田くんが貯め込んだ「自学ノート」の二十数冊が彼の人生を今後も育んでいくようです。(「素晴らしい!」の一言!)

 個人的には、宿題として子供たちにたくさん課してきた「日記」にとても楽しい思い出がたくさんあります。とりわけ記憶に残っているのは、文学少女の子が「赤毛のアン」などから引用して日記に繰り出してきた詩的な文章に精一杯の心を込めて赤ペンを入れたこと! それが何とも懐かしいのです。教師冥利に尽きます。楽しい教師人生でした!(土)


慎重な議論を ~変形労働時間制の導入~

2019年11月29日 | 日記

 今日(11/29)の北日本新聞「天地人」の内容からの見出しです。現在、国会では「教員の勤務時間管理に変形労働時間制」を取り入れることが審議されています。しかし、変形労働時間制では過酷な勤務状況の改善につながらないことは明らかで、年度当初や年度末には、あっという間に過労死ラインといわれる80時間/1ヶ月を超えてしまうはずです。それどころか、軽く100時間程にも届くものと思います。

 先日、滑川市での「過労死の男性中学教諭」をめぐる裁判が動き出したばかり。今回の変形労働時間制が、過労死問題を解消するような教師の働き方改革につながるか?と考えると否定的にならざるを得ないでしょう。今日の「天地人」は、このことを取り上げて学校現場(教師)に共感的なコラムでした。

 北日本新聞の紙面はメディアに望まれている「政権監視」の色合いも強く、堂々と「政権批判」を繰り広げていることに個人的に好感をもっています。(どこかの大新聞とは大違いです。) 

 北日本新聞は、優れた地方紙だと思います。(土)

 


「臭いものにふた」なのか ~桜を見る会審議拒否~

2019年11月28日 | 日記

 これは、今日(11/28)の北日本新聞社説の見出しから引用しました。同紙3面には「桜を見る会」の問題を特集したかのように関連記事が1面に広がっています。~野党 菅氏の責任追及~、新疑惑続々 攻防激化~首相招待枠・招待者の名簿破棄~ など、疑惑を問題視する小見出しがたくさん踊っています。まさに大きな問題だと思います!!

 今日のHABテレビ「モーニングショー」の「そもそも総研」のコーナーでも、この問題を特集していて、安倍総理の後援会主催の「立食パーティー※桜を見る会の前夜祭」が法に触れる可能性が大きいことを分析的に訴えていました。(公職選挙法に触れる可能性が大きいだろうと思いました。)

 このことについて識者二人が解説していましたが、中でも、郷原信郎弁護士(元東京地検特捜部)氏が、疑い濃厚なことを示唆しながらも検察が捜査に動かない(立件しない)可能性があると言っていたことが印象に残りました。氏が言うには「安倍一強の下で検察も政権に忖度している」とのこと! これまでも「モリ・カケ問題」他の数々の問題にもことごとくまともに操作してこなかった!つまり、検察が政権に完全に飼い慣らされているからだと言い切っていました。(日本の政治もここまで墜ちたか!?と情けなくなります。)

 「そもそも総研」のコメンテーター役の玉川徹氏が、自民党支持者等には「国会ではもっと重要なことを議論すべきで、今回のようなことは大した問題ではない」と言うような人もいるが果たしてそれでよいのだろうか?と、問題提起おこなっていました。(同感!です。)

 郷原弁護士も「そんなことはない!(重要なことだ!)」との答弁!! 今日の北日本新聞社説も、~(与党が「桜を見る会」の集中審議開催には後ろ向きなので)国権の最高機関である国会の権威を保ち、日本の民主主義を守るためにも、与党は国会審議から逃げるべきではない。~と訴えていました。国民の多くもスッキリさせてほしいと思っているはずです。これまでの数々の疑惑において、ただただモヤモヤ感が募り、それが国民の政治不信につながっているのですから・・・。(土)


2019年度 第3回役員幹事会

2019年11月27日 | 日記

 今日(11/27)、本年度第3回役員幹事会を開催しました。秋の親睦旅行の反省など、これまでの活動状況等の確認を行い、今後の活動の方向性などについて話し合いました。同時に、会費未納の方があるので納入して頂けるよう個々へのお願いもしなければならないと確認しました。

 今日、「富退教だよりNo.156」の発送作業も行いましたが、併せて会費未納の方には「振り込み用紙」も同封して、会費の納入を再度促しています。(未納の方は、よろしくお願いします。)


残業「月110~155時間」 ~教諭過労死 賠償請求~

2019年11月26日 | 日記

 今日(11/26)の北日本新聞に載っていました。昨日のテレビのニュースでも報じていましたが、いよいよ裁判が動き出しました。

 裁判の行方に注目していきたいと思っていますが、遺族が訴えている「安全配慮怠った」という主張で市教委と県教委に責任を問えるかというと、個人的には少し疑問に感じています。直接には校長・教頭の管理職が現場を任されていたわけで、しかも、全国的に或いは全県的に同様の職場の勤務実態であることを考慮すると過労死まで予測できたかどうか?疑問でしょう。

 この裁判で遺族の主張が仮に通れば画期的で、職場環境の改善が一気に進む起爆剤のようになるかもしれません。その意味では、遺族が裁判に勝利することに期待?したいものです。(土)