昨日(1/30)の北日本新聞社説からです。アベノミクスの援護射撃として日銀が果たしてきた「異次元の金融緩和策」に対する批判的な社説です。当初より出口戦略を描かず突っ走ってきたことに対して、議論もろくろく行われず10年間も続けてきたことは、まさに~功罪総括が欠かせない~と言うべきです。
しかも、日銀は国債を無制限に買い入れ長期金利が上昇しないように操作してきました。今や、国債の発行残高に占める日銀の保有率は50%を超えるまでになり、政府の借金依存を助長しているとの批判もあるようです。長期国債は超低金利なので日銀以外に買い手がつかない事態とのこと。
我々国民としては、国の借金体質に対しての将来不安まで背負わされているようです。大河ドラマの台詞を借りて・・・「どうするニッポン!?」なのです。(土)