今夜(7/31)の「NHKとやまスペシャル」では見出しのように、県内の教員がコロナ禍によって過重な業務に追い込まれている様子を伝えていました。
番組では富山市の速星中学校を6月から継続して取材してきたとのことで、大変詳しく様子を捉えていました。2年担任の室太一教諭をとくに追いかけて、過酷なまでの過重な業務について詳細を伝えており、番組内容には好感が持てました。とりわけ、新型コロナによって負担の増した業務内容がよくわかり一般県民にも疲弊する教員の姿が理解されるでしょう。
今日の昼のニュースでも、県教組が組合員にアンケート調査をした内容について報道していました。コロナによって業務の負担がいろいろと増しているようです。
番組はさらに教員の長時間労働の問題を取り上げ、長時間労働のデータで深刻さを伝えていました。そして、教員業務見直しの重要性を訴え、そのための一例として朝日町の取り組みなどを紹介していました。教員の働き方改革の重要性を訴える好ましい番組だと感じたので、この番組を通じて過酷な学校現場の状況について広く県民に理解されることを期待したいと思います。(土)