tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

※番外編・・・対中競争 勝利へ決意~バイデン米大統領施政方針~

2021年04月30日 | 日記

 今日(4/30)の北日本新聞では昨日の米大統領施政方針の関連記事として、沢山の頁を割いて報じていました。見出しは同紙の2頁記事のもの。驚いたのは、2頁にわたる全面にバイデン大統領の施政方針演説全文を文字を小さくしての英和対訳が詰め込んで載せてあったことです。(さすがに北日本新聞!?)読売新聞では1頁のみの紙面に抄訳として簡略化しての報じ方でした。

 北日本新聞のように全文が載っていても詳しく読み込む人は少ないと思いますが、テレビのニュースや読売新聞のように抄訳で報じられても演説の善し悪しはあまり確認出来ないでしょう!?ある意味、北日本新聞の報じ方は評価出来ます。

 バイデン大統領の演説については概ね評価も高いようです。実績でも新型コロナ対策や経済対策が高く評価されているようです。個人的には演説の後半部分に、専制主義に対する民主主義の尊重を強調した部分が気に入っています。~専制主義者が未来を勝ち取ることはない。勝つのはわれわれ、米国だ。(※北日本新聞全文より)~と、民主主義の優位性を強調していました。

 世界を見渡すと、中国をはじめ多数の国に専制主義的な芽が感じられます。日本にも、右翼と呼ばれる人をはじめ一定程度に強権的に政治を進める方が効率良いとする考え方もあるようですし、何かと民主主義の危機ではないかと感じることが多くなりました。日本の未来を、そして世界の未来をどのように進めていくのか問われている昨今なのだと思います。(土)

 


「原則40年」骨抜き ~福井原発再稼働~

2021年04月29日 | 日記

 今日(4/29)の北日本新聞2面と1面に載っていた記事からです。福井県の杉本県知事が美浜原発と高浜原発の再稼働に、いよいよ同意したと報じています。5月中にも再稼働する可能性があるということです。

 しかし、これまでも再三疑問視されているように、運転開始から40年を超えた原発が本当に安全なのか・・・?誰も「安全」と断言できないのではないでしょうか!?

 同紙2面の記事では、老朽原発の〝延命〟に対する懸念も訴えています。40年原発では機器の劣化に加え「設計の古さ」も課題になるとのこと。事故時の責任は「一義的には国と事業者(関西電力)が果たす」としているようですが、事故が起きてからでは遅いのです。福島県の様子を見ていると、どうしても心配になります。(土)


任期中 未達成認める ~日銀総裁 緩和から10年~

2021年04月28日 | 日記

 今日(4/28)の北日本新聞4面に載っていた見出しのような記事に注目しました。

 当時、黒田バズーカと呼ばれた異次元の金融緩和が始まって8年が経ちましたが、一向に物価目標の2%が達成されないのです。それなのに、ずっと強気で金融緩和を続行してこられました。お陰で株価の異常な高騰!?・・・金持ちはますます金持ちになり、日々の生活さえ困るような人にとっては全くの別世界が出現しました。「相対的貧困率」や「子どもの貧困率」は高くなるばかりです。そこに、今回のコロナ禍の追い打ちです!!「格差拡大」と一言では片付けられないほど世の中の矛盾が吹き出してきたように思います。

 日銀総裁の黒田氏の任期はあと2年とのこと。任期満了後の続投は無さそうですが、気になるのは、これだけ異次元の金融緩和を続けてきて出口戦略について全くの見通しが無いことです。出口戦略について、黒田氏は「今は議論する時点ではない」とのこと。このまま退任されるとは全く無責任と思いますが・・・。(土)※読売新聞9面の記事も参考に添付してみました。


民意厳しく受け止めよ ~衆参3選挙 自民全敗~

2021年04月27日 | 日記

 今日(4/27)の北日本新聞社説の見出しからの引用です。

 社説は、今回の結果を~菅首相の就任から7カ月余りの政権運営への総合評価と言えよう。~と冒頭から述べて、~「政治とカネ」を巡る問題にけじめをつけられず、新型コロナウィルス対策でも有効な手だてを講じていない。民意を厳しく受け止めてもらいてい。~と評しています。

 特に「政治とカネ」を巡る問題について後ろ向きな菅政権の姿勢を社説は指摘していて個人的に共感しました。そして、個人的にも菅首相の長男による総務相幹部への接待問題は菅首相自身にとって特に関係の深い問題として、うやむやにせず根本を明らかにしてほしいと思っていたところです。社説は、この問題について説明責任を果たすべきだと指摘しています。さらに、社説が~投票率は北海道と長野が過去最低、広島は過去2番目の低さだった。政治全体に対する不信の表れだろう。~と指摘するように、まさに国民に政治不信を植え付け、政治に期待が寄せられずに国民をシラケさせた安倍政権と菅政権の罪は大きいと言わざるを得ません。民主政治の危機的状況だと感じています。(土)

 


衆院選へ自公危機感 ~政権運営に打撃必至~

2021年04月26日 | 日記

 今日(4/26)の北日本新聞には昨日に行われた国政選挙の関連記事が載っていました。菅政権発足後、初の国政選挙でしたから今年中に行われる衆院選挙を占う意味もありました。

 同紙の3面には、見出しに「衆院選へ自公危機感 ~政権運営に打撃必至~」のような記事で自公にとって厳しい見方を報じています。個人的には当然の結果と受け止めています。とりわけ、広島の参院再選挙の結果には満足!?自民党における「政治とカネ」を巡る疑惑の多さに辟易していたので、それでも自民党推薦者が当選することになったら腹立たしく思うことになったでしょう。今回の結果で、ちょっとばかり安堵感のような気持ちも湧きます。私ごときが心配することでもありませんが・・・。(土)