今夜(3/31)のNHKスペシャルでは、「イチロー最後の闘い」という見出しで放送されました。黙々と自らを鍛錬するイチローの姿をNHKカメラが撮り溜めてきたものもあり、併せて引退した現在の姿も見せてくれて興味深いものでした。そして、改めてイチローの凄さが解りました。孤独の中で苦悩するイチローの姿もたくさん映し出されていましたが、彼の生き様は、まさに野球における「哲学者」のようでした。
先日(3/28)、NHKマイあさラジオ「社会の見方・私の視点」で、「イチローが登場した意味とその哲学※生島淳(スポーツジャーナリスト);4/25までNHKオンライン配信あり」を聴いていましたが、大リーグに与えた衝撃というか、野球観を変えさせたイチローの活躍は、野球だけでなく社会のいろんな方面に影響を与えたことが解ります。生島氏はイチローの発した「特別なことをするために普通のことを積み重ねることが大事なのだ。」という言葉を取り上げて、「ルーティンの積み重ね・大切さ」を伝えてくれました。対して、聞き手のアナウンサーは「重い言葉」ですねと応えていましたが、次代の子供たちにも伝えていきたいものだと思いました。(土)