tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

平和への努力

2018年04月30日 | 日記

 この見出しのテーマは、昨日のTV「サンデーモーニング」の中のコーナー「風をよむ」で取り上げていました。毎年憲法記念日が近づくと、この種の番組がいくつか見られます。今年は71回目の憲法記念日を迎えるとか・・・。 

 昨年来、安倍首相が提案した憲法9条の1項2項を残して自衛隊を明記するという案から「改憲」の動きが加速しつつありました。しかし、番組では南米の小国「コスタリカ」に学びたいという趣旨で構成されていました。

 ドキュメンタリー映画「コスタリカの奇跡」という映画が先日、東京で上映されたとのこと。内容は、コスタリカが憲法に「常設の軍隊を持たない」ことを明記して、苦難を受けながらも平和への努力を続けている姿勢を記録したもののようです。かつて、コスタリカは1980年代に、多額の経済援助を受けているアメリカから再軍備を求められるも、これを拒否して軍隊を持たないことを貫いたようです。そして、昨年の国連で決議した条約「核兵器禁止条約」のモデル案を提出するなど条約案を最初に提案し、現在も世界の先頭を切って平和への努力をしている国のようです。日本も見習いたいものです。(土)


介護の問題について知りたいこと・・・

2018年04月29日 | 日記

 富退教の定期総会時の研修内容に「介護の制度」について学ぶことを予定しました。講師を予定している方に、次のような文面で講演内容を依頼してみました。(土)

 

                                介護の問題について知りたいこと
                                                                                     富退教
※基本的には、介護の仕方などの技術的なことではなく、制度的(仕組みのような)ことを知りたいと思います。我々のような高齢層にとっては、介護者を抱える立場になることも自身が介護を受ける立場になることもあり、前もって知っておきたいということを列挙してみました。
※講演の内容・演題については講師の方に一任しますので、以下の事項について2~3点触れていただければ結構です。

 

                                             記
1 近年、医療機関では介護病棟を廃止して、医療療養病棟への転換が進められているとの こと。なぜか? 介護の必要な人を受け入れてくれる病院や施設が少なくなっていないか?

 

2 介護が必要な人を受け入れてくれる施設にはどのようなものがあるか?「特養ホーム」 はよく聞くが…?その他にはどのような施設があるか? また、介護問題が発生した時の 相談機関はどこか?複数あるなら、いろいろと教えてほしい。
  さらに、特養ホームにもいろんなタイプがあると聞く。(他床型orユニット型個室など…)
 そこで受けられる一般的な介護(サービス)の内容を知りたい。

 

3 介護保険制度のこともあまり理解していないので教えて欲しい。要支援1~要介護5ま で、それぞれどのような(どの程度の)サービスを受けられるのか?

 

4 自宅介護の方向性が推奨されているようだが、死の直前まで(看取り)の体制として、 家庭への支援策はどのようになっているのか?例えば、点滴等が必要なときにも援助して もらえるような仕組みがあるのだろうか?

 

5 介護認定3以上でないと特養ホームに入れないと聞く、介護認定1・2でも、お金次第 で入れてもらえる施設はあるのだろうか? また、特養ホームに申請(認定3以上で)し ても単純に申し込み順ではない(ポイント制?)とも聞く、どのような点が考慮されて入 所が認可されるのだろうか?
 ※近年、老々介護(or認々介護)等で、介護者が倒れてしまう問題なども聞こえてくる。 県内でも問題化していないか?(我々もそのような状況に陥る可能性が大きいので心配…。)

 

6 特養ホームに介護認定3以上で入れても、費用の面で違いがあると聞いた。家庭の経済 力で支払額が違うことは理解できるが、本人に貯金1,000万円以上があると支払額が跳ね上 がるとのこと。 万一に備えて貯金1,000万円程度をもっている人は比較的多いのではない か? 事前にこのようなことを知っていると、予め節約の対策を採る人もいるだろう…。
    このように、特養ホームに入れてもらための事前の予備知識があるとよいと思われるこ とを知っておきたい。(事前に考慮しておくことを教えてほしい。)
    時折、介護認定を受けるための診断当日に当人が張り切ってしまい、予想より認定が軽 くなってしまうということもあるように聞く。何か対策はないか?

 

7 何より介護予防対策が必要と思うが、健康管理も含めて特に心掛けておくべきことがあ れば教えてほしい。(健康寿命を伸ばすための講座もあると聞くが…。)
                                                                                           以上

 


やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる・・・

2018年04月28日 | 日記

 これは、今日(4/28)が第2回放送だったドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」というタイトルそのものです。毎週土曜午後8時15分から全6回の放送予定です。まだ2回目でしたが、今日は面白かった!?・・・というより、中学校の過酷な労働環境が描かれていて世間に見て欲しかったシーンが多かったという点が好ましく感じたからでしょうか・・・。

 スクールロイヤーとして、弁護士がある中学校を守るために学校に入り、そこで様々な難題に取り組むという設定です。今日は、中学校が過労死ラインを超える勤務実態であるということを知らしめる内容でもありました。まさにブラック職場とも言える状況・・・。このような番組を一般の人たちに見ていただき学校職場を理解してほしいものだと思います。(土)


自民9条改憲案~自衛隊は変わらないのか~

2018年04月27日 | 日記

 このテーマで昨日(4/26)のテレビ朝日モーニングショー「そもそも総研」で論じていました。登場した憲法学者の木村草太氏は、自民党の改憲案の本質は、「集団的自衛権の行使を憲法上認めること」と、言います。そして、できるだけ自衛隊の任務を曖昧にしておくことで「専守防衛型の自衛隊だな」思わせておくやり方のようです。例によって自民党の姑息なやり方のように思えます。番組を見て、これでは集団的自衛権の危険性を拭いきれないと感じました。

 同日(4/26)の北日本新聞1面には、「改憲4項目『否定』多数~憲法世論調査~安倍政権下61%反対」との記事が出ていました。4項目とは、「9条」「教育」「合区」「緊急事態条項」のこと。共同通信社の調査でしたが、概ね世論を反映しているものと思います。安倍政権での改憲には国民の多くが警戒しているように思います。61%が反対で、賛成は38%だったとのこと。このような結果には何となくほっとします。(土)


「不都合な真実」公開を~PKO武器携行命令~

2018年04月26日 | 日記

 これは今日(4/26)の北日本新聞社説の見出しです。先の防衛省海外派遣の日報からPKOの実情が明らかになったことについての論述でした。社説では、~そもそも派遣は適切だったのか。政府は「不都合な真実」から目を背けず、事実に基づいて検証するべきだ。~として展開しています。 

 そして、結びでは ~政府は都合が悪い情報も含め、国会や国民に事実を公開するべきだ。そうしなければ、シビリアンコントロールは成り立たず、今後のPKOに国民の理解は得られまい。~と結んでいます。

 自衛隊は昔のような軍隊とは違うかもしれませんが、いざという時に暴走気味になる自衛隊員もいるかもしれません。先日も、自衛隊員が民進党の小西参院議員に暴言を吐いたことがニュースになっていました。やはり過激な考え方をする者も一部にいるでしょうから、シビリアンコントロールを担保するようなしっかりした仕組みがないかぎり、集団的自衛権等(安保法案)での武力行使の範囲を広げてはいけないと思います。(土)