富退教の定期総会時の研修内容に「介護の制度」について学ぶことを予定しました。講師を予定している方に、次のような文面で講演内容を依頼してみました。(土)
介護の問題について知りたいこと
富退教
※基本的には、介護の仕方などの技術的なことではなく、制度的(仕組みのような)ことを知りたいと思います。我々のような高齢層にとっては、介護者を抱える立場になることも自身が介護を受ける立場になることもあり、前もって知っておきたいということを列挙してみました。
※講演の内容・演題については講師の方に一任しますので、以下の事項について2~3点触れていただければ結構です。
記
1 近年、医療機関では介護病棟を廃止して、医療療養病棟への転換が進められているとの こと。なぜか? 介護の必要な人を受け入れてくれる病院や施設が少なくなっていないか?
2 介護が必要な人を受け入れてくれる施設にはどのようなものがあるか?「特養ホーム」 はよく聞くが…?その他にはどのような施設があるか? また、介護問題が発生した時の 相談機関はどこか?複数あるなら、いろいろと教えてほしい。
さらに、特養ホームにもいろんなタイプがあると聞く。(他床型orユニット型個室など…)
そこで受けられる一般的な介護(サービス)の内容を知りたい。
3 介護保険制度のこともあまり理解していないので教えて欲しい。要支援1~要介護5ま で、それぞれどのような(どの程度の)サービスを受けられるのか?
4 自宅介護の方向性が推奨されているようだが、死の直前まで(看取り)の体制として、 家庭への支援策はどのようになっているのか?例えば、点滴等が必要なときにも援助して もらえるような仕組みがあるのだろうか?
5 介護認定3以上でないと特養ホームに入れないと聞く、介護認定1・2でも、お金次第 で入れてもらえる施設はあるのだろうか? また、特養ホームに申請(認定3以上で)し ても単純に申し込み順ではない(ポイント制?)とも聞く、どのような点が考慮されて入 所が認可されるのだろうか?
※近年、老々介護(or認々介護)等で、介護者が倒れてしまう問題なども聞こえてくる。 県内でも問題化していないか?(我々もそのような状況に陥る可能性が大きいので心配…。)
6 特養ホームに介護認定3以上で入れても、費用の面で違いがあると聞いた。家庭の経済 力で支払額が違うことは理解できるが、本人に貯金1,000万円以上があると支払額が跳ね上 がるとのこと。 万一に備えて貯金1,000万円程度をもっている人は比較的多いのではない か? 事前にこのようなことを知っていると、予め節約の対策を採る人もいるだろう…。
このように、特養ホームに入れてもらための事前の予備知識があるとよいと思われるこ とを知っておきたい。(事前に考慮しておくことを教えてほしい。)
時折、介護認定を受けるための診断当日に当人が張り切ってしまい、予想より認定が軽 くなってしまうということもあるように聞く。何か対策はないか?
7 何より介護予防対策が必要と思うが、健康管理も含めて特に心掛けておくべきことがあ れば教えてほしい。(健康寿命を伸ばすための講座もあると聞くが…。)
以上