にゃんこな日々

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【落語】第15回京の噺家桂米二でございます@繁昌亭

2013年08月22日 | 落語会
第15回京の噺家桂米二でございます@繁昌亭
-演目-
桂優々さん「商売根問」
桂米二さん「青菜」
桂米二さん「二十四孝」
 仲入り
桂雀三郎さん「ちしゃ医者」
桂米二さん「皿屋敷」

「商売根問」は、これで二度目か三度目か・・・。楽して儲けようとする男の噺なんですが、果たしてこれは楽してるんだろうか?(笑)。天窓から腕出して梅の木の真似をする・・・しかも半日以上。そして川でお尻出してカッパの出現を待つ、これも長時間。この忍耐力をもってすればもっとマトモな仕事が出来そうな気がする。

とにかく押入れのシーンが好きな「青菜」。米二さんで聴くのは初めてなので楽しみにしていた。米二さん版のおからは腐りかけではないのね。
続いて羽織を変えただけで再登場の米二さん。「二十四孝」ってタイトルで私は文楽で「本朝二十四孝」というのがあるから、それがらみの噺なのかと思ってたんですが、全く関係なくWikiによれば「中国において後世の範として、孝行が特に優れた人物24人を取り上げた書物」だって。で、これ元は江戸落語だそうです。そして上方落語では数少ない親孝行の噺だそうです。しかし最初「ミンミン」がわからなかった。あ、違う王将や・・・で「ああ!」とやっと合点(笑)。この噺初めて聴いたはずなんだけど、オチだけなぜか知っていた。

「ちしゃ医者」も初めて聴きました。「ちしゃ」ってレタスのことだそうです。しかしこれは、あまりきれいな噺ではないですよね(笑)。肥担桶と一緒に駕籠に乗せられるお医者さん災難です。最後におばあさんを足蹴にしたくなる気持ちもわからないではない。そういえば「くっしゃみ講釈」でも顔になすりつけられてましたよね。○んち(笑)。落語って案外こういうの好きなんですね。

トリは米二さんの「皿屋敷」。米二さんの「皿屋敷」は確かこれが二回目だと思うんだけど、なぜか「皿屋敷」はよく聴いてるなぁ。やはり夏は幽霊・・・と言っても落語の幽霊モノは怖くない。いや、上方落語の幽霊モノは怖くないというべきか。上方落語の幽霊モノでも怖いのってあるのかな?米二さんがマジで怖い幽霊モノやったら、面白いだろうな。でも私怖がりだからそんなの聴いたら夜中にトイレ行けなくなるから聴きにいけないけど(笑)。

-2013.8.21 天満天神繁昌亭-


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2 Comments

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Unknown (いかなご次郎)
2013-08-25 09:59:00
たしかにその手のネタ多いですね。禁酒番所では一升徳利に満杯になるだけ入れるし。
あとその手のでは「勘定板」というのがもっともひどいです。あれにはできれば当たりたくありません。
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それは嫌。 (とめ)
2013-08-25 10:37:21
「勘定板」は、リアルで聴いたことないですが、内容は知ってます。確か愛川晶さんの本に出てきてましたよね?
聴きたいと思う話ではないですよね。
エロはいいけどグロはいけません。
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