にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『新しき世界』

2014年02月16日 | MOVIE
『新しき世界』NEW WORLD(2013年/韓国)
監督:パク・フンジョン。
出演:イ・ジョンジェ。チェ・ミンシク。ファン・ジョンミン。

韓国最大の犯罪組織ゴールド・ムーン。そのゴールド・ムーンの会長が突然の事故死を遂げる。動き出す後継者争い。その後継者争いを利用してこの組織の壊滅を図ろうとするソウル警察課長のカンは、かねてよりゴールド・ムーンに潜入させ、今では後継者候補とされる幹部チョン・チョンの右腕となっているジャソンに新たな指令を出すが、自らの正体がバレたら?という恐怖といつしか出来上がっていたチョン・チョンとの間の情と絆にジャソンは苦悩していた。

潜入捜査官?ということで『インファナル・アフェア』を真っ先に思い浮かべたんだけど、全然違いましたね。もうとにかくかっこいい。激シブです。少し影を持ち、冷静に物事を判断するジャソンもかっこいいですが、一見おちゃらけでおバカ風なチョン・チョンが無茶苦茶かっこいい!まさか最初の登場のしかたを見ていると、まさかここまでかっこいい男だとは思いもよりませんよ。いい意味での表と裏の顔ですね。机の引き出しにおまえへのプレゼントが入っている・・・。泣けます。もちろんオヤジ好きを満足させるチェ・ミンシクも期待を裏切ることなくかっこいいです。いつも咥えていたタバコがラスト、キャンディに変わっているシーンも多くを語らずともそれだけでいろいろとわかってしまうかっこいいシーンです。なんでもハリウッドリメイクが決まっているそうなんですが、さてこれアメリカでやってカッコよくなるかなぁ?禁酒法時代くらいまで遡らないとこの映画のザラついた質感は出ないような気がする。
かっこいい男が見たければこの作品見なさいって言いたくなるくらいにかっこいい男がいっぱいの映画でした。

-2014.2.7 シネリーブル梅田-

【落語】動楽亭昼席(2014.2.15)

2014年02月15日 | 落語会
動楽亭昼席(2014.2.15)
-演目-
桂優々さん「延陽伯」
桂雀太さん「時うどん」
桂三弥さん「寝床」
桂春之輔さん「まめだ」
 中入
桂わかばさん「うなぎ屋」
桂ざこばさん「しじみ売り」

今日は全くここへ出かける予定ではなかった。昼まで仕事でなんとなくラーメンが食べたいと思い立ちラーメン屋へ寄ってさて帰ろうか・・・と歩いていると向こうから知った顔が歩いてくる。いつもの落語友達。この時点で彼がどこへ行こうとしているのかがわかるんだからすごい(笑)。ということでそのままご一緒することに。

優々さんの「延陽伯」は初めてなんだけど、「延陽伯」自体は何度か聴いている。だけど今回のように大きなぬか袋というのは初めてだ。その場面があったせいか、最後まで行かずに終了。

もしかしたら酔っ払いが出てこない噺は初めてかもしれない雀太さんのネタは「時うどん」あ、二人の登場シーンは酒飲んだ帰りだから酔っ払いか(笑)。

初めましての三弥さん。髪の毛の後ろがはねていたのが、寝ぐせなのかわざとなのか?微妙にそれが気になってしまった。新開地寄席のフライヤーの原稿で「寝床」を担当、先日脱稿したところだったのでここで「寝床」が出てなんだかうれしかったのですが・・・。小学生くらいの子供がいてその子が「二階ばっかり」と声を出したんですが、それだけなら子供のことだからとスルー出来そうなものの、それに乗じたおっさんが「次は三階か?」とか突っ込んでそのあとも一言二言。前の人が頭にきたのか後ろ振り向いて「静かにして下さい」と・・・。もう散々でしたね。あれはかわいそうだ。

続いて春之輔さん。初めましてです。なんだか貫禄の登場ですね。三弥さんにはかわいそうですが、ここで後ろが静かになってくれててよかったですよ。もしかしたらふざけられないようにと泣ける噺「まめだ」だったのかもしれませんが。

中入後はわかばさん。「おまえ何してんねん」「立ってんねん」「立ってんのはわかってるがな立って何してんねん」「立って立ってんねん」という冒頭。これ他の噺でも聴いたことあるような・・・。入るときのパターンっていくつかの噺で共通して使われているんですね。で、これは「うなぎ屋」。この「うなぎ屋」って噺、以前誰だったか忘れちゃったんですが、それが滅法面白くって、どうもそれが忘れられなくてノリがイマイチだとどうも楽しめきれません。

トリはざこばさん。羽織を脱ぐタイミングが無茶苦茶早い。そして淡々と話しだすマクラ・・・。お孫さんの話で面白いっちゃあ面白いんですが、またこのまま落語しないで終わりなんてことないですよね?と嫌な予感がよぎる。ところが・・・。「しじみ売り」!?へぇ、ざこばさんがこれやるんだ。とワクワクして聴いていたんですが「ん?」なんか微妙。すると終わってすぐざこばさんが、これ今日で二回目で、間がちょっと抜けたとか。で、明日もこれするからまた来てくださいとのことでした。そっかネタおろししたところだったんだ。ある意味ラッキーだったかもしれません。

【落語】第35回桂米二音太小屋寄席

2014年02月09日 | 落語会
第35回桂米二音太小屋寄席(2014.2.9)
-演目-
桂あおばさん「みかん屋」
桂米二さん「天狗裁き」
桂あさ吉さん「かぜうどん」
桂米二さん「出歯吉」

普通なら余裕で間に合うはずだった。何気に乗った環状線。着いた駅が芦原橋。「あ、違う!」となぜか降りてしまった。遠回りになると思っちゃったんだね。そのまま乗っとけば余裕だったんだよ。そもそも内回りのホームに降りたつもりで電車乗ってたもんだから、芦原橋でパニくったんだな。内回りのホームに行き携帯の乗換案内を見ると・・・え?外回りの方が早い。再び外回りのホームに戻るがなぜか次の電車まで10分以上ある。う~・・・。一人ヤキモキしながら電車を待ち天満に着くとダッシュ!ドアを開けると出囃子が!階段をあがり受付に到着したときにはもうフラフラでございました。マクラが切れただけでなんとか間に合った。

開口一番はあおばさん。動楽亭で高座準備を担当されたいたときに、いつも男前だよなぁと思って見ていたのですが、年季が開けたそうなんですが、なんで髪切ったんだろう?イメージチェンジ?私は前の方がいい・・・なんてことはともかく、いきなりこなれましたねぇ。これからが楽しみです。

米二さんの「天狗裁き」を聴くのはたぶん二回目。最初に聴いた人のが悪かったのかあまり好きではない噺だったんですが、米二さんで聴くと面白いんですよねぇ。次々に夢の話を聞きたがる人たちの聞きたがり方がなんともかわいいからでしょうか?初めて聴いた人のでは「夢見てないって言ってるんだからいいだろう!」って文句付けたくなっちゃったんですよねぇ(笑)。米二さんの「天狗裁き」は好きだ。

桂あさ吉さん。初めましてなんですよね。これで吉朝一門で聴いたことがないのは吉弥さんだけになりました。故談志師匠の話から「かぜうどん」こんなにつながらないマクラも珍しい。そしてオチも「いきますよ」と宣言される。真面目におちゃらけてやってるって感じか?(笑)。不思議な人です。

トリは二回目の「出歯吉」。師匠についていたときに教えてもらったネタは覚えているけど、そのあと自分で覚えたものは忘れているとか・・・。このネタも再度掘り起こしのネタらしいんですが、ここでふと思った。延々話し続けられるとして、さあ今から出来る限りのネタやってと言われて何席話すことが出来るんだろう?稼働させているネタが50あったとして50席は出来るんだろうか?今度聞いてみよう。
「三枚起請」「辻占茶屋」と似ているからあまりかからない噺なんだそうですが、私はこれ好きですよ。前回聴いたときより今日の方が面白く感じた。

【映画】『大脱出』

2014年02月08日 | MOVIE
『大脱出』Escape Plan(2013/米)
監督:ミカエル・ハフストローム。
出演:シルベスター・スタローン。アーノルド・シュワルツェネッガー。ジム・カヴィーゼル。サム・ニール。

各地の刑務所に入りこみ脱獄することで、その刑務所の警備の弱点を指摘するセキュリティコンサルタントのブレスリンは、CIAからの依頼で通称「墓場」と呼ばれる極秘刑務所を調べることになり、予定通り収監されるが、それは彼を陥れる罠だった。仕事としてではなく自らの命を守るために脱獄しなければならなくなった彼に囚人の一人ロットマイヤーが近づいてくる。

四の五の言わずに面白い!とにかくスタローンとシュワルツェネッガーのガチンコ勝負。それだけでもう十分じゃないですか。という作品でした。メインはスタローンなんですが、なんともおいしいところをシュワルツェネッガーが持って行ってますね。二人の役は見事にマッチしてます。そして刑務所のドクター。どっかで見たことあるんだけどなぁ、誰だったっけ?なかなかかっこいいよな。と思って見ていてエンドロールで名前を見てびっくり!サム・ニール!昔より今の方がかっこいい!私は好きだ。
スタローンファン、シュワルツェネッガーファンには楽しめること請け合いの作品でした。ショットガンを手にしたシュワルツェネッガーにはうれしい悲鳴をあげそうでしたよ。

-2014.1.13 TOHOシネマズ泉北-