にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『チャンドラムキ踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』

2006年10月31日 | MOVIE
『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』Chandramkhi(2005年/印・タミル語)
監督:P・バース
出演:ラジニカーント。プラブ。ジョーティカー。ナヤンターラー。

精神科医のサラヴァナンは、親友センディルの結婚式のためにアメリカから駆けつけた。美しい妻との結婚。そして大きな道路工事の仕事も落札し、いいこと尽くめのセンディルは仕事上都合のいい場所ということである大きな館の購入まで決めていた。ところがその館は50年以上空き家となっており、しかもその館の2階には150年前横暴な王により、恋人と引き裂かれた挙句、目の前で恋人を惨殺され、自らも焼死させられたチャンドラムキという踊り子の霊が封印されているという。2階には近づかないように・・・そう厳命されて暮らし始めたセンディルと妻ガンガ。本家の人々。そしてサラヴァナン。ところが封印されていた2階の部屋をガンガが開けてしまう。やがて次々と起こる奇怪な現象。調査に乗り出すサラヴァナン=スーパースター ラジニカーント!

いやぁ~、冒頭から一体これはどうなるのか?とすごく不安でした。(^^;)
派手は派手なんですけどねぇ、CG使いまくりで、今までの体張った感じのあったアクションシーンが、見事に台無し。あぁ~・・・そうだよねぇ。いくら我らがラジニとは言え、アクションシーンはちときつい年齢だよねぇ~。とふと寂しくなる。ま、そんなことは映画の出来さえよければグダグダ言う必要ないんで・・・と気を取り直して映画に集中するが・・・。なんなんですか?このドタドタ感は?
えっと・・・センディルの工事の邪魔したライバル会社はラジニにコテンパンにやられてあれだけで終わりですかい?ふ~ん・・・ま、ラジニを派手に登場させるためのものなのね。ま、いっか。で、本来ならば本家の長女と結婚しないといけないのに恋愛で別の女性と結婚してしまったセンディルに、なんで本家のあなたたちそんなにあっさりしてるの?。おまけにそれ以前にもセンディルの父が許婚と違う人と結婚したからと、30年から確執があるとか言いながら、なんか和気あいあいじゃないかい?私の気のせいかい?それでもなんだか意味深に一癖も二癖もありそうに行動する本家の姉に、ふむふむ・・・こいつが何か企んでるんだな。っておい!なんなんだよ!何かもうちょっと、ちゃんと企めよ!ミスディレクションを狙ってのキャラっていうのはわかるけど、意味深にカメラ映すだけじゃなんにもなんないじゃない!でもってなんでそんな中途半端に姉ちゃんにくっついてる妙な男がラジニ襲うんだよ!これが一番訳わかんなかったじゃないか!
面白いんだかなんなんだかわかんないままに映画の後半まできちゃったじゃないか!それなのに!なんでいきなり後半で面白くなるんだよ!コミカルなラジニも嫌いじゃないけど、後半のラジニ無茶苦茶かっこいいじゃないか!なんなんだよ!チャンドラムキをやっつけるために王に扮するラジニが激シブ!惚れ惚れしちゃったじゃないかよ!もう無理なアクションシーンなんていらない!激シブラジニで決めちゃってくれぇい!!結局私はこの映画楽しんじゃったんじゃないかぁ!!

ってことで結論。私はインド映画好きですよ。で、映画の良し悪しで言えばきっとヒンドゥー映画の方がいいでしょう。あっちの方が絶対にまとまってます。でもね、出来のいいヒンドゥー映画観るよりも、私はラジニ映画をきっと観るんだろうなと、この作品観てつくづく思いました。(^^;)

-2006.10.30 動物園前シネフェスタ-

【映画】『緋牡丹博徒 鉄火場列伝』

2006年10月30日 | MOVIE
『緋牡丹博徒 鉄火場列伝』(1969年/東映)
監督:山下耕作。
出演:藤純子。鶴田浩二。丹波哲郎。若山富三郎。待田京介。

徳島まで出所する子分清吉を向えに行ったお竜は、病院すら紹介してもらえないまま重病の清吉を出迎えることになる。不案内な土地で重病の清吉を抱え途方にくれるお竜は、元はやくざだが今は藍の小作人と旦那衆の仲立ちをする江口に助けられるが、看病空しく清吉は息を引き取る。その頃小作料を巡り地主である旦那衆たちと小作人たちとの交渉が決裂し小作料争議が起こり、阿波踊りの期間に開かれる旦那衆を招いての賭場が一家の重要な資金源となる徳政組の三代目武井は二代目だった江口に小作料争議を収めるように頼むが、江口はこれを無職の人間が口を挟むことではないと断る。そのことにより、徳政組の乗っ取りを企む観音寺組と鳴戸川組が次々とあくどい仕打ちへと出る。

この作品は出番は少ないけど丹波さんがかっこいいと聞き、これは観なければ!ってことでレンタル。確かにかっこいい。登場シーンには思わずのけぞってしまった。舞台は明治の中頃、みんな着流し・・・という中お一人だけ白のスリーピースで参上するんだからズルいです(笑)。おまけに白い中折れ帽子。ダンディすぎますぜ丹波先生。メインでかっこいいのは鶴田浩二さんのはずなんですが、格好からして目立っているし、最後の最後においしいとこ持っていっちゃっうし。この作品は丹波先生ファン必見ですぞ。
まぁ、でもこの作品丹波先生がかっこいいだけじゃなくって、鶴田浩二さんも渋くてかっこいいですし、出てきただけで場面が和む熊虎親分の若山さんなんですが、殴りこみならぬ座り込みで観音寺組の組長たたっ斬るシーンはかっこいいです。お竜さんのデレデレなシーンとドス振りまわるシーンの差が見事だ。「緋牡丹お竜」が強いのは熊虎親分と兄弟分だからかもしれない。
余談ですが、この作品で天津敏さん見ていて、北野たけしさんに似てるってことに気付いた(笑)。

-2006.10.28 レンタル-


サイン本

2006年10月29日 | Weblog
なんと1週間で3冊になったサイン本。
とりあえず写真アップしてみる。
ミーハーな私はすごくうれしい。グフフ・・・。
ちなみにこういうのを「みせびらかす」とも言う(笑)。

「新宿鮫VS京極堂」サイン会

2006年10月29日 | Weblog
本日は日頃くじ運の悪い私が運良く当たったサイン会。
読書中かばんに入れて持ち歩いていたおかげですっかり肩凝りがひどくなってしまった『邪魅の雫』とこれまた新刊本だから重い『新宿鮫9 狼花』を手提げ袋に入れて、家を後にする。
天王寺の駅に着くと何やら人垣が出来ているので何事か?と野次馬根性でのぞきにいったら、この格好でじーっと撮影モデルしてらっしゃる「赤頭巾にゃん」発見(笑)。『ズームイン朝』からも出演依頼があったとか、「目があいたくらいからしつけしてるから、こうしてじっとして言うこと聞くんだ」と飼い主のおじさんはおっしゃっておりましたが、イマイチおじさんの目的は不明(笑)。とにかくかわいかったので写真撮影だけはさせていただいて、いざ目的地へ。

大極宮のサイトではサイン会のBGMは「メタル」若しくは「ロック」なんてネタが出ていたのでちょっぴり期待(ロック好きではないんですけどね。)していたんですが、無難に朗読会のCD?が流されておりました。
初めて生で拝見するお二人。京極さんはテレビや雑誌でよく拝見していたので、その雰囲気そのままだったので、驚きも何もなかったのですが、大沢さんの好感度抜群の雰囲気には驚きました(笑)。
ミニトークの前にまずサイン会ということで一人づつ順番にサインをいただいていくことになったんですが、さすがに200人は多いですよねぇ。私だったら絶対途中で嫌気さしてるだろうな・・・と思いながら順番を待つ。サイン会の順番を待ちながらも大沢さんへの好感度はどんどんアップしていく。なんたって、一人づつちゃんと書いているメッセージ読んでそれにコメントして、しっかり握手して明るく微笑んで・・・で、また声も素敵なんだわ・・・。ハードボイルド作家がこんなに愛想がよくて明るくっていいのだろうか?(笑)。で、私の順番が来て京極さんはあっさりサインいただいただけだったんですけど(後から、『魍魎の匣』の映画化の話を聞き及びましたが、あの匣はぜひとも京極さんがデザインして下さいね!と言えばよかったと後悔してます。)、大沢さんは「今「新宿鮫」から読み始めてます」というようなメッセージを書いていたので、それに対して「今読んでくれているんだ、ありがとう」というお言葉をいただき、私の名前が奥様と同じだということで、名前見ただけで萎縮するんだなどという冗談まで交えて明るく対応してくださいました。この好感度でこのままシリーズ読破いっちゃいそうです(笑)。あ・・・いや、決して京極さんが好感度悪かったってことじゃないですからね。ただ、大沢さんが良すぎた・・・と(^^;)。
さすがに200人ものサイン会ですっかり時間がとられてしまい、その後は本当にミニ!っていうトークショー。サイン会中、大沢さんはこの中のほとんどが京極ファンで自分のファンはほんの一部だけだと拗ねたようなことおっしゃってたのですが、トークショーになると、一番売れてるのは宮部さんで・・・と二人とも拗ねる結果に(笑)。京極さんが、二人とも宮部さんのように人を癒すようなものは書けないとおっしゃると大沢さんもそれに納得。でも会場に法医学教室で働いていらっしゃる方がいて、二人の描く殺人の描写はリアルだと褒められたと喜んでいたのですが、すかさず京極さんは「それうれしいですか?」だって。大沢さんはしっかり調べて書いているんだからそれを褒められるのはうれしいっておっしゃってましたけどね。
ちなみに京極さんはいつもは本のタイトルとご自分のサインを入れられて、その本のタイトルに「御祓い済」の印を押してらっしゃるそうなんですが、今回はそれぞれの名前を入れてご自分のサインなんで、さすがにみんなの名前の方に「御祓い済」の印を押すわけにもいかず自分の名前の方に押したので、これで大沢さんのファンの方が増えるかも・・・なんておっしゃってました。しかし京極さんは達筆でいらっしゃる。私も最近習字を習っているのですが、筆で自分の名前書くのって嫌なんですよねぇ。字面が全体に長い感じの名前なんで、どうも体裁が取りにくい。それなのにあっさりときれいに書かれて・・・うらやましい。精進しようっと。
あ・・・そうそう、このトークショーで初めて知ったんですが、昔の映画のシーンなんかですっかり小説家ってのはそういうものだ・・・と思ってた手書きで原稿を書くっていうのは時代の流れで大沢さんの年代・・・大沢さんが最後らしいです。つまり今では手書きで原稿を書く作家は面倒だと(笑)。売れてるうちはいいけど売れないと面倒だから仕事がこなくなるかもってことで、そうなったら宮部さんがタイピングしてくれるらしいんですが、それはそれで時間給の高いタイピストだなって。でも案外作家の名前よりタイピング宮部みゆきって大きく入れたら本がいつも以上に売れるかも・・・なんて冗談もあり、本日はあっと言う間の2時間でした。もっとトーク聞きたかったな。

『暴圧 -関東大震災と軍部-』

2006年10月27日 | MOVIE
『暴圧 -関東大震災と軍部-』(1960年/新東宝)
監督:小森白。
出演:天知茂。北沢典子。細川俊夫。沼田曜一。

大正12年9且1日、東京を大地震が襲った。多くの被災者が出る中、この混乱に乗じて朝鮮人がテロを起こしているというデマが流れ、罪のない朝鮮人たちが次々に襲われていた。この騒ぎを利用して軍部は社会主義者を一掃しようと企み、多くの朝鮮人たちと一緒に社会主義者たちも捕縛し、女子供の区別なく容赦なく殺害、遂には左翼の巨頭大杉栄も妻子と共に理由なく捕縛され、甘粕大尉によって殺害される。大杉を師と仰いでいた古川は数人の同志と共に軍部打倒を誓い、テロに走っていく・・・。
しかし・・・新東宝ってホント不思議な会社ですよね。エログロ路線かと思えば、こんな社会派・・・っぽい作品もある。でもまぁ、「っぽい」ってのがミソなんですけどね(笑)。実在の人物、そして事件。セミ・ドキュメントと言ってしまえばそれまでという社会派!と銘打つには主義主張が見えないという妙な作品でした。(^^;) なんたって、テロに走ったあげく罪のない人殺しちゃって、それでも主義のために!とひたすら走っていくのはいいんですが、とことん失敗しちゃう。で、捕まったあげくに「こんな不合理が許されていいのか!我々は民衆のために戦ったんだ!」とかなんとか護送車に押し込まれながら絶叫するんだけど・・・ねぇ。実話なのはわかる。実話なのはわかるんだけど、もうちょっと練れよ・・・と。しかし、この作品でもやたらと悩みまくる主人公古川役の天知さん。『地獄』のように踏んだり蹴ったりであります。祟られたり、悩みまくる役ってのが新東宝での天知茂の正しい使い方だったのでしょうか?(笑)
あ・・・それでも冒頭の関東大震災のシーンはなかなかに見応えのあるものとなってました。やるじゃん新東宝と言ったところでしょうか。

-2006.10.26 ビデオ-

『太陽』

2006年10月23日 | MOVIE
『太陽』-The Sun-(2005/露)
監督:アレクサンドル・ソクーロフ。
出演:イッセー尾形。ロバート・ドーソン。佐野史郎。桃井かおり。

1945年8月。地下防空壕で起居する昭和天皇。戦況は日々悪化の一途を辿っているのに、本当のことが天皇には報告されない御前会議。戦争など天皇には関係ないですよとばかりに淡々と消化される毎日のスケジュール。街が焼き尽くされる夢にうなされる天皇。やがて戦争は終結し、マッカーサーとの対面により、「現人神」であった天皇が「人間」へと変わる。

イッセー尾形さん演じる昭和天皇は確かに似ている。でもあの飄々とした仕草や訥々とした話し方はかなりなお年だからだとばかり思っていたのですが・・・(^^;)。若い時からあの雰囲気だったのかな?
話題作なんでこれはぜひとも観なければ!と勢い勇んで観に行ったのですが、始まってすぐに睡魔が・・・(^^;)。淡々としすぎてたせいでしょうか?
でも、マッカーサーとの会見のあたりから、昭和天皇の動きがより人間に近くなったせいか、活発になりやっと睡魔から開放されました。でもこの作品いいんだか悪いんだか・・・(^^;)。時折これはもしかして新手のコメディなのか?という不謹慎なこと思っちゃいましたよ。だって昭和天皇と年老いた侍従の動きって、どうみてもコントだよ。チョコレートを巡るやりとりに、「一人にしてくれ!」と言う天皇をしつこく部屋の隅からのぞく侍従。物語の流れにメリハリをつけるためのものだとは思うですが・・・ねぇ。なんでもいいけど「チョコレートおしまい!」ってのがインパクト強すぎて思いっきりそこだけ残っちゃいましたよ(笑)。
天皇の戦争責任云々はともかく・・・どうにもこの映画の昭和天皇はいい人過ぎましたね。いい人か悪い人かっていう点では悪い人ではないと思うんですよ。でもねぇ、やはりこの人は「昭和の怪物」だと思うわけですよ。だからその怪物っぽさ(妖怪っぽさはあったのですが)が少しスパイスとして欲しかったなって思いました。

-2006.10.23 MOVIX堺-

『書く女』

2006年10月22日 | STAGE
物語は樋口夏子が小説家を志し、半井桃水に師事するところからはじまる。
私の抱いていた樋口一葉像は文学の才能を持ちながらも、極貧の中、病に倒れ24歳という若さで早逝してしまった「薄幸の佳人」だったんですよね。私の好きなマンガ『坊ちゃんの時代』の中にも森鴎外が回顧する樋口一葉が登場するのですが、清楚で薄幸なイメージなんですよ。
ところが半井桃水に師事を乞う舞台の樋口一葉は早口に、ガチガチの敬語でまくし立てる。この登場シーンに私は呆然としてしまった。そして舞台で動き出す樋口一葉。私の中の樋口一葉像は脆くもガラガラと音を立てて崩れていった。貧乏は貧乏だ。だけど全然薄幸じゃない。なんなんだ?すごくたくましいじゃないか!?そして劇中で語られる一葉の作品に込められた一葉の思いに、「書く女」の素晴らしさを感じた。劇中の樋口一葉に、現実の樋口一葉に、そして現代の「書く女」この作品の作家である永井愛さんに。
昨年観た『歌わせたい男たち』があまりにも面白く、永井愛さんの脚本、演出ならこれは間違いないだろうと、二兎社を追いかけることにしたのですが、そう決めたことに間違いはなかったです。3時間15分と長い作品だったのですが、全くその長さは感じられず、お尻が痛いとさえ思いませんでした。
で・・・寺島しのぶさん。地味だとか、美人じゃないとか、華がないとか好きなこと言って、映画でお見かけしている範囲だけであまり好きな女優さんではないというイメージを持っていた私がバカでした。ここに平に深謝致します。寺島しのぶさんすごいです。こんなにも魅力的な人だとは思いませんでした。観客を舞台に惹きつける妙なオーラを感じてしまった。この長い舞台をググッと引っ張ってるんですよねぇ。カーテンコールではすごくチャーミングが感じがしましたし。『赤目四十八滝』観てみようかな?<とかなりいい加減な奴です。ハイ。(^^;)
いつもは開演前にパンフレットを買っているのですが、今回は開演時間ギリギリだったので、終演後パンフレットを買いに行くとなんとそこに永井さんが!本を購入するとサインがいただけるってことだったので、どれにしようか迷いながらも『見よ、飛行機の高く飛べるを』を購入してしっかりサインいただいて帰りました。『ら抜きの殺意』でもよかったのですが、どうしても明治という時代に惹かれてしまうんですよねぇ。

『のだめカンタービレ』

2006年10月20日 | BOOK
以前から、ちょくちょくこのタイトルを聞き、気にはなりつつも手を出していなかったんですが、とりあえずドラマがはじまったので、とりあえず見てみた。上野樹里さん好きだし・・・。
なんかマンガチックな描写は好きじゃないんだけど、どぎつくならない程度に抑えていたし物語も面白かったし・・・と好感触。『フラガール』には出ていなくてよかったよかったと思っていた竹中さんの登場に「ココにくるか~!!」と思わずのけぞってしまいましたが・・・(^^;)。ま、ああいうの竹中さんにしか出来ないかもしれませんねぇ。
で、ドラマを見てからすごく原作が読みたくなって、本日とうとう購入してしまいまいした。
ちょっと躊躇した大人買いでとりあえず10巻まで。明日にはあと6巻買っちゃうんですけどね。(^^;) ダメなんですよねぇ。マンガは。読みやすいもんだから止められない。大人買いの一気読み・・・バカです。言われる前に言っておきます。
でも、面白い!いいですわコレ。クラシックはあまり詳しくないので、出てくる曲名だけではどんな曲だかわからないのが残念です。その曲知ってたら読みながら頭の中でその曲流れるんでしょうねぇ。
作品中に出てくる曲のCDと抱き合わせでコミック売っても売れるかも。
そうそう、今日この本買ったときレジで店員さんが「あ・・・コレいりますか?」と指さしたのは『のだめカンタービレ』の販促用のディスプレイ。「え?・・・いや、いいです」「お聞きした方がいいかなと思いまして」「あ・・・はぁ・・・(^^;)」
一気買いしたもんだから、大ファンだと思ったのでしょうか?あ・・・もしかして娘が大ファンで買ってきてと言われたから、娘さんのために欲しいって言うかも・・・って思われたのかな。まぁ、そう思われたとしても仕方ないかなぁ・・・。


「当たった~、当たった~」

2006年10月16日 | Weblog
ってあんたは『勝負犬』の常吉かよ・・・という突っ込みはわかる人少ないだろうなぁ~・・・(^^;)
なんてことはともかく・・・にゃはは・・・いやぁ、もう頬がゆるみっぱなしですよ。うれしいなぁ~。
結構くじ運悪いから無理じゃないかと思ってたんですよ。しかも確立は5割だったようですし。でもなんだかこれで今年の運使い果たしちゃったような気がしないでもない。あ・・・でも反対にこれで勢いついてくじ運がよくなるかもしれないな。
って一体何が当たったんだ?って話ですよね。
グフフ・・・実は、大沢在昌『狼花 新宿鮫IX』、京極夏彦『邪魅の雫』同時刊行記念ということで、「大沢在昌・京極夏彦 合同サイン会&ミニトークショー」が催されるんですよ。で、最近は気付いたら何でも応募してやれってことでいろいろと応募しているのですが、なんと今回これ当たりました。
開催されるのが日曜日なんで本来だったら仕事で応募すら断念しなきゃいけないんだけど、なんと29日。毎月最終の日曜日は休みなんで、こんなチャンスは滅多とないぞってことで応募。そして本日ポストあけたら、これの入場券代わりの葉書が届いてました。
ところがこの企画、この2冊の本を持っていかないといけないんですよね。もちろん京極さんの『邪魅の雫』は購入して、本日読了したんですが、大沢さんの作品って実は一冊も読んだことがない。(^^;) 大沢オフィス『大極宮』を毎週のぞいておきながら、大沢さんだけを省いてたんですよ。いやぁ、なんかねぇこうハードボイルドものってイメージが強くって、どうもそういうのって趣味じゃないんですよねぇ。なんて失礼なことを思っていたのですが、本日うまい具合に『邪魅の雫』したんで、早速明日『狼花 新宿鮫IX』買ってきて読み始めたいと思います。
しかし、『邪魅の雫』読了で、重い荷物から開放されて少しは肩の痛いのがマシになると思っていたのに、またしばらく『狼花 新宿鮫IX』で重たい思いしないといけないんですよねぇ・・・。

観月祭

2006年10月06日 | Weblog
本日、布忍神社さんで行われた観月祭に行ってきました。なんだかもう毎年の楽しみになってるんですけどね。
神社の境内で、生の演奏が聴ける。なかなか体験できることじゃないですよ。
今年は「のこぎり音楽」のサキタハヂメさんの演奏だったんですが、のこぎりの奏でる音というのは幻想的で魅惑的なんですよねぇ。そしてこのサキタさん、さすがに関西人ということでトークは面白いし、若くてお茶目でなかなか素敵なアーティストでした。のこぎり音楽と言えば関西人が必ず思い浮かべるのは横山ホットブラザースの「おまえはアホか」(笑)。ってことでちゃんとコレもやってくれましたし、面白く楽しい一時間でした。
残念ながら天気が悪く、月は出ないし、途中雨がぱらつくという生憎のお天気だったのですが、演奏の素敵さに神様もちょっと手助けしてくれたのか、少しは濡れちゃいましたけど、どうにもならないようなことにもならずに済んでよかったです。もひとつ残念なのは、車で出かけたためにお神酒が飲めなかったこと(笑)。去年悔しい思いしたから今年は歩くか自転車で出かけるつもりだったんですが、用事があったために仕方なく今年も車・・・。来年こそはお神酒飲むぞ!(笑)。
で、観月祭なのに月を見ることなく帰ってきて車を降りると・・・

なんとか雲の隙間から月を眺めることが出来ました。