にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【舞台】『レ・ミゼラブル』

2013年09月24日 | STAGE
『レ・ミゼラブル』LES MISERABLES
原作:ヴィクトル・ユゴー
演出:ローレンス・コナー。ジェームズ・パウエル。
-キャスト-
ジャン・バルジャン=吉原光夫。ジャベール=川口竜也。マリウス=山崎育三郎。コゼット=青山郁代。
テナルディエ=KENTARO。マダム・テナルディエ=谷口ゆうな。エボニーヌ=昆夏美。ファンテーヌ=和音美桜。
アンジョルラス=野島直人。ガブローシュ=加藤清史郎。

あらすじは割愛。
映画版を観たのが初めてのレミゼ体験(笑)。映画であれだけ感動したんだから、これはぜひとも生で!とチケット取りましたよ。場所はフェスティバルホール。むかーし誰かのコンサートで何回か行ったことあったはずなんですが、全く座席がどんなのだったのか覚えてない。(^-^; ネットで調べるとキャパは2700で旧も今も同じでした。舞台は少し広くなってるし、もちろん作りもおしゃれできれいになってるんですが、やっぱりか!と驚いたのがトイレの数(笑)。いや、これってねぇ大事ですよ。トイレの数が少ないと、休憩時間内に終わらない。今回は最初からトイレの位置を確認して、休憩入ったらすぐに行ったんですけど、長蛇の列にならない。トイレの数が多いから回転がいいんですよ。旧は女子トイレ46に対し新は125。125はすごいと思うな。

設備の話はさておき。舞台です。すみませんガブローシュの加藤清史郎くんしか知りません。(^-^; なんたって子供店長でメディアの露出度はミュージカルの俳優さんたちに比べるとダントツですからね。2011年のレミゼが初舞台なんだそうですが、実は一人だけ名前知ってるのになぜこの子?って思っちゃってたんですよね。ところが・・・案外歌うまいんですよ。ま、歌えなきゃこれに出ることないでしょうが、でも上手かった。今後が楽しみです。
しかし、いつのまにか日本のミュージカル俳優さんの歌のレベルすごくあがってますよね。ただ残念なことに元の楽曲が英語の歌詞の乗っていたものというせいもあるのでしょうか、日本語の歌詞だと聞き取りにくい箇所があるんですよね。これは英語、日本語関係なく普通のセリフより歌の方が聞き取りにくいというのもあるのかな? あと、ごめんなさいエボニーヌの「オン・マイ・オウン」ちょっときつかった。声張すぎって感じ。まぁ、私ずっと本田美奈子さんのアルバムの「オン・マイ・オウン」聴いてるからこの歌への思い入れがあるから余計に辛口になっちゃうんですけどね。あぁ・・・「ミス・サイゴン」観たときも思ったんですが、これ観てもやはり本田美奈子さんの舞台観たかった!って思っちゃいますね。
それにしてもミュージカル「レ・ミゼラブル」レミゼ・・・すごいですわ。やはり各国で何度も舞台でかけられるミュージカル作品はどれもすごい!ってことですよね。

-2013.9.18 フェスティバルホール-

【落語】第72回 新開地寄席

2013年09月17日 | 落語会
第72回新開地寄席(2013.9.15 新開地まちづくりスクエア)
-演目-
桂雀太さん「上燗屋」
笑福亭たまさん「火焔太鼓」
桂出丸さん「一文笛」
桂雀三郎さん「口入屋」

なんと台風接近の日に落語会です。すでにチケットを持っている人が七十・・・何人だっけ?75人くらいか、で、電話予約だけの人が二十数名とのことで、もしかしたら電話予約でチケット持ってない人は来ないかも・・・なんて思ってたんですが、いやいや、ホントにこの寄席は素晴らしい。108名の入りだったそうです。でも新開地ファンのサイトでは122名ってなってました。あれ?当日108名って聞いたんだけどな。(^-^; ま、どちらにしても100人超えです。台風きてるのに(笑)。

開口一番は雀太さん。酔っ払いのマクラ。壁に手をついてストレッチしている人のところにやってきた酔っ払いが「兄ちゃん、押しても動かへんで」こういうバカな話大好きです。ウケました。酔っ払いのマクラということは酔っ払いの噺ということで「上燗屋」。「上燗屋」という屋号の店にやってきた酔っ払いが無茶する噺です。まめにおからに、散々タダ食いされた店主が、「これはなんや?」と酔っ払いが指差した赤唐辛子に「タダです。」という店主のどことなくうれしげなところが最高です。そういえばうどん屋で唐辛子をアホほどふっちゃう酔っ払いもいましたねぇ。落語に出てくる酔っ払いには唐辛子が付き物なのかもしれません。

新開地寄席初出演という笑福亭たまさん。え?「火焔太鼓」するんですか?と思ってたら、スタッフ仲間が、かなり内容が変わってるらしいと言ってたのですが、変わってないんですね。ただ面白いところだけにしたショートカットバージョンだそうです。どうりでマクラが長かったはずです(笑)。でもこのショートカットバージョンありですね。でもこれがまかり通ると映画「しゃべれどもしゃべれども」の主人公が必死になる「火焔太鼓」の意味がなくなる(笑)。

桂出丸さんの落語を聴くのは確かこれで3回目が4回目。ただ過去のネタはすべて酔っ払いが出てくるネタばかりで、酔っ払いの出丸さんしか知らなかったんですよね。ところが今回は米朝師匠作の「一文笛」。これシブい噺なんですよね。ただ、どうも前二席が明るく面白い噺だったせいか、イマイチ会場の雰囲気を変えるのに苦労なさってたようです。なんせこれ大笑いするネタじゃないですからねぇ。最初はちょっととまどってる感が客席にあったんですが、中盤以降はみなさんしっかり聞き入ってました。

トリの雀三郎さんは「口入屋」。仕事の声がかかるまで口入屋でわいわい女子衆さんたちが待ってるという図は面白い。まるで女郎屋さん?(^-^; この噺何度も聴いてて、ターザンみたいにぶら下がるというのは調べてなんとなくわかったんですが、やはり一番肝心の膳棚をかかげてしまう・・・というのがどうもピンとこないんですよね。ここはやはり大阪くらしの今昔館に行かなきゃわかんないでしょうねぇ。ということで近いうちに行こうと決めた台風前の落語会でした。

【落語】第53回 桂米二不定期落語会

2013年09月09日 | 落語会
第53回 桂米二不定期落語会
-演目-
桂團治郎さん「七度狐」
桂米二さん「宿替え」
桂すずめさん「厩火事」
桂米二さん「崇徳院」

上方落語会で一二を争う・・・背の高さだそうです(笑)。以前よりもマクラがこなれてきているような気がしました。それにしても米團治さんの御弟子さんってみなさんお上手ですよね。教え方がお上手なんでしょうか?名選手、名監督ならず・・・とかって言いますが・・・あ・・・。えっと・・・。「七度狐」ってシリーズの一つなんですね!そっかぁ!へー、面白かった!

すごく久しぶりにかけるとおっしゃる「宿替え」。この噺は何度か聴いたことあるんですが、米二さんでは初めて。でもこの噺でずーっと不思議だったのが、なぜ敷居に紐がかかる?ってこと。畳とっちゃうと敷居の下って隙間あるんですね。実は知りませんでした。いやー、やっぱ落語ってためになる(笑)。

初めて落語を聴かせていただくすずめさん。今ドラマでやってる「夫婦善哉」を以前六代目文枝さんとこのドラマをやったことがあるとのお話で出てきた宝塚映画というのが気になった。宝塚映画って「小早川家の秋」とかだよね・・・とググッたら。宝塚映画が経営不振で解散、その後そのまま宝塚映像としてドラマの撮影とかしてたんですね。でも調べてびっくり宝塚映画って結構たくさんの作品作ってたんですねぇ。って落語と関係ない話ですが(^-^;。
女性の落語を聴くといつも思うのですが、女性が演じる女性って色っぽくないんですよね(笑)。なぜか男性の演じる女性の方が色っぽい。不思議なものです。

「崇徳院」も米二さんで聴くのは初めてじゃないかな?ツルツルの無毛状態になる熊さんが憐れです(笑)。でも、そのおかげで褒美がいっぱいもらえるからいいのか。高津神社は以前仕事でチラッと行ったことがあるだけで、ゆっくり行ったことがないので、一度出かけてみたいですね。落語にはよく登場しますからねぇ。

この会でも果物の抽選会があったのですが、なかなか当たらないものですね。ま、以前お菓子の抽選で当たったことがあるので、いつかは当たるでしょう。←負け惜しみとも言う(笑)。

-2013.9.6 大融寺本坊-