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【落語】米二・染二 二人会Vol.3~米朝トリビュート~

2015年11月16日 | 落語会
米二・染二 二人会Vol.3~米朝トリビュート~
-演目-
オープニングトーク
林家染二さん「貧乏神」
桂 米二さん「始末の極意」
林家染二さん「一文笛」
 仲入り
桂 米二さん「除夜の雪」

まずはオープニングトークから。ここは写真OKということで、撮影させていただいたのですが、こんなに柔和な笑みを湛えてらっしゃる米二さんというのも珍しい(笑)。次回からカメラ持って行こうかしら。


染二さんのお楽しみは「貧乏神」。BL落語です←違! 染二さんの貧乏神好きなんですよねぇ。「ビンちゃん」健気です。
米二さんのお楽しみは「始末の極意」。以前、誰だったけ?文三さん?だったけかな?忘れた・・・。ま、とにかく以前ある会である人が米朝師匠のホールでの会に出掛けて後ろの方の席だったので、この噺のオチが全くわからなかったということをおっしゃってたんですが、確かにわかりませんよねぇ。ラジオでも無理だ(笑)。

染二さんの米朝トリビュートは「一文笛」。この噺いいですよねぇ。男前(ルックスだけではないですよ)の米朝師匠が作られたというのが至極納得出来る作品ですね。私は以前から言ってますが、このお噺男前の雰囲気を醸し出せる人にしか似合わない噺だと思ってるんですよ。染二さんももちろんかっこよかったですが、この噺に限りは私文之助さんが一番好きなんですよねぇ。あ、この噺の時マクラで左ギッチョの話をされたので、以前新開地寄席で「三年目」をかけられた時も死んだら髪を落とすという話をマクラでされてたことを思い出して、ちゃんとオチがわかりやすいように丁寧に前フリされるんだと、染二さんの落語に優しさを感じました。

米二さんの落語はこれまでに68個?本?・・・なんて数えるがわかんないんですが、これまで68のネタを聴いてるんですよね。でもこれが何回というのは控えてなかったので、控えておけばよかったなと思ってるんですが、この「除夜の雪」は結構聴いてますね。今年はこの噺が一本目でしたしね。でも何回聴いてもいいお噺です。悲しいお噺なんですが、「あ、除夜の鐘がなり出しましたな」という所から、若い二人の坊さんが除夜の鐘をつくために走っていく情景が浮かび、ふわりと暖かいものに包まれるような感覚がするんですよねぇ。今年の初め、この噺聴いて外出たら雪だったんですよね。この日は雨でした。


-2015.11.14 天満天神繁昌亭-


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