福樂の底力Vol.20(2013.10.25 動楽亭)
-演目-
林家染八さん「道具屋」
桂福楽さん「源平盛衰記」
林家小染さん「親子酒」
対談 小染さん福樂さん
中入
桂福楽さん「死神」
『落語心中』を読んでからずっと生で『死神』が聴きたくって仕方なかった。でもこの噺は江戸落語なんで関西でかかるのはめったにないらしいのですが、前日の24日友人が『死神』かかるよとメールをくれた。そしてありがたいことに25日は13時半で仕事が終わる。ところが・・・台風。仕事終わってから一応「今日やりますか?」との確認の電話をして、今のところはやる予定ですとのことで、一度家に帰るのも面倒なので、天王寺で献血をして時間をつぶす(笑)。そして時間が来たので動楽亭へ。
どうやら動楽亭が初めての人が何人かいらっしゃったようで、その方々は一様に「この椅子寝るで」とおっしゃってる(笑)。私の後ろに来られた方達もそんなことおっしゃってて、そして・・・微妙に酒臭い感じが・・・。失礼だとは思ったんですが、座席を移動する。だって折角の『死神』万難を排して聴きたいですからねぇ。
開口一番の染八さん。なんと20日の須磨名谷亭と同じ演目『道具屋』でマクラも同じデイリースポーツ。さすがに1週間のうちに二回同じなのだと楽しめないですね。(^-^;
『源平盛衰記』って初めて聴くんで、一体どんな噺なのか?講釈っぽいのかな?って思ってたら、なんなんですかコレ(笑)。地ばなしってやつだそうで、まぁ、「平家物語」を下敷きにした漫談って感じ?『死神』以上に関西ではかからない噺のようです。ということは貴重な体験したってことだな(笑)。
続く小染さん。たぶん初めてなんですよね。マクラはお酒の話。そしてそのマクラが長いから落語しないのかと思っちゃったよ。で、いきなり酔っ払いになって『親子酒』。屋台のうどん屋での唐辛子のシーンがいいわ。私ここ大好きなんですよね。
そして続いて対談なんですが、お題は「お酒について」。福樂さんは禁酒なさってるそうですが、小染さんは毎日飲まれてるとか。落語家さんってお酒好きの人多いようですね。福樂さん曰く以前スマップの草ナギ君が酔っぱらってという事件があったけど、あんなので報道されてたら関西の落語家は一体何人捕まってるかっておっしゃってました。
中入後はいよいよトリの『死神』。マクラで福樂さんが枝雀師匠が落語は緊張と緩和と言ってましたが、この噺は緊張ばっかりで、ラストもすっきりしなくって、しかもわかりにくい。だから終わったら「おしまい」って言いますからね。とおっしゃりネタへ。いいなぁ福樂さん。ちゃんと笑わせるとこも作ってて、最後はちゃんと「おしまい」って(笑)。自分で火を消しちゃうというオチじゃなかったので、確かに「おしまい」いりますね(笑)。
念願かなった生の『死神』満足です。
-演目-
林家染八さん「道具屋」
桂福楽さん「源平盛衰記」
林家小染さん「親子酒」
対談 小染さん福樂さん
中入
桂福楽さん「死神」
『落語心中』を読んでからずっと生で『死神』が聴きたくって仕方なかった。でもこの噺は江戸落語なんで関西でかかるのはめったにないらしいのですが、前日の24日友人が『死神』かかるよとメールをくれた。そしてありがたいことに25日は13時半で仕事が終わる。ところが・・・台風。仕事終わってから一応「今日やりますか?」との確認の電話をして、今のところはやる予定ですとのことで、一度家に帰るのも面倒なので、天王寺で献血をして時間をつぶす(笑)。そして時間が来たので動楽亭へ。
どうやら動楽亭が初めての人が何人かいらっしゃったようで、その方々は一様に「この椅子寝るで」とおっしゃってる(笑)。私の後ろに来られた方達もそんなことおっしゃってて、そして・・・微妙に酒臭い感じが・・・。失礼だとは思ったんですが、座席を移動する。だって折角の『死神』万難を排して聴きたいですからねぇ。
開口一番の染八さん。なんと20日の須磨名谷亭と同じ演目『道具屋』でマクラも同じデイリースポーツ。さすがに1週間のうちに二回同じなのだと楽しめないですね。(^-^;
『源平盛衰記』って初めて聴くんで、一体どんな噺なのか?講釈っぽいのかな?って思ってたら、なんなんですかコレ(笑)。地ばなしってやつだそうで、まぁ、「平家物語」を下敷きにした漫談って感じ?『死神』以上に関西ではかからない噺のようです。ということは貴重な体験したってことだな(笑)。
続く小染さん。たぶん初めてなんですよね。マクラはお酒の話。そしてそのマクラが長いから落語しないのかと思っちゃったよ。で、いきなり酔っ払いになって『親子酒』。屋台のうどん屋での唐辛子のシーンがいいわ。私ここ大好きなんですよね。
そして続いて対談なんですが、お題は「お酒について」。福樂さんは禁酒なさってるそうですが、小染さんは毎日飲まれてるとか。落語家さんってお酒好きの人多いようですね。福樂さん曰く以前スマップの草ナギ君が酔っぱらってという事件があったけど、あんなので報道されてたら関西の落語家は一体何人捕まってるかっておっしゃってました。
中入後はいよいよトリの『死神』。マクラで福樂さんが枝雀師匠が落語は緊張と緩和と言ってましたが、この噺は緊張ばっかりで、ラストもすっきりしなくって、しかもわかりにくい。だから終わったら「おしまい」って言いますからね。とおっしゃりネタへ。いいなぁ福樂さん。ちゃんと笑わせるとこも作ってて、最後はちゃんと「おしまい」って(笑)。自分で火を消しちゃうというオチじゃなかったので、確かに「おしまい」いりますね(笑)。
念願かなった生の『死神』満足です。