『ZIPANG PANK 五右衛門ロックⅢ』
作:中島かずき。
演出:いのうえひでのり。
出演:古田新太。三浦春馬。蒼井優。村井國夫。麿赤児。
豊臣秀吉の時代。天下を騒がす大泥棒の石川五右衛門は、ひょんなことから津雲寺にある黄金目玉像という仏像を盗むことになる。まんまと盗みに成功するも、その像はただの金メッキ。ところがその像が空海の隠した秘法のありかの鍵だということがわかり、そのお宝を巡り、五右衛門をとりまく人々のそれぞれの思惑が錯綜する。
五右衛門ロックⅡの『薔薇とサムライ』の続編なんだね。実は『薔薇とサムライ』は私ダメだったんですよねぇ。と言ってもゲキシネでしか見てないんだけどね。(^-^;
なぜダメだったか・・・中途半端にミュージカルだったから。そして・・・まぁ、この作品も歌う歌う!おかげでなげーよ!いや、つまんなくはなかったよ。楽しんだよ。三浦春馬くんって名前くらいしか知らなかったんだけどさ、歌えるし踊れるしすごいな君!ただのイケメン青年ではなかったんだね。と感動もしたよ。だけどさ、やっぱなげーよ。曲目を書いたチラシがあったんだけど、その曲数見て一瞬めまいした。おかげで「え~!まだここ!?」と何度時計を見たことか・・・。登場人物出てくるたびに歌うもんだから、話の骨格つかむのにどれだけ時間がかかったか。
で、話の骨格がつかめて、いよいよ面白くなってきたところで、明智光秀!?あれ?なんか、こんな設定どっかで聞いたことある・・・どこだったけか・・・と考えないといけない私はちょいヤバいんだけど、先日観た『GOEMON』だ!あちらは明智光秀の家臣の子供だったんだけどね。そっか、やはり同じ五右衛門だから被るか・・・。そうそうシャルルがアンナと名付けたコンドルだったけか?が登場したときも私は心の中で吹いた。だって『GOEMON』のラストは鳥・・・あれは鷹かな?の背に乗り飛んでくんですよね。登場の仕方は違うけど鳥まで被ってる(笑)。開演前友人に『GOEMON』面白かったよって言う話をしていて、『GOEMON』のあらすじを伝えたら、「え?それってここでやるような話だよね」と。常に傾いてた劇団新感線。傾き度はちょっと負けちゃってましたね(笑)。
劇団新感線のファンである私にしたら、劇団員の活躍が少ないのが不満の一つとなってるのもあるかもしれません。唯一うれしかったシーン。「ここは俺たちに任せろ!」と後続の敵をやっつけようとする前田慶次郎のじゅんさんに黙って座りただ成行きを見守っていただけの石田三成の粟根さんが「おれたちっておれも入っているのか?」と立ち上がり二人で敵に立ち向かう!「おう!来た!」と喜んでいたら短くてちょっと残念だったんですけどね。それでもこのシーンはうれしかった。劇団員メインの劇団新感線興行ってもうないのかなぁ。
しかし、最後の最後になんだかいいとこガサッとかっさらっていった感のある麿赤児さんはやっぱすげーや。カーテンコールでもノリノリだったし。
面白かったと言えば面白かった。だけど、せめてあと15分は縮めて欲しかった。とにかくもうねぇ・・・長い!基本的感想はコレだね。
-2013.2.23 オリックス劇場-
作:中島かずき。
演出:いのうえひでのり。
出演:古田新太。三浦春馬。蒼井優。村井國夫。麿赤児。
豊臣秀吉の時代。天下を騒がす大泥棒の石川五右衛門は、ひょんなことから津雲寺にある黄金目玉像という仏像を盗むことになる。まんまと盗みに成功するも、その像はただの金メッキ。ところがその像が空海の隠した秘法のありかの鍵だということがわかり、そのお宝を巡り、五右衛門をとりまく人々のそれぞれの思惑が錯綜する。
五右衛門ロックⅡの『薔薇とサムライ』の続編なんだね。実は『薔薇とサムライ』は私ダメだったんですよねぇ。と言ってもゲキシネでしか見てないんだけどね。(^-^;
なぜダメだったか・・・中途半端にミュージカルだったから。そして・・・まぁ、この作品も歌う歌う!おかげでなげーよ!いや、つまんなくはなかったよ。楽しんだよ。三浦春馬くんって名前くらいしか知らなかったんだけどさ、歌えるし踊れるしすごいな君!ただのイケメン青年ではなかったんだね。と感動もしたよ。だけどさ、やっぱなげーよ。曲目を書いたチラシがあったんだけど、その曲数見て一瞬めまいした。おかげで「え~!まだここ!?」と何度時計を見たことか・・・。登場人物出てくるたびに歌うもんだから、話の骨格つかむのにどれだけ時間がかかったか。
で、話の骨格がつかめて、いよいよ面白くなってきたところで、明智光秀!?あれ?なんか、こんな設定どっかで聞いたことある・・・どこだったけか・・・と考えないといけない私はちょいヤバいんだけど、先日観た『GOEMON』だ!あちらは明智光秀の家臣の子供だったんだけどね。そっか、やはり同じ五右衛門だから被るか・・・。そうそうシャルルがアンナと名付けたコンドルだったけか?が登場したときも私は心の中で吹いた。だって『GOEMON』のラストは鳥・・・あれは鷹かな?の背に乗り飛んでくんですよね。登場の仕方は違うけど鳥まで被ってる(笑)。開演前友人に『GOEMON』面白かったよって言う話をしていて、『GOEMON』のあらすじを伝えたら、「え?それってここでやるような話だよね」と。常に傾いてた劇団新感線。傾き度はちょっと負けちゃってましたね(笑)。
劇団新感線のファンである私にしたら、劇団員の活躍が少ないのが不満の一つとなってるのもあるかもしれません。唯一うれしかったシーン。「ここは俺たちに任せろ!」と後続の敵をやっつけようとする前田慶次郎のじゅんさんに黙って座りただ成行きを見守っていただけの石田三成の粟根さんが「おれたちっておれも入っているのか?」と立ち上がり二人で敵に立ち向かう!「おう!来た!」と喜んでいたら短くてちょっと残念だったんですけどね。それでもこのシーンはうれしかった。劇団員メインの劇団新感線興行ってもうないのかなぁ。
しかし、最後の最後になんだかいいとこガサッとかっさらっていった感のある麿赤児さんはやっぱすげーや。カーテンコールでもノリノリだったし。
面白かったと言えば面白かった。だけど、せめてあと15分は縮めて欲しかった。とにかくもうねぇ・・・長い!基本的感想はコレだね。
-2013.2.23 オリックス劇場-