にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

ストーブ盗られた(笑)

2005年12月30日 | Weblog
大掃除しなきゃなぁ~と思いつつ、うだうだと片付けていてちょっと休憩とストーブをつけると・・・。ご機嫌よくお二人お並びになるのは結構ですけどね、あたしゃ全然あったかくないんだけど。(^^;) しかも「邪魔だろうあんたら」という私の文句を2匹そろって耳だけ後ろに向けて知らん顔するなんて・・・なんてぇ奴らだ。
あぁ~こうして今年も白黒デコボコの2匹と共に年は暮れて、来年はまたこの2匹と共に新しい年を迎えるんだなぁ~。ま、これも小さな幸せですかな。

カーナビ盗られた(泣)

2005年12月29日 | Weblog
今日は本年最後の出勤。機嫌よく出かけようと車にむかい、ドアを開けようとすると・・・あれ?開かない。で、ふと車内を見ると「ゲッ!カーナビがない!」一時放心状態となる。
年の瀬になんてぇことしやがるんだ!!おかげで寒い中警察の到着を待って、保険会社へ連絡して・・・会社に出社出来たのは10時をまわっていた。そしてそのまま車は自動車屋さんへ運ばれていった。
車自体には大きな傷もなく、壊されていたのは運転席側のキーのみ。そして車内も荒らされることなく、カーナビだけがすっぽりと取り去られていた。なんでも最近多いらしいんですよカーナビだけの盗難。
もう会社終わってるので部品もないし、修理は来年。とりあえず私の車はそのまんま修理工場で年明けすることに・・・(泣)。なんか今年最後の最後にえらい目にあっちゃったよ。はぁ~・・・これで今年最後の大きな厄落としになって、来年はいいことあるといいんですけどねぇ。

『天保十二年のシェイクスピア』

2005年12月26日 | STAGE
最近、やたらとこういうお芝居をBSやCATVでやってくれるからうれしい。くわしい内容はこちら

シェイクスピアの全作品を土台にしている作品ということなのですが、録画予約するときになんでこんなに長いんだろう?と怪訝に思いながらも、きっと特別映像とかがあるんで長いんだ。と勝手に解釈して録画。そして一昨日クリスマスイブだからと買ってきたローストチキンにかぶりつきながら7時ごろから観始めた。見終わったら10時半をまわっていた。長ぇ~よぉ~(笑)。ま、それでもだれることなく飽きずに最後まで観たんですけどね。これ劇場でみたらきつかっただろうなぁ。きっとお尻が痛くなったはず。
でも見終わってこの作品のこと調べたら・・・なんと初演のときは4時間を超えていたとか・・・すげぇ~(笑)。
WOWOWで録画したんですが、地上波では絶対に放映できませんな。これは。放送禁止用語はいっぱい出てくるし、エロチックだし(笑)。でも面白かった。
これシェイクスピアの作品知ってれば知ってるほど面白いだろうなぁ。私なんて37作品もあるなんてことすら知らなかった。この中で私がわかったのは『リア王』と『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『マクベス』『リチャード三世』だけ。「バッサーニオ!」と叫んだだけだったという『ベニスの商人』にも気付かなかった(^^;)。
なんだかお祭り騒ぎみたいな舞台でしたね。これは何々って作品だ!なんてわかるとまた楽しいし、わかんなくてもそれなりに、面白いし。役者さんなんだかみんな楽しそうだし。「もしもシェイクスピアがいなかったら~」って歌耳についちゃうし(笑)。ラストの出演者全員による幽霊ダンスがよかった。あれが余計に「あ~面白かった」って気分にさせてくれます。
出来れば、この部分はこの作品っていう解説が欲しいな。どっかにないかなぁ。

ホステス猫 逝去

2005年12月19日 | Weblog
以前から何度かうちで紹介していたホステス猫のニャーちゃんが12月16日午前8:48に逝去されたそうです。享年12歳かな?
猫の寿命としては短いですが、この店にたどり着いたときにはネコエイズのキャリアであごに癌が出来ている状態で、癌の手術はなんとか成功したものの、ずっと抗がん剤の治療やら、それ以外の合併症やらで、ず~っと病院通いで、医者からは長くないよと言われながらもずっとホステス業をしていたのですから、彼女の人生決して悪いものではなかったと思います。病気の治療はしんどいものがあったかもしれませんが、あったかいところで、おいしいものを食べさせてもらって、みんなに好かれて。ネコ冥利につきる人生ではなかったでしょうか。
今度この店に行ってもニャーちゃんがいないというのは寂しいですが、店の裏に葬られたということですので、きっと店の守り神になってくれてると思いますので、案外カウンターをふっと横切るニャーちゃんの気配が感じられるかもしれません。

『日暮らし』

2005年12月16日 | BOOK
前作『ぼんくら』の登場人物が大活躍。前作で露になった湊屋のお家事情が事件に絡み、ますます日々の暮らしをのんびりと暮らしている井筒平四郎を翻弄する。そしてこの事件を見事解決に結びつけるのは、超美形の弓之助。本作では弓之助とおでこの仲良しぶりがアップして読んでいてほのぼのされられる。
そしてこの作品で登場する幻術一座に私は思わず「小股潜りの又市」一味かと思ってしまった(笑)。
この作品も前作に引き続き、最初は短編っぽく始まり、怒涛の長編へと結びついていくんだけど、その繋がりは前作の方が圧巻だったかな。
前作で何でも計ってしまう弓之助が、計るのをやめた。「計れば、ものとものとの距離がわかります。距離がわかれば、ものの在りようがわかります。」その弓之助の先生が今度は「世の理は、計れるところにばかり表れるわけではない。計れぬところをよく見て考えるように・・・」と言ったのだという。「計れぬものとは何だ?」という平四郎の問いに「人の想いでございましょうか」と答える弓之助。その計りきれぬ人の想いが交差し、もつれ、そしてほぐれ・・・。ほぐれきれぬところに鬼が忍び寄る。想いの堅結びしないようにしなければいけませんね。

サザンオールスターズ イン大阪ドーム

2005年12月12日 | Weblog
昨日行って来ました!いやぁ~すごい。6時開演で実質はじまったのは6時10分すぎくらい。そして終演は9時前。たっぷり2時間半のノリノリのステージでした。やっぱライブはいいですわ。サザンオールスターズがステージに現れると一斉にスタンダップ!その後ず~っと立ちっぱなし。おかげで本日ちょっと足が痛いです。おまけにずーっとノリノリで手拍子していたものだから腕もちょっと痛い(笑)。
さすがドーム。火は吹き上がるは、煙りは出るは、花火もあがるは・・・ドームでのライブは本当に熱い。一体何万人が収容されていたのだろう?観客の熱気とステージの盛り上がりで外の寒さはすっかり飛び去っちゃいましたよ。ところが、ステージが終わり観客数が多いので規制退場ということで席順で一部づつ退場となったんですが、人が減っていくといきなり寒かった(笑)。
まだあの興奮の余韻が残ってるような気がする。楽しかったぁ~。

おいらに触ると危ないぜ

2005年12月10日 | Weblog
なんなんだか、今年の冬はやたらと静電気がすごい。
自動車のドアのみならず部屋のドアノブ触っただけでもビリッとくる。おまけに誰かの肩にふれただけでもビリッてなる。しかもなぜだか家では全くそんなことないのに会社では、何触っても・・・って言っていいくらいにビリビリ・・・(^^;)。
おかげで社内では私に物を渡すのにもみんなびびりまくってる。なんか違う意味での危険人物と化しております。なんで?ただ今放電中?いきなり止まっちゃったらどうしよう?(^^;)
ということで静電気対策募集(笑)。

夜回り先生

2005年12月09日 | Weblog
本日「夜回り先生」こと水谷修先生の講演会に行ってきた。
ドラマとドキュメンタリーをテレビで見てて、著書も会社の同僚から借りて2冊読んでいるので、講演内容はすでに聞き知っている話しだったのだけど、やはり生で直にお話を聞くと心を打たれる。そして講演会では必ずお話するという愛ちゃんのお話にはやはりテレビで一度聞いているにも関わらず涙が出そうになった。
そしてそこで本日一番胸がズキリとしたことが・・・。私の前に座っていた10代の女の子が頬杖をつくような形であげた腕の長袖から少し出た手首に数本の傷が見えた。今日の講演でも「夜眠れない子供たち」の話しがあり、リストカットをしている子はこの中にも何人かいるはずだと話されていたのですが、まさか本当にいるとは・・・。自分の全く知らない子なんだけど、なんだかすごく哀しかった。
確かに水谷先生のおっしゃる通り親が学校が、大人がささくれ立った心で言葉で子供たちを追い詰めてしまっているというのはあるのだろう。だけど、なんでこんなに人の心は脆くなってしまったのだろう?いや、もしかしたら本来人の心は脆いもので、少しの力をかけられただけでも壊れてしまうものだけど、過去にはあったその力をかわす場所、人、何か・・・が今ではすっかり無くなってしまっているのだろうか?なんだかすごくやるせない・・・。

そして今日演壇を降りる水谷先生がとても疲れて見えたのが気にかかった。

『ぼんくら』

2005年12月02日 | BOOK
江戸・深川にある鉄瓶長屋。ある日ここに住む八百屋の太助が何者かに殺害される。その後この長屋で数々の事件が起こる。面倒なことが嫌いで、気楽にとりあえずのお勤めとして見回りをしていればよかっただけの定町廻り同心井筒平四郎は、この長屋で一体何が起きようとしているのか・・・不慣れな探索を始めるが・・・。
「長編時代ミステリー」と書かれ、上下巻にわかれているものだから、さぁ力を入れて読むぞ!と読み始めると・・・あれ?鉄瓶長屋を舞台にした短編みたい。ま、この方が読みやすいし・・・と油断したのがいけなかった。上巻ラストの「長い影」がそのまんま下巻に続いて一気にラストまで。下巻に進むともう止められない。しかも上巻で短編みたいだと思っていた作品がなんとすべてこの「長い影」の序章となってるんですから、なんとも憎い作りです。
で、やっぱり宮部作品はキャラがいいわ。一応この作品の主人公の井筒平四郎というやる気のなさそうな、それでいて人のいい同心はもちろんですが、後半に登場する平四郎の甥の美少年弓之助がいい!美少年で頭も切れるんだけど、子供っぽくってちょっと抜けた感じがするのがいいんですよ。それ以外にも愛すべきキャラがいっぱい。好きだなぁこの作品。それにやはりこの作品もまた世話物っぽく市井のいろんな人が登場して、人の心のいろんな機微が描かれている。
なんでもこの作品のシリーズ第2弾が『日暮らし』だとか・・・うぅ~読みたい。でもまだ文庫になってないんですよねぇ。う~ん・・・図書館で借りようかしら。
そうそうこの作品ドラマ化して欲しいなぁ・・・なんて考えててもしかして・・・と調べてみたらラジオドラマ化されてるんですよね。宮部みゆきラジオドラマシリーズなんだかこのまんまのメンバーで普通にドラマ化して欲しいような気がする。