にゃんこな日々

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【落語会】動楽亭昼席(2014.11.1)

2014年11月02日 | 落語会
動楽亭昼席(2014.11.1)
-演目-
桂吉の丞さん「子ほめ」
桂雀五郎さん「手水回し廻し」
桂文之助さん「掛け取り」
桂南天さん「つぼ算」
 仲入り
桂出丸さん「二人ぐせ」
桂米二さん「除夜の雪」

久しぶりの動楽亭です。米二さんが出てないと来なくなっちゃいましたからねぇ。土曜日出勤になった日は12時半まで仕事で終わって昼食とってぷらりと歩いて14時開演の動楽亭。というなんともベストな場所、時間でやってる落語会なんですがね。どうしてもお目当てがいないと足が向きません。

前座は吉の丞さん。本来ならば自分はこの位置で出てくることはないとおっしゃる。なんでも今日は落語会がいっぱいで前座さんがいないので頼まれたとか(笑)。こなれすぎた前座さん。開口一番から盛り上がりますねぇ。

前の吉の丞さんが前座にしては長いマクラだったせいなのか、雀五郎さんはほとんどマクラなしで噺に入られます。聞く所によると雀五郎さんはすごく無口だそうで(笑)。以前落語会のお手伝いをした後の懇親会で雀五郎さんと同じテーブルだったので軽くお話したのですが、それを友人に言うと「え?話した?」と驚かれたことがあります(笑)。そんな無口な雀五郎さんは「手水廻し」朝から長い頭回されたら迷惑ですよねぇ。

続いて文之助さんは「掛け取り」。芝居ネタが出てくるからこのお噺好きなんですよ。どうやらこの芝居で応対するとかケンカとかはほとんどみんな入っているようですが、それ以外はその演者さんによるようですね。文之助さんは狂歌に芝居に浄瑠璃にケンカ。その浄瑠璃がもう最高でした。
後から出てきた南天さんによると、浄瑠璃を習ってらっしゃるそうで、楽しんでやってらっしゃったとのことです(笑)。

その南天さんはマクラから大ノリです。ロックのライブの話で、最初は自分で歌ってマイクを客席に向けて後を歌わせる。落語でそんなことしたら・・・って言ったら私の後ろに座ってたおじさんが「寿限無」なら・・・とおっしゃった。確かに出来ないことはないな。「じゅげむじゅげむ!」イェーイ!「ごこうのすりきれ!」ウォ~!・・・ヤだよそんな落語会(笑)。
ノリノリのマクラから「つぼ算」へ。南天さんの「つぼ算」は二回目かな。好きです。楽しいネタですよね。

仲入り後は出丸さん。前の南天さんが楽屋で「カンテキ」の部分が長いと注意されてたという話から口癖のマクラへ。そういやこの動楽亭では、裏で、楽屋で・・・という話案外多いですね。舞台と近いからでしょうか。それがまた面白い。繁昌亭よりここの方が面白いと私は思ってるんですけどね。落語好きにはこっちの方が絶対いいよ。
ネタは「二人ぐせ」。出丸さんでお酒以外のネタで聴く二回目(笑)。あ、でも「一杯飲める」は酒ネタか。

トリはお目当ての米二さん。「除夜の雪」。時候ですねぇ・・・って文之助さんの「掛け取り」に「除夜の雪」っていくら11月に入ったからって、気ぜわしいじゃないですか!(笑)。
あ、「大晦日」はかぶってもいいのでしょうか?
ワイワイ言ったネタが続いて「除夜の雪」でしんみり締める。いいですねぇ。


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