にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【雑記】今後の予定

2007年05月26日 | Weblog
2月に『えっと、おいらは誰だっけ』『朧の森に棲む鬼』
3月に『ハムレット』
そして今月は『ぬけがら』に『オペラ座の怪人』
となんともう5本もの舞台を観ている。あ~・・・財布が痛い。
で、6月には『藪原検校』『場所と思い出』7月にはダンダンブエノ双六公演『砂利』『妖怪たち』『犬顔家の一族の陰謀』
ふふ・・・ふふっふ・・・。こりゃちょぴり壊れかかってるな。(^^;

【観劇】『オペラ座の怪人』

2007年05月26日 | STAGE
劇団四季
『オペラ座の怪人』
出演:ファントム=佐野正幸。クリスティーヌ=苫田亜沙子。ラウル=鈴木涼太。

2005年にこの作品の映画版を観てからすごくこの舞台観たかったんですよねぇ。いつか再演するはずだと待ちに待った今年。
1998年にロンドンのウエスト・エンドの全国ツアーのメンバーによるケン・ヒル版の『オペラ座の怪人』を観てるんですが、基本的な物語は一緒ということで、ファーストシーンのオークションは映画のオリジナルだと思い込んでいたんですよね。だって、現在から過去に鮮やかにオペラ座が蘇るあのシーンは映像のマジックだからこそだと思うじゃないですか。ところが今回、映画と同じアンドリュー・ロイド=ウェバー版である四季の『オペラ座の怪人』を観て驚いた。舞台版もあの地味なオークションから始まるんだ!?ステージから天井へと移動するシャンデリア!すごい!舞台芸術侮ってちゃいけませんねぇ。これ先に観てたら映画版は感動しなかったかも・・・(笑)。いつもチケット取る時の癖で前がいいだろうと前の方の席をとったのですが(端より)、この舞台は2階席で観るのがいい!と一つかしこくなりました。初めて入った四季劇場。そんなに広くはないんですね。でも舞台装置が凝りに凝ってて、なんかちょっぴりマジックショーも入ってて(笑)、堪能致しました。機会があれば、別のキャスティングで今度は2階席で、この作品観てみたいです。
この舞台を観た翌日には、映画版のサントラを再びひっぱり出し、車の中は『オペラ座の怪人』がエンドレスで流れてます。でも、この舞台を観たあとでは、どうも映画版ファントムのロック調の歌い方がしっくりこないんですよねぇ。

-2007.5.24 大阪四季劇場-

【観劇】『ぬけがら』

2007年05月25日 | STAGE
文学座公演
『ぬけがら』
作:佃 典彦。
演出:松本祐子。
出演:飯沼慧。鵜澤秀行。関輝雄。若松泰弘。山本郁子。他。

鈴木卓也41歳。浮気が遠因となり人身事故を起こし、勤めていた郵便局はクビ。元から心臓の弱かった母親は度重なる心労のため他界。昨日葬儀を終えたばかりだというのに妻には離婚届けを突き付け帰っていった。今彼の側にいるのは84歳になる認知症の父親だけ。ところがその父親が脱皮して20才若返って彼の目の前にいた。そしてその後も何度も脱皮を繰り返し、若返っていく父親。

人生ズタボロな主人公。そんな彼の目の前でどんどん若くなっていく父親。そんな彼らとのやり取りの中で、少しづつ変わってゆく主人公。とは言っても次々と脱皮する父親に翻弄されてるだけって感じなんですけど、その翻弄されてる中での父親との会話に、再生のヒントがあるようで、なんだか観終わってからがすごく心地いい。これがこうなってこうだからこう!っていう押し付けが全くなく、見終わって元気をもらえたような爽快感がある。コメディ仕立てなので、笑いながら楽しみながら観ていたのですが、母親と6人の父親たちが食卓を囲むシーンには、胸が熱くなった。人の人生ってこの食卓なんですよね。あの時こうすれば、ここでこうはなっていない。って言いつつもそれはどうすることもで出来なくて、とにかく食べなきゃ!(笑)ってことなんですよね。
ちょうどこの主人公の年代と自分の年代が一緒なもんだから、そんなところも自分の中に懐かしくあったかく入ってきたのかもしれません。そういえば私もこの劇中であったように父親の背中踏まされたなぁ・・・。「電線マン」見てたよなぁ・・・。とどめが『ロッキー』だし(笑)。

私は今回はじめてピッコロシアターに入ったんですが、いいですねぇこの劇場。こんないいところがあったんだ。大きさといい雰囲気といい私は好きだなぁ。うちからちょっと遠いのが難点ですが、これから何度も来たいと思った劇場でした。ロビーには過去にここで上演されたお芝居の写真が飾られてて、「演劇集団円」もここでやってるんですねぇ。これから来る予定ないのかなぁ・・・観たいなぁ。

-2007.5.23 ピッコロシアター大ホール-

【雑記】「兵隊虫!!」

2007年05月21日 | Weblog
ケイケイさんからお借りしている『面目ないが/寒川猫持』をチンタラ読んでいて「兵隊虫」ネタが出てきたので思わず「おぉ~懐かしい!!」と思ってしまった。うんうん、知ってる、知ってる。そういえば最近全然みかけないなぁ~と思っていて、早速ネット検索http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiyake/heitaimushi.html
で、なんとここには寒川さんのお名前まで出てました(笑)。
ここのサイトによるとこの兵隊虫との勝負っていうのを知ってるのは大阪でも地域と年代が限られることが判明。ちなみに私が小学校時代過ごしたのは住之江区です。でもって、当時はヘタレだったため、この勝負はしたことないです(笑)。
こういう年代、地域限定ネタってのはおもしろいですよね。



【映画】『妖刀物語 花の吉原百人斬り』

2007年05月15日 | MOVIE
『妖刀物語 花の吉原百人斬り』(1960年/東映)
監督:内田吐夢。
出演:片岡千恵蔵。水谷良重。木村功。沢村貞子。

武州佐野の絹商人次郎左衛門は、先代に拾われた捨て子だったが、今では先代の後を継ぎ真面目な性格で商いを繁盛させ、奉公人たちにも慕われていた。しかし彼には生まれながらに顔に大きな痣があり、そのためか嫁の来てがなく、何度も見合をしては断られていた。今日もまた商売仲間越後屋の仲人で見合いをするも、また断わられる。そんな次郎左衛門を気遣ってか、越後屋は彼を吉原へと案内する。生まれて初めて吉原へと足を運んだ次郎左衛門だが、遊女たちにさえ顔の痣を厭われる。ところが最後にやってきた岡場所あがりの玉鶴は、痣など気にも留めず次郎左衛門に優しく接する。そんな玉鶴にすっかりのぼせあがった次郎左衛門は、足繁く吉原へと通い、茶屋の主人たちにもいいカモだと、うまくあしらわれ、多額の金を貢ぐことになる。ところが信州には雹が振り、次郎左衛門の商売は苦しくなる。金の切れ目が縁の切れ目・・・そこまできてやっと次郎左衛門は自分が利用されていたことに気づくが・・・。

まさかこの作品がネット配信で見られるとは・・・。観たかったんですよねぇコレ。顔の痣が原因で女性に疎まれ、縁遠いっていうあらすじは知ってましたが、それだけで?って思っちゃってたんですけど、こうしてしっかり映像で見ると、なんとなくわかるような気がするから不思議です。で、正直おまえはどうなんだ?って聞かれると・・・ごめんなさい。多分ダメだと思います。だから余計にこの主人公次郎左衛門が玉鶴に入れあげていくのがすごくわかりやすいんですよね。片岡千恵蔵さんってそんなに上手い俳優さんではないと思うんですが、変に計算しない芝居のせいか、この次郎左衛門の朴訥とした田舎者の不器用さと、常に顔の痣を厭われて、それだけで男としての自分を否定され続けてきたため妙に男の色のない卑屈さが見事に醸し出されている。このあたりは監督の勝利かな?それと水谷良重さんもいいわ。あの一般庶民な顔立ち(笑)。美形な女優さんがこの役やってたら、きっとこんなにいい映画にはならなかったでしょうね。おまえら見返してやるぅ!っていう根性ありありの顔つきがいいんですわ。
あと驚いたのが片岡千恵蔵さんのキスシーン!初めてみましたよ。
そしてラスト。あの桜吹雪の演出いいですねぇ。百人斬り・・・百人もいなかったように思うのですが・・・ってそんな突っ込みはなしか・・・(^^;

-2007.5.14 ネット配信-

【映画】『唄祭り赤城山』

2007年05月12日 | MOVIE
唄祭り赤城山 - goo 映画
唄祭り赤城山(1962年/東映)
監督:深田金之助
出演:近衛十四郎。品川隆二。北原しげみ。立川さゆり。

上州国定村の忠治の子分板割の浅太郎は、代官所の役人を斬ったことで長の旅に出ていた。祭り太鼓に今頃国定村でも祭りの時季だと村を懐かしむ浅太郎だったが、国定村では飢饉と代官の横暴に苦しむ村人の心やすめにと、忠治が私財を叩いて催した祭りさえも代官によって邪魔され、怒った忠治は代官所を襲い代官を斬り、子分たちと共に赤城山へと立てこもっていた。旅先でそのことを知り急ぎ赤城山へと駆け付けた浅太郎はそこで叔父勘助の裏切りを聞く。

「国定忠治」って話は知っているような、知らないような・・・。百姓思いのいい親分で、代官と戦って逃げ切れないということで赤城の山で子分たちと別れる。で、そこで終わりだと思ってたんですよ。赤城の山で終わりじゃないんですね。そっかこういうお話だったのかってすごく納得しながら楽しんで見ちゃいました(笑)。でもねぇ、劇中劇でよく演じられるのがこの「国定忠治」のこの赤城山の子分たちと別れるシーンだから、なんか見てて変だったなぁ。あまりにも有名すぎるもんだから、妙に芝居がかっちゃうんですよね。ここだけ(笑)。「生涯てめぇという強えぇ味方があったのだ」って・・・ねぇ。普通にしたら変だし、かといってこの芝居口調も・・・むずかしいとこだね。それでも今までまともにこのお芝居見たことなかったんで、面白かったな。しかもこれ「素浪人月影兵庫」の旦那と半次だし(笑)。「唄祭り」なんて頭についてて、一体なんだ?って話なんですが、劇中の歌が多いってことのようです。だからちょっぴりノリの軽い作品となってますが、ラストの捕り方に囲まれた忠治と浅太郎の斬り抜ける、大立ち回りのシーンはすごいですよ。こういうちょっぴり小粒っぽい作品でも、この時代の時代劇の殺陣のシーンは半端じゃないですね。

2007年5月6日 CATV

【映画】『女王蜂の逆襲』

2007年05月10日 | MOVIE
『女王蜂の逆襲』(1961年/新東宝)
監督:小野田嘉幹。
出演:三原葉子。天知茂。大原譲二。沖竜次。
関東桜組の親分桜珠美は自殺した大滝組の金竜親分の弔いに鬼怒川温泉へとやってきた。ところがそこで、今では組を解散し、旅館経営をしている金竜の息子慎介から、元湯の権利譲渡を金竜が断ったことで、黒部組から嫌がらせをされていることを聞き、金竜の自殺に不審を抱く。元湯の権利を巡り暗躍を続ける黒部組の悪事を暴こうと探りを入れる珠美の前に現れる「無鉄砲のマサ」と名乗る不思議な男。職探しさと黒部組にやたらと自分を売り込むマサに黒部は慎介を消せば雇ってもいいとピストルを手渡す。

これは1961年の作品。つまり新東宝最後の年の作品だそうです。最後の方になってやっといい人の役がやってきた天知さん。ノリノリの作品です。犬シリーズのしょぼくれが落ち着きなく、やんちゃになった感じ(笑)。いつ潰れるかわかんないから、とにかくやっちまえ!的なノリなのか、なんかみんなテンション高いです。無鉄砲のマサなんてネーミングからしていい加減だ。そのマサが大暴れするクラブのシーンなんて、安もん臭いセットながら、そこまで長まわししますか?ってくらいにカットなしのアクションシーン。予算が少ない中でのフィルム温存のためなのか、とにかくいくとこまでいっちまえ!っていうやけくそのノリなのか・・・。天知さんはちょっぴり息があがっちゃってますけどね。三原葉子ねえさんのセクシーシーンもほとんどなく、とは言っても新東宝、お色気担当を魚住純子さんが本作品ではちょっぴり担当してますが、新東宝と言えば!のキワモノ度の非常に低い作品で、ごくごく普通の娯楽アクション作品です。出演者の妙なテンションの高さを除けば(笑)。

2007年4月29日 オフ会上映

更新のお知らせ

2007年05月07日 | Weblog
なんと一ヶ月も放ったらかしにしてしまった本館の更新しました。(^^;
閉館上映でみた『ゴッドファーザー』『関の彌太っぺ』
新作では『あかね空』『オール・ザ・キングスメン』『ブラッド・ダイヤモンド』
あとCATVの録画で『シルクハットの大親分』『日本橋』
と我ながら変なラインナップだなと思うのですが、最近の傾向としてはこんなもんか(笑)。
あ~・・・もう旧作邦画からは逃れられない。

【雑記】とめのGW

2007年05月06日 | Weblog
今年のGWは完全に暦通りの休みとなりました。
で、うちは定休日が月曜日なんで明日までお休み。一般には今日で終わりなんで一日得した気分ですけどね(笑)。

4月29日 トラウマの天知茂の管理人mamiさん主催による「昭和の日に昭和とシゲルに萌える会」に参加。新東宝作品『女王蜂の逆襲』と『非情のライセンス』第3シリーズ「兇悪の砂・事故死を運ぶ女」を鑑賞。『女王蜂の逆襲』は、新東宝の主役級が次々と会社を辞めやっと善玉の役がまわってきた天知さんが、なんともチャラチャラとはじけた役ではしゃいでいる風が一風変わった作品。そして『非情のライセンス』と言えば激シブでクールな会田刑事のはずが、この作品ではトラック野郎として潜入捜査しかも延々ミャーミャーと名古屋弁というこれまたレアな作品。天知茂のイメージをガラガラと崩しかねない2作品を堪能。

4月30日 大津滋賀会館シネマホールでのマサラシステム上映による『チャンドラムキ』鑑賞オフ。ビワコマサラ弾丸ツアーに参加。映画鑑賞後は京都にある「ティラガ 京都店」でのお疲れ様会にも参加。濃ゆいメンバーとインドな一日を過ごす。

5月1日 前日に買った『シヴァージ&チャンドラムキ』のカップリングCDをカーステレオにセットして、インドを引きずったままお仕事。「さってぃえらーもんどぅ せんだーれー おーおおおおーおおおー」が頭の中でリフレイン、リフレインで、ご機嫌のうちに仕事を終える。

5月2日 この日も車の中はインド(笑)。しかも一日外現場。ズボンも靴も石の粉で真白。夜は同僚たちとの飲み会。帰宅は午前2時。(^^;

5月3日 朝から風呂入ってゆうべの酒抜くのに四苦八苦(笑)。なんとか復活し、11時半の恵比寿町待ち合わせに出かける。そして恵比寿町にあるインド料理屋でケイケイさんとランチ。その後「ベルギー王立美術館展」へ。絵の中に絵が描かれている作品が多いのがなんとも不思議だったな。

5月4日 パソコンを買い換えた。そのブツが前日に届いていたので、梱包を開けてセッティング。ウギャウギャやって一日を終える。モニタが15インチからいきなり20インチで目が慣れない。

5月5日 元あったパソコンを会社に寄付。そのため休日出勤の同僚に頼んで一緒に運んでもらう。夕方からビワコマサラで知り合ったマユリ・ユキコさんが出演なさる『Art dance SAFARI』にフェスティバルゲートへと出かける。トータル2時間ほどの舞台でダンスのオムニバスのようなダンスイベントで、いやぁすごい。ベリーダンスにインド舞踊、花電車にポールダンス。タップ&アイリッシュダンスにフラメンコにマイム。中でもフラメンコは生のギターに歌だったから、もう最高でしたよ。フラメンコギターはやっぱりすごい。女性のギタリストだったので、フラメンコギター独特の迫力には少し欠けましたが、でもでも、あの音を生で聴けたんで言うことなし。やはり生のダンスには生の音楽が最高ですね。
そして特記すべきは花電車(笑)。すげぇ~!18禁ネタなんで詳しくは申せませんが、いやぁ~記帳な体験させていただきました。

5月6日 朝から1時間ほど休日出勤。終わったら劇場へ映画でも見に行こうかと思ってたんですが、合羽が上着だけだったので足元ビチャビチャ。仕方ないのでそのまんま家に帰ってハードディスクに録画している『日本侠客伝 花と龍』鑑賞。その後そのまま東映チャンネルで『唄祭り赤城山』を観る。国定忠治って赤城山で終わりじゃなかったのね。
なんだかこう・・・アジアンな休日だな(笑)。

【雑記】『SUPER★STAR RAJINIKANTH COLLECTOR’S DVD-BOX』

2007年05月01日 | Weblog
あ・・・そうそう『ダラパティ 踊るゴッドファーザー』単品でDVD発売されてるんだ。買わなきゃ。と「ラジニ★jp」でDVD情報を確認すると・・・。
なんじゃこりゃ。
『SUPER★STAR RAJINIKANTH COLLECTOR’S DVD-BOX』
『バーシャ!踊る夕陽のビッグボス』『パダヤッパ・いつでも俺はマジだぜ』『ダラパティ・踊るゴッドファーザー』『アルナーチャラム 踊るスーパースター』の4作品が入って\12,600が\9,450。
『ダラパティ 踊るゴッドファーザー』単品だと\5,040が\3,780。どっちが得がよ~く考えてみよう(古!)って考えるまでもなくBOXの方が得じゃん。でも『アルナーチャラム 踊るスーパースター』って持ってるんだよなぁ。う~ん・・・。おっ!その前に出てる『スーパースター・ラジニ・ボックス』ってのあるやん・・・『アルナーチャラム』を除いた三作品が入ってて、ラジニの携帯ストラップ付。こっちの方が・・・と思ったら定価\15,750が\14,175って・・・(^^;)。
ということで、『アルナーチャラム』だぶっちゃいましたが、『SUPER★STAR RAJINIKANTH COLLECTOR’S DVD-BOX』買っちゃいました。
25日に『踊る!スーパースター ラジニカーント DVD-BOX』が届いたとこだっていうのに・・・。あ~・・・何やってんだろ。散財しまくりだ。さて、どこで帳尻あわそうか。にゃんこたちのえさ「銀のスプーン」から「カルカン」に落とすか・・・。許せピーコ、とめ吉。