にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

瀬をはやみ・・・

2005年10月31日 | Weblog
本日『春の雪』を観賞。
で、出てきたのがこの歌「瀬をはやみ 岩にせかるる 瀧川の われても末に あはむとぞ思ふ」
「瀬をはやみ・・・」と聞いただけで、おぉ!これは『阿修羅城の瞳』!とリンクした私はきっと何か間違っているのだろう(笑)。
多分、百人一首の中でも有名な歌のひとつなんでしょうね。ドラマや小説なんかでよく使われているような気がする。無理やり引き裂かれてもまた必ず一緒になりましょう。という歌だから恋物語にぴったりなのかもしれませんね。
で、本日みつけたページがここ。やはりドラマや小説なんかでよく使われているのか、結構知ってる(とは言っても読んで、あぁ!聞いたことあるっていう意味ね)歌あるんですよねぇ。
百人一首って私やったことないんですが、これ覚えたら面白いかも。ま、さすがにボチボチと頭固くなってきてますからねぇ、さすがに百首全部は覚えられないだろうな。でも何首か気に入ったの覚えようかしら。もしかしたら殺人事件に遭遇したときにそれがヒントになるかもしれない・・・<ならねぇよ。
そういえば2時間ドラマ見てていつも思うんだけど、なんであんなにいろんなことに詳しいんだろう?「あ、それは誰々の歌ですね」ってとこまでなら知ってる人は知ってるんだろうから納得いくんだけど、「あ、それは誰々の歌でどこどこでこういうときに歌われたものですね。」って・・・なぜそこまで解説するんだ?(笑)。
ま、とにかくこの一首はもう覚えたよん。いつまで覚えていられるかわかんないけど・・・(爆)。



霊験お初捕物控 震える岩

2005年10月28日 | BOOK
『かまいたち』に収録されていた「迷い鳩」と「騒ぐ刀」を読んでからすっかりお初の虜に・・・(笑)。
ふつうの人間にはない不思議な力を持ちながら、それ利用してあっさり事件解決。なんて単純なものではないのがすごく面白い。
そしてなんとこの作品ではこの作品の時代より百年前に起きた赤穂浪士の討ち入りが関わっているのが、またまた面白い。
私が小学生の頃、冬になると必ず放映されていた『忠臣蔵』。日曜日のお昼のシアターみたいな番組で放映されると必ず観てました。今じゃ・・・いや当時も、どれがどの作品だか全然わかっていないんですが、もしかしたら映画化されているほとんどを観ているかもしれない・・・というくらい毎年の恒例行事のようにして観てたという妙なガキだったわけですが・・・(笑)。
だから赤穂浪士が絡むだけでもうれしかったりする。しかもこの作品での『忠臣蔵』の新解釈がいいんですよ。
霊験お初捕物控でなく、この新解釈での『忠臣蔵』の物語を観てみたい。という気になりましたよ。
「浅野内匠頭は乱心であった。吉良に対し遺恨などなかった。」「乱心であれば吉良もただの被害者。仇を討たれる所以もなく、浅野の家臣たちにも遺恨をはたす義務などなかった。」「ところが、誰もが乱心だと認める中、5代将軍綱吉は浅野は正気だったとした。」「討つ浅野も不幸。討たれる吉良も不幸。」
なんだか壮大な人間ドラマという感じの『忠臣蔵』が出来上がりそうじゃないですか。あぁ~・・・観てみたい。

空飛ぶ雲の上団五郎一座「アチャラカ再誕生

2005年10月27日 | Weblog
レンタルでみつけて思わず借りてしまった。
往年のアチャラ喜劇を復活させたなんだかとんでもない舞台。なんでもアチャラ喜劇というのは役者のアドリブ重視の芝居だそうで、これ観て往年の喜劇人たちの作品がすごく観たくなってしまった。
バカバカしい。けど面白い。でも・・・でも・・・すみません。最近舞台好きになってる私ですが、これは劇場まで行きたいとは思わなかった。(^^;)
すごい偉そうな意見で申し訳ないのですが、やはり喜劇役者と言えば、往年の名喜劇役者たちを思い出してしまうために、どうもメンバーが小粒に感じてしまって・・・。面白いんですが、華がないんですよねぇ。いや、その名喜劇役者たちの舞台を観たことがあるのか?って言われると残念ながら私は関西人。往年の浅草喜劇なんて全然知らないんですけどね。でも映画ではその人たちのお芝居は観ているわけでして、その芝居の素晴らしさは充分にわかってるんですよ。だからその人がただ舞台に登場しただけで面白い!って言えるだけのものがあったんだろうな・・・と。「その心意気はよし!」なんだけど・・・ねぇ。
まぁ、でもこの作品役者として登場している三谷幸喜さんが、もうなんだかノリノリでいい味出してますよ。やはりご自分で喜劇を書いていらっしゃるだけあって、落としところはしっかりとわかってらっしゃるんですよね。
あとこれ映像も交えてあるんですが、面白いとは思いますが、どうせならかつてのように真っ向勝負で挑んでいただきたかった。
なんでも昨年この第2回公演があったそうですが、こちらはこの作品以上に映像を多様しているとか・・・。ふむ・・・。

御一党さま

2005年10月26日 | Weblog
そういえば昨年の今頃もこの場所に同じ柄の団体さんがいらっしゃったのですが、なんと今年も・・・
ここの一族はこの柄しか生まれないんでしょうかね?(笑)。
それにしても本当に見事に皆様同じ柄で。
「猫はこたつで丸くなる」っていうのは、どうやら飼い猫の話のようですね。だって夏場みかけない猫たちが、秋から冬にかけてはやたらと発見出来るんですから。
これからシャッターチャンス増えるかな。

劇団ダンダンブエノ『礎』

2005年10月25日 | Weblog
CATVで放映された劇場版『阿修羅城の瞳』を観てからすっかり虜になってしまった近藤芳正さんの主催する劇団ダンダンブエノの第4回公演の『礎』が運良くNHK BS2で放映されまして、さすがに深夜なんでリアルで観るわけにも行かず録画して観賞。
いやぁ~面白い。

かつて教え子と教師という関係だったために未だにその空気を残しぎくしゃくした関係の女優栗子と夫の中森。やたらと栗子に低姿勢でへつらうマネージャーの目黒。先輩である目黒に先輩後輩の関係を脱せず常に下手に振舞う富豪の本郷。そして目黒は本郷にある頼みごとをしたいのだが、本郷のその態度のせいで言い出せずにいる。それぞれに通い会わない心がその「頼みごと」を巡って交錯する。

コミカルな関係の中にシニカルな関係が含まれていて、自分自身の人間関係にもこういうのあるよな・・・という気になった。
本郷と目黒のやりとりは思わず自分も問いただしてみたいセリフでしたよ。「あなたの中の本郷は一体どういう人間なんですか?」
これが舞台初出演という松島さんも健闘してましたし、近藤さん、酒井さん、山西さんの三人は巧いわ。今回山西さんの演技というのを初めてまともに観たのですが、いいですよねぇこの人の声。好きだなぁこの人の声。それと酒井さん・・・すばらしい。「明日散髪に行こう」っていうセリフだけで笑いとるんですから(笑)。
もう少し早く近藤さんにはまってダンダンブエノを知っていたら前回の公演『バナナが好きな人』も観られたのに(9月に放映されてたみたい)・・・残念です。
どうやら年一回のペースでダンダンブエノの上演しているようですので、来年はぜひとも劇場で観て見たいですね。
それにしても・・・近藤さんにはまって以来散財しまくってますよ。
まず『阿修羅城の瞳2003』のDVD買って、『笑の大学』のDVD、来月の二兎社公演『歌わせたい男たち』のチケット、そして今回この『礎』で使われてた曲が気に入っちゃいまして、ネットで検索して買っちゃいましたよ。(^^;)
ハンバートハンバートっていうグループなんですが、な~んかねぇ、いいんですよ。この作品で使われてた『虹』っていう曲は試聴出来ますので、どんなの?って思った方は聴いて見てください。とめは結構こういうの好きなんです。


『花まんま』

2005年10月22日 | BOOK
今年度直木賞受賞作品。
トカビの夜/妖精生物/摩訶不思議/花まんま/送りん婆/凍蝶 という六編の短編からなるこの作品は、パルナスの歌を知っている年代の関西人には特にお薦めです。
テイストは宮部みゆきさんの『あやし』なんかと似ている、人の心の裏と表をさわさわとなぞっていく不思議な出来事。
そしてすべての作品に登場するすべての人々のうちの誰かの心と自分がリンクする。ふと既視感を覚えてしまう。懐かしい風景を思い出しながらも、ふと自分の心の小さな傷をチクリとさされたような気になってしまうんですよね。
第一編の『トカビの夜』は思わず泣きそうになってしまいました。

雨宿り

2005年10月15日 | Weblog
なんか最近週末ばかり雨降りますよねぇ。
雨やだよなぁ~と思いつつ駐車場まで行くと、雨宿りしている猫さん発見。
「ホントよく降るよなぁ~」と私と同じ思いで雨をみつめてらっしゃったのでしょうか。それともどなたかと待ち合わせ?
出勤前のバタバタした時間に撮ったためかなり写真ブレちゃってますが・・・(^^;)。

ひさびさのにゃんこ!

2005年10月04日 | Weblog
にゃんこな日々なのに、なかなかにゃんこの登場ならず、悶々としていたのですが・・・<大嘘。
本日、車の下で親子なかよく熟睡中のにゃんこ発見。うちのとめ吉と同じ真っ白なんですが、この体格の差は・・・(^^;)。外猫って日々、生きるための格闘ですからねぇ・・・。がんばって子育てしてしっかり生きていって欲しいものです。
外猫たちは外見は薄汚れてたり、か細かったりしますが、孤高の気高さを持ってるんですよね。みんな。