富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

夏祭りのポスター:応用編

2011年07月27日 | パソコン

今や、Googleで「夏祭りのポスター」という検索語を入れたら
このブログがリストアップされるほど、「全国的」???に有名になった?
パソコンサークルのポスター作り、今年もそんな季節になりました・・・
もう作り始めてるといいきる人もいて、その意欲は衰えを知りません。

今度の7月31日に開かれる夏祭り実行委員会で日程などの内容が本決まりになる予定です。

そこで、さらにもう一段のステップアップを期す意味でも目先を変える意味でも
Publisher(パブリッシャー)」というソフトの紹介をしようと考えました。
いつもポスターというとWord(ワード)を使うことに決め込んでいる人がおられると思います。
決して間違ってるとは、思いませんが・・・いつもいつも同じ道を歩くとちょっとした目先を変えたくなるし
できないこととあきらめて、新しい寄り道をしなくなります。
Word(ワード)は元来ワープロ(ワードプロセッサー)の
性格を持つソフトですので、確かに文字を中心とした文書作りには多くの機能を持っているんですが
ポスターなどのいわゆる印刷を目的としたデスクトップパブリッシング(DTP)となると
むしろラベルマイティなどのお絵かき機能を備えたソフトのほうが一日の長があると思います。

会員のみんなのパソコンにある「Microsoft Office」というパッケージには
あまり使ったことがない「Publisher(パブリッシャー)」というソフトが含まれているはずです。
このソフトこそが、「Office」という仲間のなかで、こうしたチラシや張り紙などのデスクパブリッシングを
得意とするソフトなんです・・・しかもWord(ワード)の親戚ですので、使い勝手がよく似ていて
取っつきやすいと言う利点があります。その上ワードの文書をそのまま開くことができ
「ワードの文書」としても保存もできるという、親戚中の親戚で双子の兄弟と言っても過言ではないのです。

「スタート」→「すべてのプログラム」→「Microsoft Office」中に「Publisher」を見つけ出して
早速トライしてみましょう。
ワードとの違いは起動時の始め方にあります。下のような画面が現れます。

Pub1
全く白紙の状態で始めるのなら一番下の「白紙のページ」をクリックすればいいのですが
とりあえず「印刷用の文書」をクリックして、たくさん用意されている「ひな形」を使って始めるのも便利です。
とりわけこのPublisherがおすすめな一つに、文書中に入れる文字の「テキストボックス」の特徴にあります。
ワードを使っているときに感じる不都合の一つに、テキストボックスで挿入した文字列が
回転したらいいのにと思うことがあります。

pub2
実はこのパブッリシャーの画面上では、このテキストボックスの回転が自在なんです。
そのうえ、文書自体の背景やデザインが豊富でワードの味気なさに比べるとその差は歴然です。

pub3
いっそ今回は今までずっと眠っていたこのパブリッシャーを揺り起こして使いはじめるがおすすめです。
またワードとの互換性がほぼ完全ですので、なれたワードで作るにしても、
いったんワードで保存したファイルをこのパブリッシャーで「開いて」
さらに編集を加えて、今までできなかったことにトライするのも妙案です。
今年の夏も、夏祭りのポスター作りに精出して、暑さに立ち向かいましょう

そこで、今回のPublisherの紹介もかねて、「盆」のさなかのサークル開催を前倒しにして
8月の初回のサークルの日程を急遽変更して
8月2日(火曜日)8時からとさせていただきます。なにぶん急な変更で
来られない方もおられると思いますが、ご周知くださいますようお願いします。