富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

Windows7(ウィンドウズ・セブン)

2009年09月03日 | パソコン

「ウィンドウズ・セブン」ってゆうても、どっかの星から来て
3分間だけ働いて、シュワッチって飛んで帰る
あの怪獣退治専門の巨大生物でもないし
24時間営業のコンビニとは、・・・・ちゃいますヨ。



3年ぶりにMicrosoft(マイクロソフト)という会社が
発表したOS(オーエス)というパソコンを動かす基本ソフトのことをいい、
この10月には一般向けにパソコンに搭載されたり、製品化して売り出されます。

現在我々サークルの全員がこのOS(オー・エス)にWindowsXPを使っていますが
その後発表されたWindowsVISTA(ヴィスタ)っていうのが
うたい文句の割りには、結構評判が悪くて、
案の定、動かすたびに・・・いわゆる「重く」なって多くのユーザを泣かせて来ました。

今回の発売にあってのマイクロソフト側の説明では
一応、パソコンの世界の活性化ってふれこみですけども
多分実態は、こうした不満にこたえたカタチになるのでしょう・・・
それにしても、一方でVistaに手を出したユーザは置き去りにされたようなもので
マイクロソフトの身勝手にも映って見えます

Windows7の有り様は、Vistaとは違っています

何より動作も軽いという話ですし、Windows7に搭載される「XPモード」という
機能が目を引きます・・・・「XPモード」はXPのユーザが
無理なく自然に操作を引き継げる上、ソフトも動かせるモードなんです。

けどもこの考え方が、Vistaに飛びついた人々を侮って思えてなりません・・・

この「XPモード」は、Windows7上に仮想のXPをこしらえて
XPのアプリケーションをストレスなく使える別枠の「モード」なのですが
とどのつまり、Vistaと比べて結局XPの使い勝手が良かったわけで
Vistaでないと・・・というVista発売当時の話は、
売らんが為のセールストークに過ぎなかったことを物語っています。
これほど早く次世代のOSを登場させるのなら
あのときあわてて買い込んで、今は起動にもひたすら待ち時間を余儀なくされた
Vistaマシンのユーザは、途方に暮れてしまいます


こうしたことを教訓に、もしも、今、買い換え時期にあるパソコンユーザは、
何事もあわてて新品を買いに走らず、じっくり市場でこなれてから
Windows7の搭載されたパソコンに切り替えるのが賢明かも知れません
あわてて、新しさに惹かれると痛い目にあう実例なのでしょうか・・・


Windows7は、Vistaと違って古いパソコンでも動作できるようですし
ユーザの側に無理矢理、高性能な器械を求めたりはしないといっています・・・
つまり、パソコンごとの買い換えが必ずしも必要ではないってこと?
けど、それもまた「ホンマ?」やろかな
じっくり見てみないとわかりません・・・
そんなこんなで、もうくたびれて見える僕のマシンにも
もうちょっとこのまま働いてもらうことにしています。


絵のような・・・写真加工・・・PhotoFirtre

2009年09月02日 | 写真


小りんちゃんのラベルマイティの「図の編集」を使った
イラスト作りには、ホンマに感服しました・・・マウスだけを使って
あんだけのことは、なかなか出来るもんとはちゃいます


そこで、それならばと「PhotoFirtre」という無料提供された写真編集ソフトで
僕の方は、デジカメの写真を使って水彩画もどきの写真加工に挑戦してみました。
「フィルター」かけてそれらしくやってはみたものの・・・

けど、手作りの味わいと手触り感にには、とてもかないません


ほんで、どやねん・・・って話やけど
パソコン使ってやったとしたら、まぁこんなことぐらいが出来ますよ


ぐらいの話です


エクセル:クオーテーションと呼んで・・・

2009年09月01日 | Weblog

キーボードの上の段にある2の数字の「”」とか7の数字にある「’」を
・・・「チョボ」とか「チョボチョボ」、「チョンチョン」などと呼ばれると・・・
まぁ~確かにそうなんやけど・・・
そう呼んだはる人にとっては、とりわけエクセルをするときに、
この記号が、あんまり役立ってないと思われます・・・残念ながら・・・


これらのチョボやらチョンチョンは、正確にはクオーテーションと呼ばれるもので
チョボチョボとつながってると「ダブル・クオテーション」といい、
これに対して、チョボだけなら「シングル・クオテーション」といいます。
特に一つだけの場合は、別に「アポストロフィ」という場合もありますが・・・・


実は、エクセルを使うに当たっては、これらのクオテーションは、
大変大切な役割を果たします。
そんじょそこらの「チョボ」とは、ワケが違います・・・

「シングル・クオテーション」の場合


たとえばセルに、会員番号などを入力するのに、桁を揃えたいので
あえて、「0001」とか頭にゼロを付けて表示したい場合があります。
ところがいざ「0001」と入力しても、結局勝手に「1」と判断されて
思ったようにいきません・・・中には、ここんとこであきらめて
エクセルとはそういうもんやと言い切ってしまう人さえおられます。
同じように「+100」と入力しても同じような結果しか得られません
こんなところで、あっさりあきらめてしまっては、気が短すぎます・・・
コレは、通常の場合、エクセルでは、数値を数値と判断してしまう
初期設定がなされているせいで、
こういうときには、まず入力する際に「半角英数」モードにしておき
「シングル・クオテーション」を入力してから「0001」と入力します
・・・「'0001」という具合にです。そうすると、エクセルの側では、コレを
文字列として取り扱ってくれるので、思ったような表示が可能になるのです
「+100」の場合もそうですし、
分数「1/2」と入れるたびに「1月2日」となってしまう煩わしさも
解決してしまうのです。・・・
分数の場合は特に「セルの書式設定」で
「分数」という項目もあります・・・コレは、分数の場合も実は文字列でなく
数字として扱いたいためにあるもので、こういった場合には、前述のように
クオーテーションを使って入力してしまうと
「文字列」にされてしまうので、計算が出来ないので適当ではありません
分数を分数と表示して、さらに数値として入力するときは
「数字の「0」+[半角スペース]+分数を入力」
という特別な方法もあるのです

「ダブル・クオーテーション」の場合

こっちの方は、もっと重要な役割を果たしてくれますし、重用されています
・・・・エクセルで多少の関数を利用したり、セル内の書式の設定を
「ユーザ定義」で自分好みにしたいときには、欠かせません
数式やら書式として「文字列」を表示させたい時は、その文字列を
ダブル・クオーテーションで囲むと可能になります
たとえば味気ない「1,000」という数字の末尾に「円」を表示させたいときは
ついつい、1,000円と入力してしまいがちですが
そんなことしたら、数字が今度は「文字列」に変わってしまって
計算が出来なくなってしまいます・・・そこで
数字は数字としてだけ入力し
数字の見た目だけを変えなければなりません。
それには該当するセル範囲を指定しておいて、
「セル」→「書式」→「表示」→「ユーザ定義」とすすみ、種類の欄に
0”円”」という具合にゼロのあとにダブル・クオーテーションで囲んだ「円」を
付け足しします。頭にも「金」と付けたければ、
同じように「”金”0”円”」とすればいいのです。

さらに「””」と間になにも挟まないで、ダブル・クオーテーションでくくった場合は
特に「ヌル」と称して、「なにもない」とか「未入力だ」という意味にも使われます
「文字列」が同じかどうかの判断する数式にも使われ、検索やら置換の時にも
よく用いられますので、出来れば・・・このクオーテーションの役割が理解できたら
もう、「チョボチョボ」呼ばわりはここらで、卒業しておきましょう