富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

複数のバージョン:Office2007について

2007年06月26日 | エクセル

新しいもの好きっていうのも、時にはエエンですが
今、世間ではもう一台のパソコンを
購入したいという人が、Vistaマシンでなくて
XPのパソコンを、それも中古も視野にいれて、購入する人が
急増していると聞きます。

それは、やはりVisitaの慣れの問題なんやろけど
使い勝手の悪さと戸惑いと、現実にVista対応の
ソフト自体がないこと、うたい文句通りに動かそうと思えば
数GBのメモリーを装着し、それなりのCPUっていうか
パソコン自体に相当の性能がないと、結局無理なこと
もう一つは、使用頻度の高いOfficeのバージョンが
2007になると、大いに様変わりし、
例えばエクセルやワードにしても、開いてみると
およそ以前のモンと表示から異なって
ある意味で一からやり直しみたいな気さえします。

思うに進まないVistaの普及の度合いからして
あらゆるソフトのVista対応の遅れから
エクセルやワードも例外ではなく
「Office2007」のファイル形式で保存したファイルとの
互換性がなくて、せっかく作っても
2007の形式そのもので保存したところで
他のマシンでは開けない事から、結局のところ
以前のバージョンで保存しなければなりません
こんな事もあって、
ますますVistaを敬遠しがちな現状が見えます。

「あたらしもん好き」の人は、それでも
変わったという「Office2007」を大枚はたいて購入した
っていう人もおられるでしょう。

だとしても、出来れば
従来のOfficeをそのまま残して、共存させる形でインストール
される方が賢明な選択に思われてなりません。

しかしそうした場合、Office2007は結構横暴で
従来のバージョンの
Excelを残したままにインストールしても、
今度は、今あるファイルを
何が何でも、Excel2007で開こうとします。

これを解消して、出来れば従来のExcel2003バージョンで
開くことが出来ひんかなって思ってたら

Microsoftのサポートページに
「複数のバージョン・・・・」っていうのがありました。

例えばOffice2003優先したいなら
スタートメニュー→「ファイル名を入れて実行する
→次のように入れます
"C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\excel.exe" /regserver

こうすると、2007を入れていても、2003で開くことが出来ます。
(ほなら2007必要ないやん!って事にもなるわけですが・・・)

もう少し、なれないと使いこなせないVista とOffice2007
新しいWindowsになれるには、あるいはこなれて行くには
もう少し時間が必要です。

Vistaでちょっと驚かしたろっていう思いがあったにせよ
やっぱり、Microsoftという帝国で競争相手なしに
やってきて、OSを提供してやる側に立っているような
思い上がりに感じられるし、
ユーザーへの配慮を欠いて、
一気に変えてしまうことは、
やり方において横暴やったんちゃうんかな

ユーザーにしてみれば、いつでも買い換えるっていう気にも
なれへんし、アメリカ的に大量消費、使い捨て
っていう考えが、今時なじまへん上に
バージョンアップするには
もう少しゆっくりした変化で対応することこそ
あなた方のいうところの「ユーザビリティ」の向上というモンちゃいますか




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