実は、このブログのイメージ写真が変わってることに気づかれましたか?この2人は、私たち家族の大切なトモダチでカナダに住んでいるコーラとミチコです。中でもこのめちゃめちゃ貫禄のある姑と仲良く談笑しているみっちゃんは、かつて和知小学校の養護教諭であり、結婚後カナダに渡り、一年足らずでカナダの看護師の資格試験に合格したというすばらしい、女性です。私たちにとっては、彼女と巡り会えたことがかけがえの宝ものであるともに、ミチコからMICHIKOに変わった今も彼女自身と彼女の生き方は、私たちの娘のあこがれであり続けています。
ここでは彼女が帰国した時に語った「トランス型脂肪酸」についてお話ししましょう。皆さんは、マーガリンをお使いになりますか?バターが動物性油脂から作られており、植物性油のマーガリンの方が、はるかに健康に良いなどという企業の宣伝をうのみにしていませんか?実は、ボク自身が彼女の話を聞くまでは、そう信じていました。ところが、マーガリンには天然には存在しない「トランス型脂肪酸」が含まれています。すでに欧米では、この「トランス型脂肪酸」は、心筋梗塞の可能性を増大させたり、糖尿病などの発症の誘因する研究報告が発表され、有害物質である認識が浸透しています。欧米では、「トランス型脂肪酸」の含有量の表示の義務付とともに、消費者の買い控えもあり、マーガリンは、ほとんど売られていないのが現状なのだそうです。知っていましたか?マーガリンにはハエもたからずネズミもちかよらないそうですヨ。そのハエもたからない食材は、今もこの国では、学校給食に使用されている現実があるのです。植物油の生成過程でうまれる「トランス型脂肪酸」は、マーガリンの他にクッキーやフライドポテトを作る過程で使用され、アメリカでは、マクドナルドのフライドポテトに含まれる「トランス型脂肪酸」訴訟まで起きています。日本のWebサイトにも、たとえば「トランス型脂肪酸の害-1」などに取り上げられており、その論調は明らかに「有害・有毒」という結論にいたっています。これに対して、製造・販売サイドのマーガリン工業会なるものの見解は、「現在のところの摂取量なら問題ない」という声明だけが出されています。
しかし、よく考えてみれば、この話は「アスベスト」の問題に共通します。アメリカでは、もう15年も前からアスベストの危険性を指摘し、アスベストを扱ったことのある企業の買収は、あまりにも大きな額の賠償責任を問われることから誰も手をつけないとさえいわれてきたのに、日本では何故か今頃、問題化したぐらいで、行政も企業も重い腰をようやく上げたところでしょうか。この国は、「情報化社会」を標榜しながら、実のところ企業の経済論理ばかりを優先して、情報操作に行政も政治も荷担しているように見え、消費者の利益が守られていないと思えるこの国の現状では、官と呼ばれるたぐいの組織はこぞって、まず影響の大きさを自分たちだけの机の上で測りながら、「関係各位」との調整を行い、「当たり障りのない」処理を、自分たちに批判が来ないように「配慮」に心がけ、どっちともとれるような「報告」をしているのでしょう。かつての「大本営発表」の手法になぞらえて、彼らは、消費者の誰も信じてはいないから。構造計算の偽造に関するあらゆる関係者の態度もまた似たようなもので、責任回避に終始し情報が公開された後、我々が見せられたものは、誰もが責任をとらないシステムがこの国に存在していることではありませんか。この国には、本当の意味での情報公開はあり得ないのだと思うボク自身は、もうマーガリンや植物性油を使用するものを口にするのはやめようと思います。
なおこれは、あくまでボクの一方的な情報です。誰の利益も誰の損害も意図していません。この問題はあなた自身が、Webサイトや情報収集して判断して下さい。とはいうもののWebサイトにある情報が、それほど確証があるわけではありませんが、かといってこの国の行政とマスコミは、何かの支障をおそれていつも鈍感で、自己保身的な気がするし、何より横並びをよしとする考え方がこの国には色濃く風土にあるとおもう。これを機に自分の手で多くの判断の材料を集めて見てはいかがでしょうか?ボクは、敬愛するMICHIKO の言葉を信頼していますが・・・
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