ハイパーリンクっていう言葉を思いっきり堅苦しく言い回すと
「文書内に埋め込まれた、他の文書や画像などの位置情報」てなことになるようですが、
よく目にされると思うんやけど文字が青う変わってたり、
なんかの画像をクリックするとどっかに関連付いた場所に飛んでいける仕組みです。
「リンクを貼る」とか「リンクを埋め込む」とかゆうたりしますが
日頃良くネットで検索したり、Webサイトにある文字をクリックして
別の場所に移動できるあの仕組みです。
そもそも、URLとかゆうような、ややこしいアドレスを入れたりすると
その場所へたどり着けるインターネットの「ブラウザ(Webサイトの閲覧ソフト)」である
SleipnirやGraniやらFirefoxで使われている
WWW(スリーダブリュー)の仕組み自体が
この「ハイパーリンク」そのものの代表選手と言えるのです。
こういう仕組みを作るのは、普段は自力でWebサイトをこしらえたり
あるいは、ブログに貼り付けたりするのに使ったりしますが
実は、普通の文書や、エクセルのシートにもこしらえることが出来ます。
良くできた報告書に見ることがあります。
さて、こんなややこしいようなことを、どういうことに使うのかといえば
文書中の参考文献の案内とか引用例あるいは、
文書とか表のインデックス(目次)を作っておいて
いちいちフォルダを検索せんでも、目的のファイルを一発で開くというような、
なかなか凝った「技」が楽しめそうです。
パソコンの整理にも役立ちそうですし、たまには目先を変えるのも
おもしろいし、楽しめそうですよ。
ここでは、エクセルでのリンクの作り方をちょっとだけ書きおきますが、
リンクを貼るって言うても意外と簡単です。
リンクを貼りたい文字とか画像を右クリックして、
メニューの中の「ハイパーリンク」を選択します。
すると、ハイパーリンクの挿入などというダイヤログが出てきますので、
リンクの行き先(ファイルのある場所)が
どっかのフォルダにある「ファイル」なのか「ドキュメント内のシート」なんか
ナンなのかを指定してやります。
指定できれば、OKを押すとリンクの埋め込みが出来るのですが、
例えばエクセルで作ったこのリンクが埋め込まれたシートを
そのままエクセルの形式で「保存」するのはいかにも味気ないので、
インデックスなりを作ったあとに「名前をつけて保存」で
ファイル名を書き込んだら「ファイルの種類」を
[*.html]の拡張子のhtml形式で保存します。
HTMLとは、(HyperText Markup Language)は、
ホームページなどを構成している文書形式で、
リンクの埋め込みがされたようなハイーパーテキストという文書などを
構成してできあがっています。
HTMLというのは世界中のこうした文書の関連づけをしている約束事ですが
中身まで理解できひんでも、かんたんに作れてしまいます
この形式で保存しておけば、そのファイルをガチャガチャするだけで、
いつもインターネットで見ているウェブブラウザが開いてくれるのです。
わざわざ起動に手間のかかるエクセルやワードでなく
ブラウザを使ってインデックスが開いてくれるうえに
その中の項目をクリックしたら目的のファイルが開いてくれるという
ちょっとした「やってみました」感が味わえる代物が作れるんです。
ただし、こうしてリンクを貼っておきながら、
たまに目的のファイルを都合で移動させたりすると
リンクが出来なくなります。そうなるとパソコンは困って警告を発します。
「目的のファイルがみつからへん?」とか「勝手に移動したんちゃう?」
みたいなメッセージが出ます。
そういうときには、あわてずに「リンクの編集」で組み替えてやりましょう
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