富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

エクセルを噛んで含める

2010年03月22日 | エクセル

※くどいようですが、自分勝手な都合で次回のサークルを3月26日(金曜日)に順延させていただきます。
ご了承ください。


ところで、ふとしたことから定年を迎えたことを期に
一念発起されてPCを始めようと思われた方から
相談を受けて、とにかくなんもない白紙の状態からどう始めるのか
っていう内容の話で
噛んで含めるように教えてほしいなどといわれました。

そもそも、PCのことを噛んで含めて諭すほどの知識は到底なく
いわれた側にとっても難問ですが、むしろ何もないまっさらの方が
覚えやすいかもと、適当な言い回しで伝えました。
よくよく考えると、「噛んで含めて」話が出来たら、結構理解できてるってことです


「エクセルってそもそも何?」っていうところから説明するには余程の
辛抱と時間が必要でした。
まず見慣れぬ「セル」・・・細胞がいくつもあって、それら一つ一つに意味を持たせる
などと言い始めたものですから、相手の顔が見る見る間に曇っていくのが手に取るようにわかります。
そういう物言いが、わかってないんやなと反省しつつ
次のような表で見た目の説明はしたものの・・・




B列に単価でC列に数量入れて、D列で「=B2*C2」という「数式」入れたら
金額が出るで・・・というところをやっとこさ理解いただいた次第ですが
B2とかC2とかそれをD2というセル番地という考え方が
どうもイライラさせてる原因でもありました。

「名前の定義」というのをご存じでしょうか?
実はこうしたセル位置のわかりにくさを整理するのに、セル自体に
「名前」をつけてわかりやすくする方法もあります。

上図のように、単価にあたるB列をBというところをクリックして
B列全体を選択しておき、メニューの「挿入」→「名前」→「定義」でもかまいませんし
いっそ、いきなり上の図のように「セルの番地」を表示する欄を
「単価」と書き換えて、列の「名前」を定義します

同じように「数量」の欄も名前をつけておくと


D列の数式が少しはわかりやすくなって
他のセルにコピーしやすくなる気がします・・・・
残念ながらこの程度では、その人に納得を得られたわけではありませんでしたが


 


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