富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

オンライン:ネットにつないだ状態

2010年04月11日 | パソコン

「今更」という感じで、こんなことを言われたのですが
「パソコンするときに、ネットは関係ないやろ・・・」と
ある程度の年配の方でしたが、むろん家にインターネットの環境もあり
パソコンのキャリアもある人と存じ上げていましたが
正直、意外な答えで驚きました。

決して悪いとか間違っているというわけではありません。
ただ、どうも「ネット」と「パソコン」の作業を頭の中で完全に区別されているようで
「ワープロ」として使ったはるん?と聞き直すと
「なんでやねん!今は、ワードやで・・・ワープロはとうに処分した」という
返答でした・・・「ワード」はパソコンで「ワープロ」は、例の「書院」とか「ルポ」とか「文豪」やったけ
あぁいうものとして区別されているようです。
ワードとは、Microsoftがパソコンのソフトとして売り出している
「日本語ワードプロセッサー」というアプリケーションで、「ワープロ」なんですが
僕の頭の中で、ちぐはぐ会話がかみ合わないストレスがたまっていきました。

けどもこうした「思い込み」はよくある話です。

ところが、インターネットの普及は、PCの環境を大きく進化させて
セキュリティ上の問題や、プログラム上の修正点いわゆるバグというものを
ネット上に公開し、その都度ユーザが「アップロード」して最新の状態にしていくというのが
もう前提になっています。ネットにつなげると「ウィルス」が入るなどという思い込みで
ネットを切断(オフライン)で使い続けることが、むしろ安全性の意味でも
ウィルスの対策がされずに放置されている危険が潜むことになります。
パソコンはネットに接続された状態(オンライン)で、使うことを前提にしているので
ネットとパソコンは、もう切り離して考えないのが常識化しているのです。


ワードやエクセルの右側に出てくる作業ウィンドウの使い方は
まさにオンラインの状態でなければ、使うことも出来ません。
(※表示がなければ、メニュー→「表示」→「作業ウィンドウ」で表示されます。)


この機能はワードやエクセル上からその作業中にも
検索やテンプレートからの作業、あるいは辞書機能など
PC内だけでなく広くネット上から探し出したり、調べたり出来る機能があります。


たとえばエクセルで、


どっかのセルにこんなデータを入れたとします。まず手始めに
CATVと入ったA1のセルを「右クリック」して出てきたメニューの中の
リサーチ」を選択すると、下図のように「作業ウィンドウ」の「検索する文字列」に
自動的に登録されますので、その下の欄の右端の「▼」の中から「国語辞典」を仮に選ぶと
その下に調査の結果が出ますので、該当する言葉をコピーして、エクセル上に貼り付けることも出来ます。



さらにこんなことも出来ます。
A2のセルの「富田PCサークル」なんていうのでさえ、右クリック→「リサーチ」して
今度は、欄の「Live Search(日本)」を選択すれば
下のように、エクセルであろうが、ワードの作業中にも
このブログでさせ、その内容の一部を参照することが出来ます。


ですから、パソコンはもう「オンライン」で使う道具なのです。
まさに「切っても切れない」関係にあるといってもいいでしょう。

前述のおじさん別れ際に「心入れ替えるわ・・・」ってゆうたはりましたけど
そない、たいそうな話やないけどね