富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

セルの結合ボタン

2010年04月05日 | エクセル

エクセルでの作業に少し慣れ始めた頃に
よく使うボタンに、セルの結合というボタンがあります。
下図のように、編集していくと、隣り合うセルを結合して一つにまとめる
一見便利な機能です。


ところが意外な落とし穴というか、気づいていながら、気にかけていない点があります。
エクセルの標準のツールバーによくある「セルの結合」ボタンは


実は、本当は「セルを結合して中央揃え」というボタンで
コレを頻繁に使っておられる方は、とっくにご存じでしょうが、コレを使って
結合すると、文字列であれ、数値であれ、横位置も縦位置も中央揃えにしてしまいます
そのことが、不都合な場合・・・特に数値を右寄せにしたいときは
必ず、「セルの書式」で、右揃えに設定を変更してやらないといけません。
・・・たぶん昨夜目にした決算書の数値の不揃いは、この処理が出来ていないために
見にくい指摘がなされたんだと思います。
この「結合して中央揃え」を解除するには、該当するセルを選択して
同じボタンをダブルクリックして、解除することが出来ます。


本当の意味での、「結合ボタン」はメニューの「ツール」→「ユーザー設定」とすすみ
コマンド」というタブを選択します。



上図のように、左側の「分類」欄から、書式を選び
その中の「セルの結合」とあるボタンが、実は純粋に結合の意味を持ちます。
コレをメニューバーに登録するのは、意外に簡単にできます。
このボタンを図のようにドラッグして
メニューバーの好きな位置までドラッグして、パッと離すと
アイコンが登録できるのです。