富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

M木さんの困った:「仮想メモリが少なく・・・・」

2008年04月10日 | パソコン

M木さんのパソコンの画面に現れたのは、
「仮想メモリが少ない・・・・・」のどうのこうのです。
仮想メモリ]???何とも聞き慣れないないどころか
機械的な用語で一見して、手に負えない印象を持つ言葉です。


これを説明するには、僕自身の知識が「少なくて・・・・」
本当は、まずこっちの方をナントかせなあかんわけですが
そこをありったけ、絞り出して
まずメモリということを説明しなければなりません。

メモリとは、現在動いているソフトウェアの情報や、
作成中の文書などの情報を一時的に記録するために使用される部品で、
例えば、パソコンの実際の作業を覚えておく働きをしています。
机のうえ(デスクトップ)に本をひろげて
あれやこれや作業をいちいち記憶している[ノート]みたいなところなんです。
これに対して、ハードディスク(HDD)とは
こうした様々な本をしまっておく[本棚]ということになるのでしょうか。

 

ところが実際パソコンを動かしていると
一つではなくいくつものアプリケーションを
開いてみたり、最近は性能の上がったデジカメで撮影した
サイズのでかい写真を開いていたり、編集していると
たちまちこのノートにあたる「メモリ」の容量が足りなくなります。
そのためにハードディスクにちょっとした空きがあるのなら
一時的にデータを待避させておけるように、ノートの代わりに
「本棚」を使わせてもらう仕組みが
物理的な部品としてのメモリに対して「仮想メモリ」とよばれるものです。

冒頭のM木さんのパソコン画面に現れたメッセージは
「本棚に作ってある非常用の棚の空きが
少なくなってるで・・・内容をメモっておくところがのうて、
こんなぎょうさんの作業続けるのにはしんどいわ」というような
「泣き言」をパソコンがゆうてるような意味になります。

これを解決するには、物理的なメモリの容量を増やすために
メモリ」そのものを購入してパソコンに換装し、
作業に余裕を持たせてやるのがいいんですけど
これには、コストがかかる上に、出来るだけ大きな容量のを買えばええというもんでもありません。
形式や形状も違う上に、パソコンが持ってるメモリの搭載容量に
機種によって限界があります。
こういっちゃナンやけど、購入時期が古いほどその容量が小さく
手に入りにくいものだと考えていいでしょう。その上に
パソコンとの相性が性能に大きく関わってきます。
購入に当たっては、慎重に取り組まんと後悔させられます。

そこで、対処療法として
次のような手順で、「仮想メモリ」の領域を増やしてその場をしのぐようにします。


1. [コントロール パネル] を表示します。
 
[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントします。
次に、[コントロール パネル] をクリックします。

 
2. [システムのプロパティ] を表示します。
[システム] をダブルクリックします。
※マイコンピュータを右クリック→「詳細設定」も可能です。


 
3. [パフォーマンス オプション] ダイアログ ボックスを表示します。
[詳細] タブをクリックし、[パフォーマンス オプション] をクリックします。


 
4. [仮想メモリ] ダイアログ ボックスを表示します。
[仮想メモリ] の [変更] をクリックします。


 
5. 仮想メモリのサイズを増やします。
[初期サイズ] ボックスおよび [最大サイズ] ボックスに
現在のページングファイルサイズに割り当ててあるよりも大きなサイズで
仮想メモリに割り当てる容量を入力し、[設定] をクリックします。


 
6. 仮想メモリのサイズを確認します。
[ページング ファイルのサイズ] ボックスに値が反映されたことを確認し、[OK] をクリックします。


 
7. [パフォーマンス オプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックします。
 

確かに難しい話で、とても自力では出来そうもないけれど
あきらめずにトライしてみてください
そして、普段の心がけとしては
こうした「メッセージ」が発せられる状態になったら
スタート」→「プログラム」→「スタートアップ」というところにある
ショートカットを削除し、自動的に実行されるプログラムは極力少なくし
(ここの部分に登録されているモノは、プログラムの本体ではないので
削除しても、パソコンの起動と同時に動き出さなくなるだけで
その程度の差し障りでしかないので、心配は無用です。)


また出来るならば、一度にいくつもアプリケーションを開かないことを心得ていただくと
ナントかやり過ごせると思います。

この記事は、マイクロソフトのサポートページを参考に
書かせていただきました。
詳しいことは、下記のページを参考にしていただくのがいいと思います。

 マイクロソフト サポートページ


ちゅうこさんの質問:デスクトップの表示アイコンが消えた

2008年04月10日 | パソコン

 



 


エクセルやらワードやらをごちゃごちゃと立ち上げたあとで
アレはどこやったかいな・・・・てなこと思い立って
「デスクトップ」画面をすぐに表示させたいときがあります。


そんなときに、
タスクバーのたいてい左の方にある
クイック起動バーの[デスクトップの表示]アイコンが便利で、これを
クリックするとデスクトップが表示されます。
ちゅうこさんの質問は、このアイコンを間違って削除してしまったか
どっかにいってしもた・・・という内容でした。



作業の途中で「デスクトップ」を表示させる方法は、実はこれだけとは違います。
Windows(ウィンドウズ)キーって知ったはります?
キーボードの中に「旗がなびいてる」ようなマークだけのキーです。
これは、主に「スタートメニュー」を表示させる機能があるキーですが
これを押しながら 「Windows」+「D」の操作をすると
「デスクトップの表示」アイコンと同じことが出来ます。



アイコンを削除していないのであれば
「クイック起動」
バーの一覧に隠れている可能性がありますので、
クイック起動バーの矢印のところをクリックして
表示が出来ないで隠れている中身を確認します。
それでも見当たらない場合は、
パソコンの中を検索せんとあきません。ところがこの「デスクトップの表示」アイコンは
そんじょそこらのアイコンとは違って、始末の悪いことに通常の検索では見つかりません


ちょっとばっかし、たいそうですが
まず、「コントロールパネル」の「フォルダオプション」から[表示]タブをクリック。
詳細設定]の[ファイルをフォルダの表示]欄で
すべてのファイルとフォルダを表示する]のボタンをチェックしときます。








次に、検索画面で「ファイルとフォルダすべて」欄に「デスクトップの表示」と入力。
探す場所は「Cドライブ」を指定しといて、検索させます。






そんなこんなで、なんとか検索結果に表示された「デスクトップの表示」アイコンが
表示されたら、そのアイコンをクイック起動バーにドラッグ&ドロップすると再登録できます。



それでも見当たらないなら、「削除」されてしもたんかも知れません。



今度は、さらに小難しいことせなあきません




1.「メモ帳」を開きます

2.開いたら、次に書き込んでる内容をそのままコピーして
「貼り付け」ます。



[Shell]
Command=2
IconFile=explorer.exe,3
[Taskbar]
Command=ToggleDesktop



3.これを「デスクトップの表示.scf」という名前でデスクトップに保存します
 (※拡張子を.scfとすることがポイントです。)



4.メモ帳を閉じます。



5.最後に作成したファイルをクイック起動バーに右クリックを押しながらドロップする



これで、ようやく回復するという
結構ヤッかいな作業をせなあかんというお話でした。



 


新たな思いで・・・

2008年04月10日 | パソコンサークル
サークルには、特に年度の始まりも終わりもないわけで
継続し続けることに意味があるわけですから、
とりたてて、変わり目を意識せずともいいわけですが
例えば、それぞれの人がお引き受けになってる「役どころ」といったものには
「任期」というモノがあったりして
桜がきれいなこの時期は、やっぱり一つの「けじめ」になるのかも知れません。

そういう意味で、今夜のサークルが4月の最初の機会でしたので
心新たにっていうのか、もう一度「ありよう」を見直すという意味で
きっかけにもなりました。

誰もが期せずして、口にされることは
覚えたこともあるけれども、忘れたことの多さに
自分自身を戒める意味で、「つくづく・・・アカンわ」てな
言葉でした。何度も繰り返して言いますが、
パソコンは、「勉強」の対象ではありません。あくまでも
便利に使う「道具」ですので、使い方がわからないとか忘れたということを
悔やむ必要もなければ、「アカン」とすることもありません。


パソコンを使いこなす方法は、ただ一つ、繰り返して「習得」することより
その手だてはありません。自由に柔軟に自分なりに使っていこうということ以外
求めて行くものは、ありません。

自分もまたパソコンをやり始めたころから、何となく出来たわけでもないし
今頃は、エラそうな顔して「パソコンなど・・・」と、いっかど講釈ぶってるけども
今になってもパソコンが出来るなんて意識もしませんし
実際「出来る人」に比べたら足下にも及びません。
しかし、そんな比較や評価なんて意味もないし、気にもならないのです。
なぜならば、パソコンは自分のやりたいことに使う「自分」だけの道具やからです。
結局は、どない使うと「ほっといてもうたら」エエンです。

「忘れてしもうてアカンわ・・・」と、出来なかったことを前にして
確かにそう思われるのでしょうが・・・
そこんとこでやめてしまうと「元の木阿弥」で
せっかくの「やる気」とか自分にしてみた「投資」が水の泡になってしまいます。
継続すること、自分に新しい一面を付け加えようという意欲は
大きな励みと「楽しみ」につなげないと、それこそ「もったいない」話です。


ただよくよく考えてみると、逆に「アカンわ・・・」という思いに
それぞれの人たちの衰えない意欲もかいま見ることが出来て
頼もしくも思われ、ほほえましく感じました。

サークルというモノの「ありよう」をみつめなおせば、
ちょっと欲張って歩きすぎた道のりを
もう一度、引き返しても時間は十分あるし、この際に
基本を繰り返すのも、みんなの要望だとも感じました。

次回からは、お互いがお互いの理解を交じり合わせて
ここまで来たことをたどりながら、反復するような足取りで
基本のところへ立ちかえろうと思っています。

メンバーの中で十分理解の進んだ方を真ん中に
互いをサポートしあうのも、忘れたことを思い出す意味でも
とても利益があります。
進んだ歩みを立ち止まらせる必要もありません。
それぞれがそれぞれのあり方を認め合って、出来ること出来ないことを
サポートしあう形で取り組めば、理解がより進むんだろうと考えてます。

これからしばらくは、ここまで来た道を
もう一度思いだししながら、一方で新しいことにも挑戦する
「ありよう」ですすめていきたいとも思っています。

どしどし、身勝手でもなんでもよろしいので
意見ややりたいことを提案していただいて、
意欲的に取り組んで行きたいモノです。

******************************************************

2008年度会費については、
ネット回線使用料が月2,100円で年間25,200円と
公民館に年間10,000円の使用料を納付させていただいております。
これらを現在の実質上のサークル参加者の方々で負担していくのに
一人あたり3,000円(年間)程度の負担が試算されます。

会の終盤でお知らせしたとおり、
年会費3,000円を徴収させていただきますので
あわせて、ご了解下さい。