最近は持ち運びも、保存のしかたの簡単さからデータの
記録はUSBメモリでっていうのが、はやりです。
容量なんて一時の256MBなんてサイズから
近頃は1GBはゆうに及ばず4GBなんていうのが
結構安く手に入り,ちっちゃくてもDVD並の大容量です。
ところが、ナニもかもがええわけでもなく
コンパクトすぎて落としやすく、お手軽すぎて忘れやすく
そうした理由から、近頃では、「先生」って呼ばれたはるひとが
大事な個人情報を
このお手軽なUSBメモリで持ち運んでいて
データを盗まれたり流出させたというニュースが流れます。
大事な情報をイージーなっていうか、こういうお手軽なメディアで
セキュリティもおろそかに持ち運ぶっていう発想が
意識の低さと危機管理のお粗末さを露呈しています。
それとUSBメモリの問題点のもう一つが
「ハードウェアの安全な取り外し」という問題です。
USBというインターフェースは、パソコンへの抜き差しの
便利さゆえに急速な普及をもたらしましたが、
USBメモリやらUSB接続のHDD(ハードディスク)については
取り外しに注意をはらう必要があります。
「えっ いつでも抜いてええんちゃうの」って
いうたはるお方がおられて
「なんも問題なかったでぇ」と言い返されたとしても
それは、たまたまラッキーだったか、
偶然にもたいしたダメージに至ってないだけです。
例えばUSBメモリのアクセスランプがついているときに
引っこ抜いたとしたら、ファイルが壊れて開かなくなるか
メモリ自体の構成に支障をきたすでしょう。
USB記憶装置を取り外す場合は、タスクバーにある
「ハードウェアの安全な取り外し」をクリックし、
該当のUSB記憶装置を選択の上、
クリックして取り外しが可能になったことを確認してから
USBコネクタから取り外します。
確かに面倒くさい話ですが、これを自分の常識にしてください
また、パソコンをシャットダウンしてからも取り外すことは可能になります。
要するにUSBの記憶装置のアクセスを止めてから外さねばならないのです。
そこで、その緑色の矢印のようなアイコンを
探すのが面倒やし、見あたらへんっていう方に
「ショートカット」をデスクトップに作り、このショートカットをクリックして
外せる方法です。
デスクトップの何もないところを右クリックして
「新規作成」→「ショートカット」を選ぶ。
「ショートカットの作成」ダイアログの「項目の場所を入力してください」に
次のコマンドを入力して「次へ」ボタンをクリックする。
Rundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll
※ わざわざキーボードから入力するのは、
入力間違いの元ですから、このまま上の文字列をコピーして
貼り付けた方がええですよ~
「ショートカットの名前を入力してください」に
適当な名前(例えば「USB取り外し」など)を入力して
「完了」ボタンをクリックする。
これで、デスクトップにショートカットが作成されます。
これをダブルクリックすれば、
いつでも「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログを
開くことができるのです。
このショートカットを、クイック起動バーに登録しておくのもいいでしょう。
キー操作で「ハードウェアの安全な取り外し」
ダイアログを開きたいというせっかちな方は、
このショートカットを右クリックして「プロパティ」を選び、
「ショートカットキー」をクリックして適当なキー操作
(例えば「Ctrl」+「Alt」+「U」)を実行して「OK」ボタンをクリックする。
これで、「Ctrl」+「Alt」+「U」とキー操作することで、
「ハードウェアの安全な取り外し」ダイアログを開けるようになります。
あるいは、取り外しのためのフリーウェアをダウンロードして
使う手もあります。
さらに付け加えるとUSBの機器には、タイプ(規格)が存在します
USB2.0とUSB1.1と区別されます。
最近の機器やパソコンの多くはUSB2.0という高速転送の規格が
採用されていますが、少し前の器械の多くがUSB1.1という
スローなデータ転送のままの場合があります。
この規格に注意しないと取り付けても、パソコンが認識しにくかったり
フリーズする現象が発生することがあります。
とはいうものの僕自身はUSBメモリ愛好者の一人ですので
USBメモリの使用をオススメしたい一人でもあるのです。