富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

もうPCも御用納め?

2006年12月30日 | パソコン
年末には、年に一度のパソコンのビッグイベントの
「年賀状作り」で汗かいた人もおらはるやろな?
いくつかのSOSをお聞きしました。
忘れたことが多くて当たり前です。なんせ年に一度のことやもん
今頃は、PCも一息ついて、御用納めしたはるんやろな・・・きっと

で、いくつかのPCを見せていただいて
気がついたのは、マイドキュメントの中の散らかり具合です。
自前のフォルダを作らずファイルが散乱した有様
は、早速どこにナニがあるのか探すのに往生しました。

それと、結構買ったままの、あのどうでもええような
アクティブディスクトップ」のままに
使われておられるということです。
使いもしないバナー(プロバイザ契約の勧誘みたいの)
や、夕焼けこやけのスクリーンセーバー
ああいうのって結局リソース使って作業の領域を減らしてるだけです。
あれは単に企業宣伝してるに過ぎません。
ユーザのリソースを浪費させて・・・・

マイコンピュータ→右クリック→プロパティ→「詳細設定」→
「パフォーマンス」→「視覚効果」→「パフォーマンスを優先する」に
チェックをいれて、パソコンをサクサク動かすのが賢明です。

パソコンていうものを考えるとき
なにもしないことが、「ええこと」とは違います。
まして、冒険もせずにそのままっていうのも感心しません。
カスタマイズ(自分なりの使い勝手)してようやく
パーソナル(個人的な)コンピュータだと言えるのです。

壁紙の一つでもかえたはるのんみて、ほっとするくらいです。
ことパソコンに限っては、出来るだけいじくり回すことが
上達っていうか進歩の基本です。
リカバリディスク」があるのですから、
もとに戻すことくらいは簡単ですし
起動できないくらいトラブルにいたるには
よっぽどの知識があってのいじくり回しが必要です。
せやから、いろいろ思案して、なにもしないですますより
とりあえず「やってまえ」っていうのが
基本かも知れません。

パソコンは落としたりこかしたり衝撃を加えへんかったら
いじくり回すことで、壊れるもんではありません。
確かにおかしくなることはありますが、「なおしたらええ」んです。

「おかしくなった」ってとこまで行かないとホントは
ナニをどうするかは、覚えられませんよ
トラブルに強くなるにはトラブルに巻き込まれてこそ
その本質を知るのです。
よくPCをわかった人こそ、パソコンを壊した経験のある人やと
私は思います。

買ったままのパソコンの状態と
ファイルばかりが散らばったマイドキュメントと
教えられただけの方法では、PCの進歩はありません。

わかりもしないのに、やってはイケないことはパソコンにはありません。
っていうか、どうせわからんことばっかりやしね 
それなら、やってみるかっていうことでええんじゃないでしょうか
やってみてこそ、アカンとか、別の方法とか便利な技を
覚えて行くもんやと思います。

なにやら、年の終わりに説教じみましたね
正月の間にさわる機会があるのなら、いじくってパソコンを
冒険してみてください。
フォルダ作って整理もしましょう
ワードやエクセルだけがパソコンの能力ではありません。


  2007年賀状作品集