富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

ついでに今年をもう振り返りつつ

2005年12月08日 | パソコンサークル

パソコンサークルが始まって、もう1年半を超えました。一応みんなより先に、パソコンにさわっていたもので、エラそうに講釈したり、センセイぶったりしてきましたが、みんなの進歩は目を見はるばかりに向上しました。そろそろ、こっちの持ちネタもなくなり始めました。モチロン能力の個人差は、あって当然ですが、生き生きとして悪戦苦闘しながらも、パソコンに取り組まれている様子は、その中にいるものの一人として大変楽しく思っています。サークルは、教室ではありません。互いが、助け合ってより楽しく自分なりに、このツール(道具)を使いこなすところに意味があります。さて、ついでにエラそうに申し上げますが、この国には、古来より「謙譲の美徳」といって謙遜することこそ奨励する習わしが、あります。実はコレガ、パソコンをやるにあたって結構な障害になっているように見えます。「あんたパソコンやっとてんやて」と聞かれたら、皆さんは多分ためらいもなく「パソコン持ってるだけでナンにもできひん」などと応えられるのでしょう。こういうのこの際、やめませんか。せめて、「ワードだけやったら出来る」とか「年賀状なら作れる」とか出来ることを、ちゃんといいましょう。アピールをせよというのでは、ありませんが パソコンやってて自分が、はりあいを感じるのであれば、それを人にも伝えてあげましょう。自分の気持ちを前向きにすることこそ、この英語的文化は教えています。好奇心をもってあれやこれやと動かしてこそ上達の近道です。受け身では、なかなか進まないようです。パソコンなどおそるに足らないただの道具ではありませんか。今時パソコンぐらいやってみたいと思うの当たり前ですよ。そうはいっても、「そんなエラそうなこというたら、なんて思われるか・」とおっしゃるのであれば、そういう雰囲気をパソコンをやるあなたが変えていけばいいのです。

交流をはぐくみ、自分が学びながらも、自分なりに出来ることを探すことから、この活動はもう少し生き生きしてくる予感がしています。来る2006富田パソコンサークルは、パソコンで何が出来るのかのステップアップを目指しましょう。

「年賀状グランプリ開催中」


パソコンというものを考察

2005年12月08日 | パソコン
年賀状のヤマを迎えて、思ったことを伝えたいと思います。ボク自身は、パソコンですることを一言で言えば、ファイルを作ることだと考えています。この場合、「印刷」とは、パソコンですることのほんの一部でしかありません。パソコンですることの結果を「印刷」するということにばかりに傾斜すればするほど、パソコンですることが、ワープロの域を出ないものになるでしょう。パソコンで出来ることは、無限ではありません。ただし、限定的でもありません。「ファイルを作る」ということは、たとえば写真の整理にアルバムを作ったり、家計簿や在庫管理などのデーターベースを築いたり、音楽や映像を加工したり、Tシャツのプリントや、カードを作ったり、ブログやメールを駆使して、コミュニケーションを深めたりと数えればキリがありません。その中から今ある自分を見つめて、今ある自分に何が出来、何がしたいのかを追求することが可能です。ひいては、新しい自分をどう築くのかにつながるのかもしれません。その手がかりに、それを道具にパソコンのある生活を送れるのなら、すばらしいことだと思います。年賀状を作ること、そして印刷することも、とてもすばらしいことだと思います。ただ、あなたが一枚のデザインを作るまでに、費やした時間と目を輝かしてあれやこれやと考えた日々、住所録を作りながら、思いはせた友への思いこそ、パソコンライフの本質です。今はパソコンがうまく操られないとしても、悔やまずパソコンで自分が出来ることを見つけてください。あなたがたどってきた道を、あなたが今まで歩んだ人生を、「パソコンがうまいこと出来ない」ということで否定するものではありません。パソコンは、あなたの新しい可能性を切り開いたり、あなたに新しい道を見つける手助けをする「道具」です。