ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

成果を上げて、部下の育成を行う上司像  スモールアイデア NO14

2018-02-07 16:59:26 | 日記

 不況でも好況でも、一定の成果を上げる上司が求められています。さらに、今日的課題として部下を育成することも上司の大切な役割になっているようです。人手不足の現在、今までのようにリストラをすることはできません。安易に、長時間労働やリストラを行えば、会社のイメージを大きく損なう時代になりました。余談ですが、宅配のヤマトは、宅配料金を敢えて上げる道を選びました。値上げは、消費者離れを引き起こします。でも、離れる消費者は少なく、会社の利益は増えているのです。総労働量をへらし、給料を上げることで、社員のモチベーションと社会的信頼を勝ち取っています。こんな成果をあげる上司がいれば理想です。
 そこで、成果を上げて、部下の育成を行う上司像を考えてみました。社員のモチベーションを高めることは、上司の大切な仕事になります。部下が仕事を身につけてから使うのではなく、やりながら身に付く場を用意するのです。優先順位の低い仕事から、慣らし運転を何度か行うことになるでしょう。優先順位の高い仕事では、リスクを伴います。慣らし運転を何度か行うことで、達成感を経験させるのです。達成感を覚えることで、仕事の技能が徐々に身に付いていくわけです。身に付いていく過程で、仕事の意味も楽しさも理解していきます。バブル後の氷河期は、身につけた人材だけを使い、育てる余裕がありませんでした。今は、人を雇用しなければ、会社が黒字倒産する時代なのです。人材を育てる時代に、戻りつつあるようです。
 時間で部下を縛るのではなく、成果を出すことを追究します。労働時間を減らし、なおかつ生産性を上げる上司像が浮かび上がります。がんばらなくとも、ボトルネックを解消して、みんなの働く時間を軽減するような仕事の仕組みを作ります。上司は、掌握下にある部下とともに成果を上げることになります。そんな上司と一緒に働きたいものです。