ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

所有者不明の私有林が利益を上げる森林に変身する  アイデア広場 その1468

2024-09-30 17:38:41 | 日記

 日本の林業には、強みと弱点があります。強みは、伐採できる森林を豊富に抱えていることです。我が国の人工林の蓄積量は、戦後の17億㎥から49億㎥に増えているのです。日本の森林面積は、2500万haで、年間成長量は約1億㎥になります。弱みは、その成長量を、十分に利用できていない点にあります。1億㎥の中で生産している木材は、3400万㎥に過ぎません。一方、木材使用量は8200万㎥なのです。この8200万㎥の木材使用のうち、4800万㎥は輸入材を使っています。使用量をはるかに上回る森林の増加量があるにも関わらず、日本の林業はそれを生かし切れていません。一方、森林面積1000万haのドイツは、年間6000万㎥の木材を安定的に生産しています。日本の半分以下の森林面積でいながら、2倍以上の国産木材を伐採し、市場に供給しているのです。輸出も多く、多額の外貨を稼いでいるのです。ドイツの林業の雇用数は100万人であり、自動車産業の70万人を上回っています。蛇足ですが、木材生産を目指す森林を健全に維持するためには成長量の7~8割を伐採することが必要だといわれています。この必要の意味するところは、雇用創出の可能性、多額の外貨獲得の可能性、そして自然災害の減少ということになります。近年温暖化により土砂災害などにより、森林の荒廃が目につくようになりました。今回は、林業の復興と自然災害の減少という課題に取り組んでみました。
 ドイツや北欧の林業を見ると森を守りながら、利益を上げています。この理由の一つは、ドイツの森林法にあります。この森林法では、すべての森林所有者に対し「持統可能で適切な管理義務」を課しているのです。この法律のおかげで、ドイツの先進的林業が成立しています。ドイツの森林法では、森林官は、国有林や私有林を問わず、適切な管理義務の履行をチェックする責務も負っています。この森林官は、経済合理性と持続可能性とのバランスを保つ「森の守人」の役割を担っています。森林官は担当区域の私有林や民有林についても助言や支援、行政指導を行っています。現場で木々をチェックし、どの程度までなら森林の成長を阻害せずに伐採可能かを計算するのです。日本でも、林野庁の出先機関である森林事務所に、約850人の森林官を置いています。この森林官は、国有林のみの管理になります。ドイツの場合、連邦政府と州政府が保有する国有林は、日本と同じく3割程度になります。でも、ドイツには約5000人の森林官がおり、その権限は国有林だけでなく、民有林にまで及んでいます。ドイツの森林官は、20~30年以上にわたって、同じ森林を担当し続けるのに対して、日本の森林官は2~3年で定期異動をしてしまいます。地域の森を深く知らないままに、次に異動することになります。この短い期間の異動は、地域の宝が生かされないケースも増えるようです。
 もう一つの日本の弱点は、木材1㎥の価格が高いことです。伐採して、市場に出すには7000円かかっています。ドイツやオーストリア、そして北欧では、が2500円で、市場に出荷できるのです。豊かにある木材資源を安価に切り出す工夫も、日本の課題になります。ヨーロッパの林業機械は、大型で効率的な作業を行います。性能の高いハーベスタのような林業機械を入れれば、定性間伐もでき、生産性も10倍以上になります。日本も、生産性の低い林業に甘んじるつもりはないようです。建設機械のコマツは林業を中核事業と位置づけて、スウェーデンやカナダ、アメリカの林業関連企業を買収してきました。面白い買収では、スウェーデンで林業機械のトレーニングシミュレーターの開発企業を買収したことです。ハーベスタなどの林業機械は操作が非常に複雑であることから、トレーニング用のシミュレータの活用が欠かせないのです。コマツの狙いは、機械だけでなく、機械を操作する人材の育成にまで視野を広げていることです。コマツ伐採機は、木を伐採し枝葉をそぎ落とし運びやすい大きさに切断の作業を1台でできるのです。複数の木材を同時に処理し、短時間で大量伐採するため効率が向上します。さらに、この会社が得意としているIoTは、伐採機と連動して、より高い収益を上げることになります。コマツは、価格の課題を克服しようとしているようです。
 国土の約7割を占める森林にビジネスチャンスを見いだそうと、日本の林業関係者や大学、そして企業が知恵を絞っています。生産性を高めるには、生産の適地を選ぶことが大切になります。ドイツや北欧の森林は、木材生産を対象にした森林とそうでない環境保全の森林を区別しています。これらの国では、機械化を進め効率を上げるとともに、作業を安全にするスマート林業が進んでいるのです。木材の生産に適した森林を集約して、林道を整備し、大型機械を使用できる環境を整えています。ドイツでは、「林業専用道」と呼ばれる散歩道が縦横に整備されています。その結果、機械化が進み、さらに木材生産に適した適地を森林として育てているわけです。要は、日本の人工林の中には、木材生産に適さない場所もあります。逆に、自然林の中にも天然林でも木材の蓄積が多い所もあるのです。木材生産に適さない所に、大型機械を入れても無駄になります。人工林として育ててきた森でも生産性の低い森は、天然要素の強い森林に方向転換することも求められます。逆に、天然林でも生産が適している場所は、人工林に変えていくことが効率的になります「木材の生産に適した森林を集約して、林道を整備し、大型機械を使用できる環境を整えれば良いということになります。ここまでは、普通に考えれば、誰でも理解できることになります。日本にはもう一つ、難問があります。日本の林業は、山が分割相続などで所有者不明の私有林が点在している点です。私有林は、人手がないために山は荒れ放題になるケースが増えています。木材として伐採時期になっても、伐採することも困難になります。伐採したとしても、木材搬出ルートの確保が難しいという情況があるのです。この所有者不明の問題を解決するヒントが、北朝鮮にありました。
 北朝鮮では、台風や豪雨で甚大な被害が出ることは珍しくありません。中国と北朝鮮の国境付近で、7月下旬に豪雨が発生し両国の間を流れる鴨緑江が氾濫しました。北朝鮮北部の新義州市や義州郡で家屋およそ4100軒、農地3000へタタールが水没しました。被災者およそ1万3000人が首都平壌に避難したのです。問題は、この復興計画でした。現地当局が集落を洪水前の状態に戻す「復旧」を断念したのです。この再建に向けた最大の課題は、物資不足でした。復興に従事した男性らはシャベルを抱え、歩いて作業場所に向かっていきました。農村集落の周辺では、ショベルカーなどの重機は見当たりませんでした。機械がない、資金がない状況が見て取れます。核やミサイル開発に数十年にわたり、多くの資源を投入してきました。資源配分が偏り、インフラが整備されず、自然災害のたびに多くの被災者が出ている現状がります。蛇足ですが、被害が出るたびに、金正恩総書記は被災民を自ら見舞ったり、現地幹部の責任だとして叱責する光景が報道されます。現地幹部の責任だとして叱責は、自らへの批判をそらし、市民の不満をやわらげるためだとも言われています。さらに、リップサービスとして、新しい再建計画を述べています。復旧を断念した代わりに、新しい住宅を建設するというものです。この機会に、都市経営に関する要素を備えた「農村文化都市」を建設すると報道されています。都市経営に関する要素を完璧に備えた農村文化都市を建設しなければならないと話されています。さらに、新しい住宅を建設するこの機会に、電気・飲料水・汚/水処理に至るまで備えると添えています。被害地域を復旧するのではなく、農村の都市化、現代化、文明化実現の見本にするというものです。
 北朝鮮の復興を断念し、新しい事業を立ち上げる点に、日本林業の復興のヒントを見出しました。毎年、雨風により川の氾濫が相次いでします。温暖化により、洪水の危険がますます増大していることを実感しつつあります。これらは、温暖化で気候が変わりこれまで想定外だったような天候が生じていることに原因があります。温暖化に加えて、都市化に伴う人口移動があり、かつての里山が急激に荒れ果てている実情があります。かつての里山が急激に荒れ果てて、森林の保水力がなくなっているという人的要因もあります。全国の自治体は、土砂災害リスクの点検を進めています。2024年6月末時点で全国の区域指定は約69万4千カ所に上るまでになりました。でも、区域指定完了までには、さらに人手や予算が求められています。予算の限られる自治体からは、さらに10年近くかかるとの声もあるのです。このような状況を考慮した場合、69万4千カ所の危険地帯の改修は、200兆円の借金のある自治体レベルでは無理ということになります。もちろん、1000兆円の借金のある国のレベルでも無理になります。自然の力が強すぎて、道路や崩れ落ちた山肌を、もとの状態に戻し続けることは現実的ではありません。道路や崩れ落ちた山肌をもとの状態に戻し続けることは、いくら税金を投入しても足りません。人間にできる対策は、都市化を前提に、人がいなくなった地方の山を、安定した自然林に返すことが一つの選択肢になります。地方の山を、安定した自然林に返す国家的なプロジェトを受け入れることのようです。北朝鮮のように、復興をあきらめる選択肢も、今の日本では現実味を帯びてきています。
 最後になりますが、日本の林業を嘆いていても解決になりません。一つの極端な解決策は、林業改革です。戦後GHQの指令で、農地改革が強制的に行われました。結果として、農村の近代化を促す優れた政策になりました。このような農地改革と類似した政策の導入を考えてみました。その一つは、時限立法になります。所有者不明の私有林は、国が強制的に50年間、借用すると言うものです。もちろん、利益を上げて、事業を展開している私有林は対象外になります。この50年間で、生産性の低い森は、天然要素の強い森林に方向転換していきます。天然林でも生産が適している場所は、人工林に変えていく政策を行います。50年間で、木材の生産に適した森林を集約して、林道を整備し、大型機械を使用できる環境を整えることになります。そして、50年後に生産性の高くなった私有林を、50年前の所有者にお返しすることになります。利益の上げない私有林が、利益の上げる私有林になって戻ってくることを、期待したいものです。



풍부한 지자체를 목표로   아이디어 광장 372 

2024-09-30 08:15:42 | 日記


 동일본 대지진 발생으로부터 10년 이상이 지나고, 재해지의 부흥은 진행된 것처럼 보입니다. 하지만 건물의 부흥은 진행되어도 인구 감소가 진행되는 지역이 늘고 있습니다. 해일의 피해를 입은 해안부의 주민은, 고대에 안전을 요구했습니다. 주민들은 새롭게 만들어진 고대의 거주지로 집단 이전했습니다. 현재, 그 고대의 마을이, 한계 마을이 되어 있는 곳도 늘고 있습니다. 안전한 고대에 주거를 지은 것입니다. 그것이 장래의 존속이 위험한 한계 마을이 되고 있는 것입니다. 동내의 잔디 깎기나 신사의 관리도 닿지 않고, 생활을 계속해 갈 수 있을까 불안하다고 말하는 분도 많습니다. 생명은 중요하지만 안전한 환경에만 세금을 투입하는 것에 의문이 나왔습니다.
 가나가와현 오다와라시에, 존덕 신사가 있습니다. 니노미야 존덕이 모셔진 신사입니다. 그가 실시한 사쿠라마치 미네의 성공 사례는 오늘날에도 부흥의 모델이 됩니다. "황무지를 열기 위해 황무지의 힘을 가지고 쇠빈을 구하기 위해 쇠빈의 힘을 가지고 한다"라는 말을 남기고 있습니다. 거칠어져 버리고 있는 농촌이라도, 생산 능력과 이윤 획득 능력은 잠재하고 있다는 의미가 있습니다. 황폐한 사쿠라마치 영토에서도 잠재적 생산 능력을 가진 타바타가 있으며, 마을 사람들이 힘을 발휘함으로써 생산력을 높이는 잠재력이 숨겨져 있다는 것입니다. '생산'을 넘는 소비를 하면 점차 가난해집니다. 그 마을이 가지는 「생산」을 넘는 낭비는, 신중해야 하는 것입니다. 이를 이해하고 그 범위 내에서의 생활을 유의하는 것이 생산 능력을 발휘하고 이윤을 획득하는 것으로 이어지는 것입니다. 고대에의 집단 이전은, 「생산」을 넘은 것이었던 것 같습니다.
 절약만으로는, 불만이라고 하는 것으로, 벌 수 있는 구조를 만드는 시읍면도 있습니다. 이 모델로서 이와테현 시나미초의 지역 진흥이 유명합니다. 10년 이상 방치되어 있던 마을 유지를 마을의 유지가 빌려 도서관을 중심으로 연간 80만명 이상의 집객력을 자랑하는 비즈니스 지역으로 성장시키고 있습니다. 이 프로젝트의 훌륭함은 사용되지 않은 마을을 유료로 빌려 생각할 수없는 비즈니스 성공을 가져온 것입니다. 시바마치는 인구가 감소하고 있음에도 불구하고 지방세가 증가하고 있습니다. 마을로서의 생산력이 향상되고 있음을 나타냅니다. 세금이 늘어나면 행정이 시민에게 할 수 있는 서비스의 질은 향상됩니다. 예산의 억제보다 벌 수 있는 능력이 있으면 예산이 풍부해져, 보다 좋은 행정이 가능하게 됩니다. 그런 지방 창생도 실례로 일본에는 있습니다.






A mechanism to further increase psychological safety within a team  Idea Plaza Summary1186 

2024-09-29 16:31:15 | 日記


 In the future, what is desired of workers in society is the ability to solve complex problems, creativity, and communication skills. Furthermore, it has been found that these abilities can be improved in heterogeneous groups. The high added-value productivity of teams that bring together so-called heterogeneous human resources is attracting attention. However, there are cases that teams that have been organized with excellent human resources do not achieve the results expected. Among them, it is known that teams that increase productivity have a culture in which members respect each other's ideas. There is a sense of security within the team that allows them to admit mistakes and take risks and challenges. In this case, it can be said that the communication environment is in place in some respects.
 Communication contains complex elements. Communication is based on the exchange between the speaker and the listener. ① In a conversation between person A and person B, if they communicate well with each other and are satisfied with each other, it will be happy. However, ② in a conversation between person A and person B, if person B misunderstands what person A is saying, problems will arise. In a simple example, if a teacher gives a child a math problem and the child makes a mistake, the teacher will point out the mistake to the child. The next example is ③, that intentional lying is involved. Person A skillfully deceives Person B. Person B simply believes what Person A says. It seems that communication within a team that includes foreigners is required to be at the level of ① and ②.
 When people talk, they can convey non-verbal messages through eye movements, facial expressions, and gestures. Messages such as gestures are called non-verbal messages. People often place importance on non-verbal information, such as the intonation of the voice, posture, and the atmosphere of the situation. By reading the other person's non-verbal messages, misunderstandings can be reduced. By reading non-verbal messages, it is possible to reduce misunderstandings in communication. While the ability to communicate through conversation is important, we are now living in an age that the ability to understand non-verbal messages is also required. If you can communicate at this level, you will be able to overcome issues of psychological safety and productivity.


돈을 절약하는 새로운 올림픽 구상  아이디어 광장  371 

2024-09-29 09:07:31 | 日記


 영국 옥스푸오드 대학의 연구팀은 1960년 이후 올림픽 예산을 분석했습니다. 이 분석에 따르면 2021년 도쿄 올림픽 대회 비용이 과거 최대로 부풀어 오르는 것으로 추정했다. 결과는 옥스후오드 대학의 연구팀의 시산대로 과거 최대로 부풀어 올랐다. 일본 측과 IOC는 대회 간소화로 합의했습니다. 하지만 간소화합의는 과거의 올림픽에서도 지켜본 적은 없습니다. 이번 1조3500억엔의 예산은, 브라질의 리오에 있어서의 2013년의 입후보 시점으로부터 배증하고 있는 금액이 되고 있었습니다. 2016년 리오 대회는 1976년 몬트리올 대회 개최 비용의 4.5배가 되었습니다. 옥스포드 대학의 분석에 따르면 올림픽을 개최하는 도시는 부담 비용이 3배로 부풀어 오르는 것으로 나타났다. IOC는 이 비용의 초과 부담에 대한 책임을 전혀 지지 않는 계약입니다.
 선수 퍼스트라고 말하면서, 그것을 구실로 사복을 쫓는 대회 관계자나 미디어 관계자도 있습니다. 경기 진행이나 프로그램 편성에 관해서는, 선수보다 미디어의 요구가 우선되고 있습니다. 국제올림픽위원회(IOC)의 운영에도 비판은 뿌리깊은 것이 있습니다. 올림픽의 상업화와 거대화가 진행되어 개최 도시에 대한 부담이 커지고 있습니다. IOC의 임원에게 국빈 대우의 호텔이나 무용의 이동에도 비판이 모여 왔습니다. 이 임원의 쓸데없는 비용을 선수의 경기력 향상에 사용하는 구조를 만드는 것이 바람직합니다. 하지만 실현은 어려운 것 같습니다.
 IOC의 비난만을 해도 문제를 해결할 수는 없습니다. 개최도시도 선수도, IOC도 윈윈이 되는 제안이 있습니다. 올림픽은 경기가 33이고 종목수가 339가 됩니다. 33 경기는 계절성이 있습니다. 제안은 올림픽 경기를 계절에 맞추어 1년간 통해 실시하게 됩니다. 33경기를 12개월로 나누어 1개월에 2~3경기를 합니다. 1개월에 2~3경기를 실시하게 되면, 경기 시설이나 숙박 시설의 확보는 용이하게 됩니다. 선수 임원의 수송이나 임원의 확보도 부드럽게 됩니다. 무리없는 대회 운영이 가능해지는 것입니다. 관광객도 지속적으로 끊지 않고 오는 것입니다. 기존의 경기시설이나 숙박시설에서, 숨막히게 경기 대회와 관광 비즈니스를 계속하는 구조를 만들고 싶은 것입니다.








生産性を上げ、働きやすさ実現する知恵  アイデア広場 その1467

2024-09-28 16:41:40 | 日記


 昭和の東京オリンピックや大阪の万博の時代は、人々に希望と勢いがありました。「豊かになれる」との希望が、モーレツ企業で昼夜問わず働く社員の「働きがい」を高めていました。でも、時代が平成と令和になるにつれて、頑張れば豊かになれるという昭和的モーレツの発想は変質してきました。モーレツ企業に対して、「働きやすさ」を尊重するホワイト企業に脚光が当たるようになったのです。働き方改革関連法施行から、すでに5年が経ちました。残業が減少し、日本企業の働きやすさは高まっています。蛇足ですが、働きやすさは高いのですが、働きがいが低い企業を「ホワイト」とします。逆に、働きやすさは低いが、働きがいは高い企業をモーレツとします。両方とも低い企業は、ブラックに分類します。そして、やりがいも働きやすさも優れた企業は、プラチナ企業と分類することにします。ホワイト企業には、リコーやカゴメ、そしてモーレツ企業には、ニデックや王将フードサービスが入っているようです。
 時代の流れは、多くの日本企業が働きがいや社会貢献を中心に据えて発展することに重心を移しています。そんな流れの中で、ホワイト企業の弱点が指摘されるようになってきました。この副作用の一つに、企業と社員の関係は淡泊になってきた点が挙げられています。もちろん、行政では、ホワイト企業を応援する施策を用意しています。行政は、社員の幸せと働きがいや社会貢献を大切にしている企業を表彰しています。問題は、もう一つあるようです。10年間の売上高の増加(スコア上位100社)は、モーレツ企業が年平均でホワト企業を上回っているのです。2022年度までの売上高の増加は、モーレツ企業が年平均6.6%とホワイト企業を2ポイント上回っていたのです。さらに、市場の評価も、この状況を支持しているようです。それは、PBR (株価純資産倍率)もモーレツが2.5倍とホワイトの2.3倍より高かったことからも明らかなようです。ニデックの代表の方は、「ハードワークで勝つまでやる。ワ一クライフバランスなんて言っていると戦いに負ける」と意気軒昂です。「ホワイト企業は、モーレツ企業に勝てるのか」との命題に、今回は挑戦してみました。
 国土交通省が23日発表した2023年度の宅配便取扱個数は、50億個で、9年連続で過去最多でした。2016年度の宅配便取扱個数は40億個でしたので、7年で10億個増えたことになります。取扱個数は増え続けているのですが、ドライバーは増えていないのです。日本のドライバーは、84万人を横ばいで推移いています。労働条件が、厳しくなっている状況を越えて悪化が続いています。輸送量は増え続け、納入の時間厳守や効率化が求められています。金属疲労を起こしても、不思議ではない労働環境なのです。モーレツを越えてブラックな状況になっているともいえます。もちろん、ブラックのままでは、ドライバーも消費者もそして企業も困ります。現状は、運送会社もドライバーの意向を無視して無理な勤務をさせることができない状況にまで追い込まれているのです。トラック運送業界の内部に、変化の兆しが出ています。物流の拡大で深刻化する運転手不足問題を、逆手にとる運送会社が出てきています。運送会社に不利な契約を求める「わがまま荷主」を、はねつける動きが広がり始めたのです。運送会社が、荷主を選別する時代になっているのです。もちろん、荷主の要望を聞き入れながら、ドライバーの負担を減らす取り組みも必要です。荷主に値上げを受け入れてもらうためには、運送会社の体制づくりも必要になります。単に値上げを要求するだけではなく、相手事業者にとっても値上げが可能なだけの理由をつくることが必要です。納得出来る条件を、提示することになります。配送の時間を厳守し、荷の積み下ろしの時間を効率化するなど、運転手の教育に力を入れることになります。複数の会社に、荷下ろしや積み込みをする場合は、手順を明確化し、荷下ろしを荷主側にもしてもらう条件をつけて、それを守ってもらうことにします。ブラックからモーレツに、そしてホワイトへ、できればプラチナへの道をたどってほしいものです。
 日本の産業界において、不正が問題になりました。性能データの改ざん、巨額の不正会計、個人情報の漏洩などが取り上げられることが多くなっています。企業の不正や不祥事が世間を騒がせています。なぜ、この暴走を止められなかったのでしょうか。あるメディアが、問題が起きた企業に勤める社員を招いて座談会を行いました。この座談会には、不正が起きた有名企業の社員が参加しました。不正問題が相次いだ企業の従業員が、当時の社内の雰囲気を赤裸々に語りました。その内容は、「恐怖の左遷人事に萎縮したこと」や「不正企業社員の内向きの状況など」になります。問題を指摘した人は目を付けられて、あからさまな人事で報復を受ける状況があったそうです。この恐怖人事の効果は絶大で、みなが萎縮してしまったのです。同僚はみな、製造部や開発部出身の所長の顔色を見ながら仕事をしていたと語り始めた。そこには、製品が消費者にわたり、どのように評価されるのよりも、現場の所長に忖度した内向きの流れがあった状況が語られたのでした。働き甲斐のない職場での生産活動が、性能データの改ざんなどの不正を産んでいたようです。
 問題は、流通や製造の現場だけなく、教育の現場でも起きていました。日本の教育は、海外から高く評価されてきた歴史があります。その日本の教育に、異変が起きています。特に、良質な人材が多かった日本の教師集団に、異変が起きているのです。2023年度に実施された小学校の採用試験受験者は、4万人弱と10年前より3割も減少しています。2023年度の採用試験倍率は、過去最低の2.3倍になりました。この激減の背景には、教職の魅力低下による志願者の認識があります。教員採用は、民間との人材争奪戦にさらされています。結果として、民間より魅力がなく、ブラックとされる先生の仕事に見切りをつける志願者も多いのです。2022年度において、小学校、中学校、高等学校、そして、特別支援学校を合わせて、2778人の先生が足りない状況があります。先生の欠員が生じている学校は、2092の学校になります。前の2021年度は、2065人が欠員になり、1591校が先生の足りない状況で、学校運営を行っていたことになります。欠員の生じた学校では、1人の先生が、2つのクラスを受け持つことになります。また、複数の先生で、先生の数を超えるクラスの授業を行うことになるわけです。当然、授業の質低下に目をつぶることになります。もちろん、病気や出産で休暇に入る教員の代替の確保は、非常に厳しい状況も生まれています。ブラックな状況が、教育現場で起きているわけです。
 ブラックな業界をホワイトな業界に変えるヒントが、アメリカのトラック業界にあります。アメリカのトラック業界は、定期的に運賃を値上げしています。この値上げが、物流の急拡大を抑える働きをしています。さらに運賃の引き上げで収益率を高め、ドライバーの待遇改善を行ってきたのです。一方、日本のトラック業界は、貨物の増加を長時間労働と低賃金で乗り切ってきました。でも、増え続ける物流に、各トラック業者は押しつぶされる状態になりつつあります。そのため、ヤマトなどの大手は、値上げをしてドライバーへの給与の増加と休暇の確保に踏み切ったわけです。本来なら、中小のトラック業界も値上げをして、経営の正常化を図るところです。この正常化を図る追い風が、人手不足という状況が後押しをしています。中小のトラック業者も、配送センターの整備し、各拠点に毎日定時配送のできる体制を整えることです。原価計算などの収益分析に加えて、安定して車両を手配できる業者は、「わがまま荷主」に対する交渉力も強くなります。当然、運転手の信頼も出てきます。事故防止や法令順守する物流企業に、運転手や荷主が集まる傾向が強まっているのです。ブラックなトラック業者は、淘汰されていく流れが出てきました。経済原理を踏まえながら、流通問題を解決して、ホワイトな業界に変換してほしいものです。
 最後になりますが、日本企業も守りから攻めに転じ始めています。たとえば、再び日本の産業を先導するかのように、日本製鉄はモードチェンジを進めています。このチェンジは、米政権を揺るがす2兆円を投じるUSスチールの買収計画だけではありません。この日本製鉄は、2024年春季労使交渉では業界横並びの慣習を捨てました。業界横並びの慣習を捨てて、組合要求を上回る14.2%の賃上げ率を提示したのです。また、ルネサスエレニクスの柴田英利社長は、賭けに出たと言われています。基板設計のソフトウェアを手掛ける米アルティウムの買収に、約9000億円の巨費を使う決定をしました。この米アルティウムの買収は、伝統的な半導体メーカーにとって異質と言われています。でも、社長は「伝統的な半導体メーカーでいる限り、危機に追いやられる」と買収を決定したそうです。狙いは、設計ソフトという目に見えない無形資産に着目しているのです。日本には、停滞の30年で蓄えた人材や資金、そして技術を武器に世界で再び勝負する企業が続々現れているようです。この30年で、企業に眠る140兆円を超えるまでになりました。この使い道は、もの作りから無形の富へ向かうようです。無形の富の形成には、ブラックを排除し、モーレツにホワイトを加えたプラチナ的な働きが重要になるようです。



Overcoming the conflict between humans, animals, and insects Idea Plaza Summary1185 

2024-09-28 11:01:17 | 日記

 It seems that our ancestors ate insects rather than grains. Insects appeared in the Devonian period, 360 to 410 million years ago. They reached their peak in the Jurassic period, 140 to 210 million years ago, several hundred million years after their appearance. But as they prospered, their enemies appeared. Insects were chased by dinosaurs that appeared in the Jurassic period and were forced to become nocturnal. Nocturnal primitive mammals were also running away and hiding from dinosaurs. Insects became a food source for nocturnal primitive mammals. It is said that humans were born 5 million years ago. Our ancestors, who lived a meager life in the forest, survived by eating insects. Humans evolved physical characteristics that helped them catch insects in the trees. Eating insects gave humans the foundation for dexterity, differentiation of hands and feet, and brain development. Humans have been collecting insects, and "eating insects" has been a natural behavior since ancient times.
 One of the features of insect archaeology research in the United States is the study of insects excavated from coprolites. Undigested ants and termites were found in a coprolite discovered in the shade of a rock in Oregon. This termite coprolite dates back 9,500 years. The remains of cicadas and grasshoppers were also found in the coprolites of the Anasazi people at the Mesa Verde ruins. The Anasazi were an agricultural people who lived in a wide area of the southwestern United States from the 7th to 18th centuries and cultivated corn and other crops. There was a time when the number of grasshoppers increased in this area. They began to eat grasshoppers a lot. Then something interesting happened. The number of grasshoppers and turkey bones also increased in the coprolites. It seems that domesticated turkeys were bred to prevent damage from grasshoppers swarming in fields. It was discovered that the Anasazi got their protein from grasshoppers and turkeys.
 Humans eat over 1,600 species of insects. The reason why insect eating is attracting attention again is because of the "protein crisis." When there is a crisis, humans prepare for it. A cricket farm was established in Youngstown, Ohio, USA in 2014. Since then, edible crickets and fly (larvae) have been farmed in various places in Europe and the United States. Eating insects is gradually becoming more common in households, with bread containing cricket flour gaining popularity in Europe.

シニアを元気にする世俗的仕掛け  アイデア広場 その1466

2024-09-27 17:35:41 | 日記


 はじめに
 厚生労働省によると、2022年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳になります。健康上の問題に制限されずに日常生活を送れる期間を示す健康寿命は、2019年時点で男性が72.68歳、女性が75.38歳でした。健康寿命と平均寿命の差は、男性で約9年、女性で約12年とされています。ある意味で、余生を男性が9年、女性が12年の不自由な生活を暮らすことになります。できれば、この9年から12年の不自由な生活を経ることなく、健康寿命と資産寿命を享受したいものです。シニアは定年なり、そこで仕事人生が、終わるわけではありません。定年になってから、自分の得意なスキルを活かした第二の人生を始める選択肢もあります。年金という制度は十分ではありません。でも、一定の生活が保障されています。十分でない生活を、切り詰めて生活をしていく生き方もあります。欲張りな方には、少しだけ働いて、年金プラス仕事の収入という選択もあります。「人生100年」に近づきつつある時代では、「健康寿命」と「資産寿命」をいかに延ばすかが課題になります。今回は、この課題解決に挑んでみました。

1,ウオーキングが健康寿命を伸ばす
 歩ける方は、健康と言っても良いでしょう。1日に8千歩以上を歩くと、死亡率が下がることはこれまでの研究で分かっていました。でも、週にどれくらいの頻度で歩けば、効果があるかよく分かっていなかった面があったのです。そこで、京都大の井上浩輔助教らのチームが、その効果について調べました。研究費が十分でなかったようで、米国で2005~06年に実施された3千人余りを対象にした健康調査の歩行データを分析したのです。チームによると、1日当たりの平均歩数は男性が約6700歩、女性が約5800歩になったそうです。この対象から、週に1日も8千歩以上を歩かない人と比べ、週1~2日歩く人は10年後の死亡率が14.9%低下したという結果を得ました。一方、週3~7日歩く人は16.5%の低下という結果でした。分析の結果は、1日8千歩以上を週1~2日歩く人と週3~7日歩く人と同程度死亡リスクが減少するというものでした。運動する時間が毎日取れなくても、週の中で数日だけ8千歩以上の運動することにより、健康が維持できるという推測が成り立ちました。
 ウオーキングは、軽い有酸素運動になります。このウオーキングは、末梢で循環する血液の量が増加し、疾患予防の効果があります。確かに、血液には、各器官に酸素や各種栄養素を運び供給する働きがあります。日本では、ウオーキングが1日7000~8000歩の歩行が有効とされています。欲をいえば、1日8千歩程度の運動で、その運動の中に中強度の運動5分程度入れるとより効果があがります。この中強度の運動を5分間以上すると、うつ病の発症率は10分の1以下になるという報告もあります。ちなみに、中程度の運動とは、歩きながら仲間と話がちょっときついかなという程度の運動になります。もっとアバウトな考え方は、65歳以上のシニアが歩いている分には健康だという見方もあるようです。そして、65歳以上はどんな動きでも良いので、身体連動を毎日40分程度すれば良いという意見に落ち着くようです。

2,ウオーキングの効用
 2023年版の「過労死等防止対策白書」では、うつ病についての言及がありました。人間の感情には、喜び、高揚、幸感、快感、悲しみ、落胆、恐怖、不安、怒りなどがあります。これらの中で不安などの負の感情が多くなれば、「うつ」の状態になりやすくなります。一方、これらの負の感情を適度に発散することを行えば、より良い状態が保てることになります。この発散法の一つに、ウオーキングなどの運動があるわけです。もちろん、運動だけでなく、趣味などの楽しいことも発散の選択肢になります。ある実験で、運動の重要性が明らかになりました。うつ病の患者に、薬のグループと運動処方のグループに分けて実験を4ヶ月間行ったのです。うつ病の患者は、ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が減少しています。これを、薬のグループは抗うつ剤で補うことにしました。この結果は、どちらもグループにも同程度の幸福感をもたらすという有意義な結果をもたらしました。この幸福度の改善は、運動が抗うつ剤と同じだけの効果があることを証明したわけです。さらに時間が過ぎるにつれて、運動の効果の優位性が浮かび上がってきました。抗うつ剤を飲んだグループは、6ヶ月後38%が再びうつ状態に戻っていたのです。運動療法をしたグループは、6ヶ月後の再発率はわずか9%でした。運動療法は、「うつ」の状態から90%以上を解放したことになります。
 ここに、面白い調査があります。アシックスは、運動が人間の精神に及ぼす影響を可視化するシステムを開発しています。運動が精神に及ぼす影響を可視化するシステムは、「マインドアップリフター」というアプリになります。この実証実験では、運動時間と精神をポジティブする状態を分析しました。世界中の参加者が実際に行ったこの実験では、精神をポジティブする運動時間が15分9秒となりました。一定の運動が、精神にポジティブな影響をもたらすのは間違いないようです。運動が脳に刺激を与えたり、血流を増進させたりすることも分かっています。次の課題は、各個人にあった運動を把握し、それをスムーズに実践する方向に、どのように持っていくかになるようです。

3,資産寿命と健康寿命を伸ばす優待株
 桐谷広人さんは、優待株の投資家として有名です。彼は、優待株への投資だけで4億円の資産を築いています。桐谷さんは信用取引をしないで、現物株取引のみで優待株投資が中心になります。極意は、優待品を活用して支出を抑え、余裕資金を投資回すことです。金で払うのは、家賃や光光熱費、電話代などだけのようです。楽しいことに、ほとんど現金を使わず優待品や優待券で生活しているのです。身に着けるもの、食べるもののほとんどは優待で賄っています。株価が安い銘柄の目安は、配当と優待を合わせた総合利回りが4%以上であることにしています。このような運用の中に、資産寿命を伸ばすヒントがあるようです。
 「健康寿命」と「資産寿命」伸ばすヒントは、「ウオーキング」と「優待株」になります。金融庁が推奨する2000万円は難しくとも、1000万円の資金は、国民の半分程度の方が持っています。この資金を、桐谷さんのように優待株の形式で保有します。1000万円すべて株で保有するには、リスクが伴います。300万円ほど優待株で保有することになります。そこで桐谷の登場です。桐谷さんが推奨する優待株は、300万円程度で20銘柄(100株)ほど購入できます。この20銘柄の優待+配当の平均は、5.1%になりました。さらに配当のみでは、3.4%でした。単純に考えて、年間10万円程度の配当金を得て、6万円ほどの商品やサービス券を受け取れることになります。これはこれで、お小遣いになります。もう一つの特典は、20銘柄の配当を郵便局で受け取る仕組みにすることです。この仕組みを採用すると、年間40日、郵便局に通うことになります。この時、8000歩以上歩くコースを作っておきます。この郵便局通いは、1週間に1度程度を8000歩以上あるく機会を得ることになります。少ないながらも、株の配当を得ながら、健康寿命と資産寿命を享受できる仕組みができるというわけです。「ウオーキング」と「優待株」に不満があれば、600万円の資金で40銘柄を購入し、80日のウオーキングと年間20万円程度の配当金と、12万円ほどの商品やサービス券を受け取る工夫をすることになります。株の銘柄を増やしたり減らしたりしながら、健康寿命と資産寿命を調節することも、楽しい老後になるかもしれません。

4,豊かな生活を求める
 豊かさは、金額の多さだけでないようです。ある新聞専売店のご主人が高齢者になり、この専売店を替わってくれと頼まれた若者がいます。若者は、専売店の権利を借金して、300万円ほどで買ったのです。この専門店では、配達の収入の他に、広告の折り込み料やその他で収入を合わせると毎月50万円ほどになったそうです。300万円の借金も、半年で返せてしまいました。彼の面白いところは、この50万円の仕事を近隣のみんなに分けることにしたのです。いちばん少ない仕事は、3部の新聞を配達する隣のおばあちゃんになりました。おばあちゃんは、毎朝4時頃新聞を3部取りに来て、両隣に配って一日100円ほどの賃金をもらうのです。一日100円が1カ月になると、3000円ほどになります。このおばあちゃんは、3000円を使ってお孫さんにお菓子を買ってやるのが楽しみなのです。新聞配達をするようになって、隣の人に喜ばれたのは、朝刊が毎朝来るようになったことだといいます。そして、毎日のウオーキングが、このおばあちゃんの健康を守っているようです。
 お隣の韓国でも、これに似たようなお話があります。ソウルの宅配事業団では朝から高齢者が、宅配依頼が入るのを待機室で待ちかまえています。軽量の荷物や書類を届ける宅配事業団では、朝から高齢者が宅配依頼の入るのを待っているのです。65歳以上の高齢者は、ソウルの地下鉄が無料で利用できます。地下鉄を利用できるために、宅配を安く請け負うことができるわけです。安くて、確実であれば、依頼は多くなります。宅配歴6年の73歳の老人は、スマホの地図アプリを使いこなして配達しています。1日の稼ぎはおよそ2万ウォン(約1700円)で、月に50万~60万ウオンを稼ぐといいます。年金制度が十分に確立していない韓国では、月に50万~60万ウオンは年金を上回る収入だと言うことです。彼は、歩くのは健康に良いし、毎日決まって出かけるところがあって幸せだといっています。別の同僚は、「顔見知りと昼から安酒でだけで満足で幸せな気持ちになる」と話しています。ここでも、ウオーキングを毎日行いながら、健康と小遣いを稼ぐシニアの姿がります。
 障害者も働いて、生活のための収入を稼ぐ仕事をしなければならない時代になりつつあります。ある試算によると、障害者が地方で自立した生活を送るためには最低月11万円は必要になります。そこで、鹿児島のあるリーダーは試行錯誤を重ねながら、この稼ぐ仕組みを作り出したのです。障害者年金の7万円程度になります。そして、障害者が働いて4万円を、獲得出来る仕組みを作ったわけです。障害者の自立を支援する職員には、20万円の給料が国から入ってきます。この職員が自分の給料20万円を、5人の障害者に4万円ずつ分けると11万円になります。そして、職員と5人の障害者が一緒になって20万円を稼げばよいと考えたのです。びっくりするような発想です。このリーダー兼の職員と障害者5人の6人がワンチームとなって、農業で一緒に月20万円の収益を目指していく仕組みを発展させました。これは、職員1人で5人の障害者を自立させる仕組みでもあったのです。障害者は、覚えるまでに時間はかかります。でも、覚えてしまえば、一定の判断を必要とする作業もできるようになります。農産物を生育状況に合わせ、自主的にまたは求めに応じて作業ができるのです。もちろん、農業技術を健常者の指導の下で、作業を覚えながら、スキルを向上させていくことになります。スキルが向上すれば、1時間当たりの収入も当然増えていきます。結果として、グループ全体の収入が増えることになるわけです。このような仕組みを、シニアのグループに導入すれば、面白いビジネスに発展するかもしれません。

5,生きるためのスキルを身に付ける
 生活の中では、「おもしろいな、わくわくする」「やっていて楽しい」「幸せ」という感情が大切になります。会社勤めをしていた時には、労働時間が8時間、生理的時間が8時間、余暇が8時間という3区分でした。1年間で働く労働時間は、2080時間になります。でも、高齢者の余暇時間は、1日16時間になり、1年では5840時間になります。この5840時間を、楽しく過ごすことがシニアの義務でもあり、権利にもなります。1つの技能を伸ばすための時間は、1000時間といわれています。もっとも、より専門的な知識と技術の場合は1万時間ともいわれています。シニアは、元気に楽しく生きるだけで、社会に貢献できる恵まれた立場になります。その立場を利用し、さらに自分にも地域にも役立つスキルを身に付ければ、さらに豊かで充実した生活を享受できます。シニアは、楽しく長く生きるためにも、スキルを身に付けたいものです。
 優待株の勉強なども、その一つになるかもしれません。意外と大切なスキルに、良い姿勢での歩き方があります。理想的な歩行は、足指から押し出す力が、ふくらはぎ、ひざ、そして太ももへと伝わることになります。足指から押し出す力が、ふくらはぎへ動きが円滑に伝わらないと、正しい歩行ができないのです。足のアーチで体重を受けとめる歩き方は、蹴り出す力を生み出すことで効率よく歩けることに繋がります。足の指に体重がかかった状態で歩くと姿勢がよくなって歩行がきれいにみえます。正しい歩行は、血栓症なの症状から身体を守ることになります。このようなウオーキングを、年間1000時間かけてマスターすれば、楽しい老後を送れるというわけです。歩くことが苦にならなければ、活動範囲が広がります。活動範囲が広がれば、身体にも精神にも、そして社会的に良い影響を与えます。
 免疫細胞が正常に機能しているときは、ガン細胞は休眠状態になり悪化ないという知見があります。健康の状態が悪化した場合に、ガン細胞が活動を始めるようになります。ガン細胞の活動を抑制するものには、笑いがあります。この笑いのスキルを得るには、どうすれば良いのでしょうか。これも、1000時間の学習が解決してくれます。笑いをいつでも身の回り準備し、笑いを享受できる仕組みを作ることです。常に聞くためには、落語のコンテンツを身の回りから取り出せるようにしておくことです。NHKの落語ラジオ番組1年間を録音すれば、落語のコンテンツを完成させることができます。ウオーキングにより活動を広め、笑いと共に生活することです。もちろん、ウオーキング中に、落語を聞くことも、当然考えられます。それができれば、自分も社会も明るくなります。

おわりに
 歩くことに関しては、国土交通省も面白いデータを出しています。国土交通省のスマートシティ構想によると、1000歩の歩行が60円の医療費抑制につながるといいます。6000人の人口の町全体で、1日、6000人の方が1000歩ウオーキングすると、36万円の医療費を抑制していることになります。町民の皆さんは歩いて健康になり、健康になれば医療費が抑制され、町の医療予算は節約されるという好循環が生まれます。たとえば、節約された36万円を、抽選で毎日1人の方が貰えるとなれば、町民の方のモティベーションは上がることになるかもしれません。さらに、歩くことにより町内で消費される商圏の導線は、距離的にも時間的にも長くなり、町内の消費が増え、購買力が増加することになります。ウーキングは、シニア健康寿命にも、資産寿命に良い影響を与えるようです。さらに、元気なシニアが増えれば、地域経済にも寄与することになれば、みなさんがパッピーになります。


서점이 지역의 문화를 지지하는 아이디어 광장 1174

2024-09-27 08:05:23 | 日記


 서점이 일본에서는 지방을 중심으로 격감하고 있습니다. 이런 상황을 우울하고 새로운 시도를 하는 서점도 나타났습니다. 도쿄 교외의 「거리의 서점」이 공공 도서관의 책을 대여하는 서비스를 시작한 것입니다. 도서관과 서점의 울타리를 넘은 연계 강화가 거리의 서점에서 시작되고 있습니다. 구미도는, 마치다 시립 도서관 전 8관의 서적을 대상으로, 매장에서 건네주는 서비스를 시작했습니다. 이 구미도는 1945년 창업입니다. 이 책방은, 마치다 시내를 중심으로 6 점포를 전관하는 지역 밀착형의 서점이 됩니다. 수취 장소에 동점을 지정하면, 약 3일 후부터, 점내 레지 카운터에서 빌릴 수 있습니다. 이용자는 사전에 넷등으로 예약해, 반환은 전용 포스트에 넣는 것만이 됩니다. 손에 들고 볼 수 있는 서점의 강점을 살린 데다 전국에서도 드문 「서점에서의 공공 도서관 책의 인도」를 실현한 것입니다.
 종이의 출판 시장이 축소되는 가운데, 지역의 독서 문화 유지에의 위기감이 남편에게 있었습니다. 그리고 그는 "지역의 독서 문화를 지키고 싶다"는 생각이 강했던 것 같습니다. 이 새로운 시도는 순조롭게 흐르는 것 같습니다. 올해 6월 대출 이용자 수는 약 200명, 8월은 약 300명으로 순조롭게 증가하고 있습니다. 이 서비스 도입은, 시민 여러분에게의 편리성의 향상뿐만 아니라, 서점 경영에도 메리트가 생기고 있습니다. 구미도는 6월 이후, 학습 참고서나 아동서 등의 매출이 전년 동월 대비 1~2할 증가하고 있습니다. 도서관에서는 다루지 않는 초등학생의 드릴을 'Then buy it'하고 있는 부모와 자식이 늘고 있습니다. 아이가 몇 번이라도 읽고 싶은 명작의 독서를, 「Then buy it」하고 있는 것 같습니다.
 지금 책을 인터넷에서 사는 사람이 매우 늘고 있습니다. 서점에는 거의 가지 않고, 아마존에서 책을 구입하는 사람도 적지 않습니다. 아마존의 베스트셀러는, 전세계의 사람이 보고 있기 때문에, 세계의 집합지라고 하는 생각도 있습니다. 그렇지만, 모두와 같은 정보나 지식만이 되면, 모두와 같은 판단을 내리고, 같은 행동을 일으키게 될지도 모릅니다. 자신의 과제를 해결하는 경우, 그 과제 해결에 관여하는 내용을 입력하게 됩니다. 행동을 일으키기 위해서는 사람과는 다른 판단 재료가 필요합니다. 과제 해결을 요구하는 향상 마음이나 의욕이 있는 한, 서점에 가면, 읽고 싶은 책을 찾을 가능성이 높아집니다. 이 목적이나 과제 해결, 그리고 지식이나 경험의 축적과 의욕의 관점으로부터, 통판에 의한 책의 구입은 서점 순회에 비해, 비용 대비 효과가 떨어지는 것 같습니다.





Pursuing the potential of hydroelectric power generation  Idea Plaza Summary 1184

2024-09-26 17:15:02 | 日記

 Currently, the capacity of electric power facilities in Japan is about 250 million kW. This power facility produces about 1 trillion kWh of electricity per year in Japan. The capacity of thermal power generation is 160 million kW. Before the Great East Japan Earthquake, 54 nuclear power plants had a capacity of about 50 million kW, which covered 26% of Japan's total. The rest was covered by hydroelectric power generation, solar power generation, biomass power generation, geothermal power generation, small hydroelectric power generation, tidal power generation, wave power generation, etc. However, since the nuclear power plant accident, the burden of thermal power generation and renewable energy has increased. Japan's electricity situation is made up of a combination of various sources of electricity. In this context, small hydroelectric power generation is attracting attention.
 Small hydroelectric power generation can generate 0.5 kW of electricity even with a head of 1m. It is said that the construction cost to generate 1 kW of electricity is $14,000. If it is operated well, a small hydroelectric power plant with a drop of 2 m and a capacity of 1 kW can be sold for $1,400 per year. For example, if there are five erosion control dams in a mountain stream, each one can generate electricity. If there are five erosion control dams, all of them can generate small hydroelectric power. Even a small erosion control dam with a height of about 10 m can generate electricity and produce 200 kW of electricity. If it is 200 kW, five of them will be 1000 kW, and it will be possible to sell electricity for $1.4 million.
 One such example is in the Sasagawa district of Asahi Town, Toyama Prefecture, which has a population of about 250 people. A construction company in Sendai City, Miyagi Prefecture, is setting up a power plant and selling electricity. Small hydroelectric power generation using the Sasagawa River that flows through this area will begin in 2023. The 196-kilowatt power plant will be large enough to generate electricity for about 400 households. The electricity generated by this power plant will be sold to Hokuriku Electric Power. The revenue from the sale will be used to upgrade the water infrastructure. The management and operation of the power plant will be handled by the Sumire Regional Trust (Takayama City, Gifu Prefecture). The reason for adopting the trust system was that "we wanted to ensure that the plant would continue even if the company in Sendai went bankrupt." The aim is to increase the sustainability of areas suffering from depopulation by utilizing local small hydropower resources. This method is an example that gives hope to regional revitalization. In Japan, there is a proverb that says, "The journey of a thousand miles begins with a single step." It seems that local production and consumption of electricity will also be an option.


수석이 건강 수명을 다하는 지혜 아이디어 광장 369

2024-09-26 10:17:56 | 日記



 후생노동성에 따르면 2022년 일본인의 평균 수명은 남성이 81.47세, 여성이 87.57세입니다. 건강 문제에 국한되지 않고 일상 생활을 보낼 수 있는 기간을 나타내는 건강 수명은 2019년 시점에서 남성이 72.68세, 여성이 75.38세였습니다. 건강 수명과 평균 수명의 차이는 남성에서는 약 9년, 여성에서는 약 12년으로 되어 있습니다. 어떤 의미에서 여생을 남성이 9년, 여성이 12년의 부자유한 생활을 살게 됩니다. 가능하면, 이 9년부터 12년의 부자유한 생활을 거치지 않고, 건강하게 즐겁게 살고 싶은 것입니다.
 생활 속에서는, 「재미있는, 두근두근한다」 「하고 있어 즐겁다」 「행복」이라고 하는 감정이 소중합니다. 회사 근무를 하고 있었을 때에는 노동시간이 8시간, 생리적 시간이 8시간, 여가가 8시간이라는 3구분이었습니다. 1년 동안 일하는 근무 시간은 주 휴일 2일에 2080시간입니다. 그러나 노인의 여가 시간은 하루 16시간이 되며, 일년에는 5840시간이 됩니다. 이 5840시간을 즐겁게 보내는 것이 시니어의 의무이기도 하고 권리가 됩니다. 1개의 기능을 늘리는 시간은 1000시간이라고 합니다. 무엇보다, 보다 전문적인 지식과 기술의 경우는 1만 시간이라고도 합니다. 수석은 건강하게 즐겁게 사는 것만으로 사회에 공헌할 수 있는 축복받은 입장이 됩니다. 수석은 1000시간에 즐겁고 오래 살 수 있는 기술을 습득하고 싶은 것입니다.
 발가락에 체중이 걸린 상태에서 걸으면 자세가 좋아지고 활동 범위가 넓어집니다. 활동 범위가 넓어지면 신체와 정신에 그리고 사회적으로 좋은 영향을 미칩니다. 이러한 워킹의 스킬을 연간 1000시간에 걸쳐 마스터하면 건강한 노후를 보낼 수 있습니다. 또한 면역세포가 정상적으로 기능할 때 암세포가 휴면 상태가 되어 악화되지 않는다는 지견이 있습니다. 건강 상태가 악화되면 암세포가 활동을 시작하게 됩니다. 암세포의 활동을 억제하는 것에는 웃음이 있습니다. 이 웃음 기술을 얻으려면 어떻게해야합니까? 이것도 1000시간의 학습이 해결해 줍니다. 웃음을 언제든지 몸짓 준비하고 웃음을 즐길 수 있는 구조를 만드는 것입니다. 항상 듣기 위해서는, 낙어의 컨텐츠를 자신의 주위로부터, 곧바로 꺼낼 수 있도록 해 두는 것입니다. NHK의 라쿠오 라디오 프로그램 1년을 녹음하면 라쿠고 콘텐츠를 완성할 수 있습니다. 워킹에 의해 활동을 넓히고, 웃음과 함께 생활하는 것입니다. 그렇게 할 수 있으면, 자신도 사회도 밝아집니다.