AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

SKE48『未来とは』。普遍性あるメッセージソング。(ときめき研究家)

2014-04-24 23:46:07 | ときめき研究家
1か月以上聴き続けて、ようやくそれぞれの曲の良さがわかるようになってきた。
何の義務もないのにここまで聴き続ける自分の根気を褒めたい。

『未来とは』。
「未来とは1秒後。そんな先のことではない。一瞬一瞬を大事にし、努力、挑戦せよ。」そのような「啓発メッセージソング」だ。またかという気もするが、この曲に限っては、SKE48メンバーに向けた楽屋落ち的なものとは言えず、普遍性がある曲だ。ブラック企業的な苦痛を伴う努力を無理強いするような理不尽さもなく、納得感のあるメッセージが並んでいる。
2番の「僕らは夜明けを待ちきれない」というフレーズは、かの名曲『兆し』を思い出させるようでもあり、抽象的なこの歌に、具体的なイメージを与えている。
激しいダンスをしながらの歌唱は、もちろん口パクだろう。ナッキーさんではないが、あまり激しすぎるダンスは、楽曲の味わいやアイドル性を台無しにしており、再考を望む。

『猫の尻尾がピンと立ってるように』。
途中で男性のラップが入る、ミディアムテンポのお洒落な曲ということなのだろう。
歌詞の内容は、ちょっとご機嫌を悪くした恋人をあやすような、痴話げんかのどうでもいいような内容。ラップ部分も含めて、曲のお洒落さを味わう曲。歌詞を一所懸命聞き取って「意味」を理解しようと努力して、途中でやめた。
ラップもそんなに韻も踏んでいないし、すごくお洒落とも思わない。実験的な曲で、その意欲は買いたい。

『GALAXY of DREAM』。
ダンサブルで格好いい曲ということなのだろう。最もSKE48らしい曲だ。
しかし、歌詞の意味をどうにも読みとれない。非常階段で恋人と別れる状況のようだが、なぜそのような状況になったのかヒントさえない。
それ以上に「いくつの星を集めたら星座になれるの?」というサビの歌詞が何の暗喩なのか理解できない。SKE48のメンバーは1人では輝けないが、大勢集まって星座となれば輝けるとでも言いたいのだろうか。
深く考えず、カッコいい曲に身を委ねて楽しめればいいのだけど、どうにも気になってしまう。

『S子と嘘発見機』。
この曲は歌詞がわかりやすい。彼氏の浮気の気配を感じて、問い詰める歌。「嘘発見機」という古風なアイテムを持ち出し、疑惑を追及するという構図が、いかにもアイドル的でいい。曲の雰囲気は『恋愛総選挙』にも似ていて、歌詞の内容もけしからん男子をとっちめる歌だから共通点がある。学生時代のありがちな話を歌っていて微笑ましい。
疑惑の相手を「M藤S子」と伏せ字で歌っているが、最初は聞きとれなかった。「武藤幸子」とでもいうのだろうか。古風な名前だ。
「嘘発見機」を用意したと言っているが、何かをそれに見立てているとかは、何もない。単に自分で問い詰めて反応を見るだけだ。そこは少し工夫がほしかった。
それから、私には背後の「ガヤ」が少しうるさ過ぎる。それが楽しいのだと言う人もいるかもしれないが。

『待ち合わせたい』。
懐かしくなるアメリカンポップス調。
イントロを聴いただけでウキウキして来る。『ちょうだいダーリン』などと同系統の歌だ。こういう曲にはベタな歌詞が似合うのだが、まさにそんな歌詞がついている。
「キスの10秒前」「1ミリ勇気を出す」は、アイドルポップによくある慣用的な表現。『Majiに恋する5秒前』(広末涼子)『唇緊張あと5センチ』(森尾由美)「目を閉じて10秒待ったのに」(芳本美代子『白いバスケットシューズ』)などが、すぐ浮かぶ。「未来とは1秒後」も類似した技法だ。

『Mayflower』。
淡々として、どこと言って特徴のない曲。30回くらいして、ようやくこの曲の良さがわかるようになった。そういう意味では難解な曲とも言える。
五月の穏やかな日に、昔に別れた恋人が残した鉢植えを見つめながら、彼女のことを思い出しているという内容。SDN48『淡路島のタマネギ』を想起させるような状況。歌詞は平易だ。
「鉢植え」が最近のお気に入りワードなのだろうか。

劇場版収録の『僕らの絆』は、配信されておらず未聴。佐藤実絵子のソロのようなので、ぜひ聴いてみたいのだが。ただ、タイトルからは楽屋落ちそのものの不吉な予感がする。

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姫リアンズ、生歌だけど肉声が届かない。アリスインプロジェクト、マイクなしで肉声が届く。(ナッキー)

2014-04-24 00:02:44 | アイドルの歌唱、生歌or口パク、肉声orオケ
姫リアンズ、生歌だけど肉声が届かない。アリスインプロジェクト、マイクなしで肉声が届く。(ナッキー)

このブログのカテゴリーの下から6番目に、「アイドルの歌唱、生歌or口パク」というアイドルの歌唱に関する感想をアップしていますが、

「アイドルの歌唱、生歌or口パク、肉声orオケ」に変更しました。

4月21日の姫リアンズのライブを見て、7人で歌っているけど、マイクを持っているのは4人だけ。
だけど、マイクを持っていない3人は、口パクではなく生で歌っているように見えた。
マイクを持てないのは、両手で手話の振り付けをやるから。
スピーカーから聞こえてくるのはマイクの4人の声で、両手振り付けの3人の肉声は届かない。

生歌なのだけど、肉声が聴こえない、という新しい体験。

それまでは、
肉声が聴こえるので、生歌だと分かる  (生歌)

顔をみても、スピーカーからの歌声を聞いても、肉声なのかオケなのかよく分からない(不明)

肉声が聴こえず、あらかじめオケに入っている歌がスピーカーから聞こえてくるし、ダンスが激しくて物理的に歌えないように見えるから、口パクと推察、あるいは、顔を見ていると口パクに見える (口パク)

オケに入ったと思われる歌声がスピーカーから聞こえてきても、アイドル本人は歌唱している可能性があるので、それを口パクと分類するのも論理的ではないので、

生歌 (に見える、肉声には聴こえない)
口パク (に見える、オケの歌に聴こえる)
肉声 (が聴こえてくる)
オケ (の歌に聴こえるけど、本人が歌っているか口パクか分からない)

という分類が必要と思って、カテゴリーの表現を変えました。

アリスインプロジェクトでは、前半に出演者紹介的に、全員で歌とダンスのシーンがあります。昨日の芝居ではエンディングでした。
過去の芝居、記憶では、歌はオケに入っていました。全員で踊りながら、歌っている(口を動かしている)出演者、歌っていない(口を動かしていない)出演者、さまざまでした。

昨日は、歌がオケに入っていませんでした。
全員で生で歌っていたように見えたし、その歌唱は肉声で客席に届いていました。
私は当日券で、最後列でしたが、はっきりと。

劇場が小さく、天井もひくく、空間が小さいといのも、肉声が届く効果を増していたとおもいます。

ナッキー
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