AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

みんなでひとつのAKB 勝った負けたは見たくない (ししまる)

2010-06-12 21:07:42 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
6/10は選抜総選挙速報として、朝の情報バラエティ番組が一斉にその様子を報じていました。いくつかチェックしていたので、その概要(というか実態)を以下に記します。

AKBと親和性の高い日テレの「PON!」では概して好意的な報道がなされたものの、最後に司会者から感想を求められた曜日レギュラーの神戸蘭子はこう言い放ちました。「アタシ、絶対こんな中には入りたくない! 競争なんてしたくない!」

フジテレビの「めざにゅ~」では、各キャスターが「皆さん素晴らしいんですけどねぇ・・・」と、競争に晒されてお気の毒さま感がたっぷり込められた感想を漏らしていました。

「めざましテレビ」では軽部キャスターが「投票数は去年は5万、今年は33万。この数字こそが今のAKB人気を物語っているのでしょう」と、自身の感想を避けたコメントで締めました。軽部氏はプラス評価なら積極的に自分の感想を言う人です。でもフジの管理職なのでマイナスな発言はしづらい立場でもあります。その点、フリーの大塚キャスターは感じたことをズバズバ言っていました。「同じグループ内でこうやってランクづけをするなんてねぇ」「みんな辛いだろうに」「この後、融和してやっていくのはなかなか難しいんじゃないかなぁ」「過酷なイベント、亀裂が残らないのか」「自分だったらとても耐えられない」等々、言いたい放題でした。そう言えば軽部氏も「今がまさに人気のピーク!」と言っていました。何だか含みのある言い方でした。

「とくダネ!」では「もし自分達キャスターの間でランクづけなんてしたら大問題になる。でもそれをAKBはやったのです!」というセンセーショナルな口上から始まりました。メインキャスターの小倉氏だけは概して好意的なコメントが多かったのですが、最後は門外漢のコメンテーター(経済ジャーナリスト)に感想を振って、「AKBがこういう事をやっていたなんて初めて知りました」という、どうでもいいコメントで終わらせました。同じくコメンテーターとして同席していた眞鍋かをりには一切話題を振りませんでした。(眞鍋は何かとんでもないことを言いそうだと思って、小倉氏は敢えて彼女には振らなかったのでしょう。)

確かに今回の選抜総選挙は世間の注目を集めてきたけれど、フタを開けてみての思わぬ結果に一瞬凍りついた会場の様子や、結果を受けて発言する前田敦子の痛々しさ。その他諸々を総合して一般の人々が何を感じたのか。その答がこれら情報バラエティ番組のコメントに集約されているのだと感じました。

実は私も初回総選挙の時から同じことを感じ、「総選挙なんてくだらない」と思っていました。でもまあ、盛り上がっている人達に水を注してもしょうがないので、静観していました。

今回は社会現象と言われるまでに注目されたので、私も言わせていただきます。私のようにAKB好きでいながら総選挙に批判的な人は必ずいる。会場や中継映画館に集った人だけがAKBファンの全てではない。運営側はそのへんを見誤らないようにしていただきたいものです。

情報バラエティ番組で聞かれた少数の好意的コメントも、そのほとんどは「新しい」「今までにない」という観念的なもので、冷静に考えれば、そこに大した中味はない。そもそも、絶頂人気のAKBを敢えて今ここで批判するマスコミはいないでしょう。それよりも、ブームに乗っかり視聴者を巻き込んで一緒に騒いでいた方がマスコミも美味しいはず。そう考えるなら、それでも聞こえてくる微妙なコメントの数々は、実は大衆は今回のイベントを相当冷ややかに見ているのだと受け取るべきです。

私の場合、総選挙が嫌い、というよりも、何かにつけ競争させ対決させ序列をつけたがる今のAKBの運営方法そのものに嫌悪感を持っています。(各々の手法の中には問題点もある、などではなく、こういうことをやること自体への嫌悪感です。) 例えばセットリストベスト100もくだらない。メンバー各人に、楽曲各々に、序列をつける積極的意味を私は感じません。自分の推しメンは、自分の好きな楽曲は、自分にとってかけがえのない大切なもの。オリコンみたいな何処かの外部組織がするならともかく、運営自らがそれを相対化し序列をつけファンの前に晒す行為には怒りすら覚えます。そもそも、世界を見渡しても自らの手でメンバー間に序列をつけたり楽曲間に序列をつけたりするような馬鹿げた行為を行なう音楽グループは他に存在しない。これは前代未聞の珍事です。運営側はメンバーを、そしてファンを、こんな騒ぎに巻き込み不安に陥れて、何が楽しいのか。

メンバーは各々一生懸命頑張っているだけなのに、運営側はやたらと戦いのテーブルを用意しては競争・対決へ巻き込もうとする。そうやって競争させられ序列をつけられる彼女達が不憫でならないし、観る側だって心穏やかではいられない。世の中至るところ競争だらけなのだから、せめてアイドルを観る時ぐらい、いつだって安らいだ気持ちでいたい。

先日、まだ選抜総選挙の中間発表段階でのこと。やはりテレビのバラエティ番組でAKB総選挙の大特集をやっていて、そこでは上位メンバー・下位メンバーという表現が当たり前に使われていました。アイドルグループを語る上で、こんな言葉が中心概念として使われるなんて、とても悲しいことだと思いませんか。

番組では「こんなに人気に差が出ると、人気の無い子なんて辞めさせられたりしないの?」と前田敦子が質問され、笑顔でこう答えました。「辞めさせられるなんてこと、ありませんよー。」
それでもさらに食い下がる質問者に困った表情で答えた一言がこれ。

「その時は・・・、自分で辞めていくみたいです。」

この回答は私を打ちのめしました。まさにアイドル残酷物語です。

AKB運営陣はもっと違うAKBの見せ方を考えるべきだ。仲間内で誰が勝った誰が負けたなんていい加減止めてほしい。同じグループなんだから、みんなでひとつのAKB。みんなが同じ笑顔で輝いているAKBの方がもっとずっと素敵なはず。そんな笑顔に、きっと誰もが本当に癒される。そしたら私も今よりずっとAKBが好きになる。今のAKBは、観ていてつらい。

ししまる

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映画「告白」に、AKB48が登場 (ナッキー)

2010-06-12 21:00:19 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
私がAKB48ファンだと知っている友達からのメールを紹介します。
(私がAKB48ファンだと知らない友達がいるのかは、疑問ですが。) ナッキー


「告白」という映画を観たのですが教師役の松たか子が訪問した生徒の部屋のモニターにAKB48が映っていました。あの長さでAKB48のダンスを観たのも初めてですがレベル高いですね。感動させられるダンスでした。衣装も好きです。まだメンバーの顔と名前が少しも一致しない全くの素人ですが、これから少しずつ覚えていきたいと思いました。
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そろそろ止めた方が良い、AKB商法

2010-06-12 11:23:41 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
何枚ものCDを同じ人間に買わせる仕組み(多くはCDに握手券と言うAKB48メンバーとの握手会参加権を同封する)はAKB48が出来る前から多くのアイドルが昔から使っていた、言わば定石とも言える陳腐な手ですが効果があるから延々と真似されて来た古い手法です。

以前このブログで私が書いた記事でAKB48はガチャだけは止めた方が良いと提言しました。
誰がどう言い訳しようがあのガチャの販売風景がTVでお茶の間に流れたらAKB48のイメージは地に落ちた事でしょう。
今は、多少はまずいと思ったのかそれが生写真に形を変えてファン以外の人にはその姿が分かり難くは、なっています。

次にまずいと思うのが握手会等のイベント参加への権利と化した新作CDの大人買い。
これが冒頭のAKB48商法として多くのメディアで揶揄されるようになって来ました。

買う人がいるから、売れるのはニーズがあるから良いと言うのは低俗ゴシップ誌の言い訳と同じであるが、そう言えばそのゴシップ誌への法的手段と言うのはどうなってしまったのか。

折角、「会いに行けるアイドル」と言うコンセプトで今までに無いアイドルの形を示したのですからその運営方法も行儀の良い、多少ビジネスとしては短期的な旨味は落ちても長期的な視点を持った運営をすべき時期に来たのでは無いでしょうか。

CDは何枚買っても握手会に参加できる回数は一人1回まで(5回くらいでも良いけど100回は駄目)
FC枠は幾ら持っても良いけど一人でシアター、コンサートにFC枠で応募出来るのは1口まで(FCの他の権利は制限無し)
チェキやコンサートチケットの転売品の使用は不可とする

こう言う感覚は多分、普通の人の普通の感覚だと思います。
重ねて言いますが、AKB商法と呼ばれる物はAKB48が作ったのでは無く、以前からアイドルの現場では普通だったのですがアイドルファン以外には異常、狂気に感じられます。

最近テレビ番組で古参ファンが握手会やチェキ目当てで1千万円、2千万円使ったと言う人が紹介されてましたがあれは特殊な例と言うのが視聴者の受け止め方でしょう。

しかし実際の握手会やサイン会の会場の様子が放映されてそのファンに何枚CDを買ったと聞いた時にその殆どのファンが複数枚(恐らくは数万円単位で)買っていると広く知るところになった場合、その上で新たにAKB48のファンになろうと思う若いファンが出てくるでしょうか?「AKB48のファンになるにはこずかいが何万円のいるの?(どのアイドルのファンになってもお金掛かるんですが!)」と言う印象を持たれたら。一人のファンに同じCDを何枚も買わせたいならばそのCDは18禁にすべきでは。

運営がこれから注意が必要な事としてはスタッフの内部告発か何かで「操作は当たり前、総選挙にAX順位」とか週刊誌の特集でスクープされた時のダメージ。
本当に操作は無くてガチであれば問題ありませんが、もし多少なりとAXでは周知の大人の都合によるバイアスが掛かっているならば次回からは本当のガチにして普通の感覚でも公正、公平な選挙だと思える物にする必要があります。

総選挙が興行的にガチでは旨みが無いと判断されるならば潔く止めて違うイベントに集中すべきでしょう。

この問題の深刻さはポニシュシュがオリコンTOP、50万枚以上売れた大ヒット曲のはずなのに私の周囲でこの曲を知っているとか聞いた事があるという人が異常に少ないこと。

危ういトップアイドル、それが今のAKB48 。

テッド
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選抜総選挙 否定派? 肯定派? (KC)

2010-06-12 07:57:19 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
選抜総選挙に対する感想として、

否定派(「疑問に思う派」も含める)の代表がテッド氏で、
肯定派(「面白いと思う派」も含める)の代表が私である。

テッド氏の記事を引用して、私の感覚を。

テッド氏:1:単純に女の子が泣くのは見たくない。
KC: これには賛同する。だから私は、選抜総選挙を見なかった。テレビ報道も含め、一切見なかった。見ているのは新聞・雑誌だけ。

テッド氏:芸能界が厳しいところだとは分かりますがそれをここまであからさまに見せ物にする必要があるのか。その分、儲かるのでしょうね。

KC: アイドルはいろんな見せ物になってきましたが、選抜総選挙は上質の見せ物だと思う。「視聴率を上げるためとは言え、こんな映像流すなよ (アイドル本人がかわいそうだ) 」と過去に何度も繰り返し憤慨してきた私としては、ファンの人気投票で涙を流すアイドルは、幸せだと思う。

テッド氏:2:投票が一人一票ではない 本物の選挙でも選挙に勝つにはお金が必要ですがCDを大量に買えば一人で何票でも買えると言うのは露骨に拝金主義。

KC: 特定のメンバーのファンが巨費を投じて、本来の人気の順位がゆがめられてしまうことはあるだろう。これを避けるには、年に1回ではなく、新曲のたびに総選挙をすれば、毎回特定メンバーのファンが巨費を投じられなくなり、本来の人気の順位が、総選挙結果となる。しかし、イベントとしてコストがかかるし、年1回にしないと、注目されないので、シングルだすたび毎回は実現しない。
私は誤差の範囲だと思う。理論的には、全てのメンバーのファンが同じように巨費を投じるだろうという仮定が、そんなにはずれていないと感じる。
1000人のファンしかいないメンバーA子と、
3000人のファンがいるメンバーB子 がいると仮定する。
合計4000人の中に、巨費を投じて多数投票するファンが20人いると仮定する。
この20人が、A子、B子にきちんと分散され、A子に5人、B子に15人となる可能性もあり、
どちらかに偏る (例えば、A子に8人、B子に12人) 可能性もある。
しかし、極端に偏る (例えば、A子に1人、B子に19人) 可能性はほとんどない。
A子、B子、・・・・100人以上のメンバーにそれぞれ巨費を投じるファンがいて、
投票数が増えれば増えるほど、一人の巨費は相対的に、影響力が減っていく。

くどい説明を書いたが、一言でまとめると、拝金主義はあるが、結果には大きな影響は与えない (小さな影響はある)と推察する。

テッド氏: 3:選挙の結果って本当なの? 例えばファン投票で順位が決まると言う触れ込みのAXでの歌の順位、大人の事情ってやつがあるのは周知の事実。ならば総選挙にそれが無いなんてどうして信じられるのか。
KC: AXと総選挙は、扱いに差がある。例えば、投票結果は弁護士の管理下で、秋元康ですら発表前には見ることができない。大人の事情イベントと差別化して、総選挙はガチと信じさせる工夫をしている。「芸能界には裏がある」はつきものであるが、仮に順位操作があるとしたら、それが暴かれた時のダメージを、ガチなのだろうなあと信じさせる仕組みは準備されている。
仕組みはよいのだが、選挙結果で、中間発表から大逆転で、松井珠理奈が松井玲奈を超えてしまったりすると、順位操作があったと疑われても仕方がない。

テッド氏: そんな事を考えるとどうしても後味の悪いものを感じてしまうんですよね。
KC: 面白さが、後味の悪さを、上回る。

いただいたコメントより: 前回のときも思ったんですけど、集計に不正はないとしても
5月のテレビや雑誌の出演選抜を見てると運営に干されているメンバーのファンは不満があると思う。

KC: テレビ出演の多いメンバーに票が集まり、少ないメンバーは不利である。動かしがたい現実。テレビに出たことがないと思われる中村麻里子が1位になったり、前田敦子が41位以下ということはありえない。そして、中村麻里子が40位で、前田敦子が4位だったら、これは異変である。選抜総選挙は、テレビ出演頻度と順位が「比例しているか、いないか」「どんな乖離があるか」を見て楽しむイベントである。

KC
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