きよさんに紹介頂いたサイト 岩崎夏海インタビュー インタビュー後半はこちら を読んで、新鮮だった箇所を要約する。KC
長年ヒットアイドルを作れなかったことに忸怩たる思いがあり、いつかそれをやり遂げるようとされていたのでは。80年代のおニャン子クラブ以降、推定少女(秋元氏が作詞を担当)、チェキッ娘(秋元康事務所として番組制作に参加)があっても、おニャン子に匹敵するものが作れなかった。モーニング娘。がヒットしていた状況に悔しい思いはあったと思いますよ。
(感想)推定少女とチェキッ娘が、おニャン子クラブを超えようとしてプロデュースしていないと思う。AKB48は、おニャン子クラブを超えようとする実験だった。
AKB48の資金を出したのは、秋元さんではなく、窪田さん。
そのためこれまでに、パートナー次第で失敗したプロジェクトも多々あるが、窪田さんは基本的に制作にはノータッチで、秋元さんに全幅の信頼を置いて、お任せになっている。
お金を出す人は自分の意見を反映させたがるし、秋元さんもスポンサーには強く出れないので、その方のご意見をお聞きしてモノ作りをする。そうすると、混じりっけのあるものができてしまう。AKB48は混じりけがない。
(感想)秋元康は資金は投入していないとは初めて知った。頭脳だけ投入した。AKB48に頭脳を使っている間に断った仕事で、収入は減ったと推察する。
アイドルを輝かせるために、歌詞がどれだけの役割を果たすのか考えると、秋元さんの力が大きいはずです。
楽曲のすばらしさ。やはり歌詞がいいので、メンバーたちは歌詞の意味を感じ取って、その歌詞に影響されて、テンションが上がったり、感性が研ぎ澄まされていったと思います。
「夕陽を見ているか?」涙を流しながらAKB48劇場の公演で歌った。
チームB3rdの「初日」
チームKの3rd公演『脳内パラダイス』がチームKに与えていた影響は計り知れない。
(感想)AKB48の生命線が楽曲であることは分かる。握手会、選抜総選挙、他の全てがなくなっても、楽曲さえ魅力的なら、AKB48の存在意義がある。
一番尊敬するメンバーは高橋みなみ。ひまわり2nd公演で、当時研究生として加入したばかりだった宮崎美穂が高橋のアンダーで、最初宮崎は踊れなくて、高橋がミラーになって(自分の踊りを左右反転させて)、振り付けを教えていたんです。あの姿は壮絶でしたね。そこまで熱心に後輩の練習に付き合うのは高橋ぐらい。それは「今、AKBの公演を成立させるためには、宮崎をちゃんと踊らせるしかない」「ファンにAKB48として恥ずかしいものを見せるわけにはいかない」という高橋の強固な使命感が集約された行動だったと思います。
(感想)ミラー振り付け。高みなの能力に感心する。
もしドラの、文乃は実は、渡辺麻友がモデル。渡辺は今でこそ堂々としていますが、AKB48加入当初は、子鹿のようにビクビクしていて、誰かに何か言われると「え? あ? ハイ」みたいな調子。
(感想)チームB1stでの渡辺麻友のマイクの握り方を思い出す。
夕紀は大島優子がモデル。優子は、ダンスの面でも病気になるようなギリギリのところまで自分を追い込むんですよね。力の加減を一番知らない。その部分がファンに魅力として映ってると思うけど、本人はそんなことは意識してはいない。優子だけが限界を軽々と超えて、あとでバッタリ倒れる。
(感想)大島優子とは、こういう子なのか。初めて知った。
既成概念を作らないのを心がけていましたよね。"AKB48らしさ"ができた瞬間に終わる、と。AKB48は変化していくこと、らしさを作らないことが大事。「あれは止めておいたほうがいい」と周りが言うことがよくあるんですが、それで失敗があっても、失敗を恐れてはすぐ飽きられる。終わるのは早いですからね。常に細心の注意を払って、裏切りを続けていかなきゃいけないという脅迫観念にも似た思いがあると思います。
(感想)選抜総選挙がAKB48らしいイベントになったら、やめるということ。
ファンの間でメンバーをランク付けする"AKB48ソート"があるのを秋元さんはご存知なんですよ。アンケートサイトにメンバー人気ランキングのような投票があるのも知っていると思います。
(感想)AKB48ソートが始まった頃は、廊下の写真が使われていた。著作権問題より、その後名前だけになった。
AKB48は、言うなれば、子どもたちのリアリティー。AKBには、本当に人間的にいい子が多い。これほどよくできた子たちが同時多発的に集まるって信じられないぐらい。学級委員になるような子が、AKB48には10人ぐらいいる。そこが現代の時代を反映してるように思います。今の子どもたちは家庭や社会のさまざまな状況の中で、"いい子"であらざるを得ない。特に高橋を見ている中で、今の時代が何かということを学ばせてもらいました。現代の世相を反映した、世相を映す鏡とも言えますね。
(感想)人間的、同感である。そこに魅力を感じる。
KC
長年ヒットアイドルを作れなかったことに忸怩たる思いがあり、いつかそれをやり遂げるようとされていたのでは。80年代のおニャン子クラブ以降、推定少女(秋元氏が作詞を担当)、チェキッ娘(秋元康事務所として番組制作に参加)があっても、おニャン子に匹敵するものが作れなかった。モーニング娘。がヒットしていた状況に悔しい思いはあったと思いますよ。
(感想)推定少女とチェキッ娘が、おニャン子クラブを超えようとしてプロデュースしていないと思う。AKB48は、おニャン子クラブを超えようとする実験だった。
AKB48の資金を出したのは、秋元さんではなく、窪田さん。
そのためこれまでに、パートナー次第で失敗したプロジェクトも多々あるが、窪田さんは基本的に制作にはノータッチで、秋元さんに全幅の信頼を置いて、お任せになっている。
お金を出す人は自分の意見を反映させたがるし、秋元さんもスポンサーには強く出れないので、その方のご意見をお聞きしてモノ作りをする。そうすると、混じりっけのあるものができてしまう。AKB48は混じりけがない。
(感想)秋元康は資金は投入していないとは初めて知った。頭脳だけ投入した。AKB48に頭脳を使っている間に断った仕事で、収入は減ったと推察する。
アイドルを輝かせるために、歌詞がどれだけの役割を果たすのか考えると、秋元さんの力が大きいはずです。
楽曲のすばらしさ。やはり歌詞がいいので、メンバーたちは歌詞の意味を感じ取って、その歌詞に影響されて、テンションが上がったり、感性が研ぎ澄まされていったと思います。
「夕陽を見ているか?」涙を流しながらAKB48劇場の公演で歌った。
チームB3rdの「初日」
チームKの3rd公演『脳内パラダイス』がチームKに与えていた影響は計り知れない。
(感想)AKB48の生命線が楽曲であることは分かる。握手会、選抜総選挙、他の全てがなくなっても、楽曲さえ魅力的なら、AKB48の存在意義がある。
一番尊敬するメンバーは高橋みなみ。ひまわり2nd公演で、当時研究生として加入したばかりだった宮崎美穂が高橋のアンダーで、最初宮崎は踊れなくて、高橋がミラーになって(自分の踊りを左右反転させて)、振り付けを教えていたんです。あの姿は壮絶でしたね。そこまで熱心に後輩の練習に付き合うのは高橋ぐらい。それは「今、AKBの公演を成立させるためには、宮崎をちゃんと踊らせるしかない」「ファンにAKB48として恥ずかしいものを見せるわけにはいかない」という高橋の強固な使命感が集約された行動だったと思います。
(感想)ミラー振り付け。高みなの能力に感心する。
もしドラの、文乃は実は、渡辺麻友がモデル。渡辺は今でこそ堂々としていますが、AKB48加入当初は、子鹿のようにビクビクしていて、誰かに何か言われると「え? あ? ハイ」みたいな調子。
(感想)チームB1stでの渡辺麻友のマイクの握り方を思い出す。
夕紀は大島優子がモデル。優子は、ダンスの面でも病気になるようなギリギリのところまで自分を追い込むんですよね。力の加減を一番知らない。その部分がファンに魅力として映ってると思うけど、本人はそんなことは意識してはいない。優子だけが限界を軽々と超えて、あとでバッタリ倒れる。
(感想)大島優子とは、こういう子なのか。初めて知った。
既成概念を作らないのを心がけていましたよね。"AKB48らしさ"ができた瞬間に終わる、と。AKB48は変化していくこと、らしさを作らないことが大事。「あれは止めておいたほうがいい」と周りが言うことがよくあるんですが、それで失敗があっても、失敗を恐れてはすぐ飽きられる。終わるのは早いですからね。常に細心の注意を払って、裏切りを続けていかなきゃいけないという脅迫観念にも似た思いがあると思います。
(感想)選抜総選挙がAKB48らしいイベントになったら、やめるということ。
ファンの間でメンバーをランク付けする"AKB48ソート"があるのを秋元さんはご存知なんですよ。アンケートサイトにメンバー人気ランキングのような投票があるのも知っていると思います。
(感想)AKB48ソートが始まった頃は、廊下の写真が使われていた。著作権問題より、その後名前だけになった。
AKB48は、言うなれば、子どもたちのリアリティー。AKBには、本当に人間的にいい子が多い。これほどよくできた子たちが同時多発的に集まるって信じられないぐらい。学級委員になるような子が、AKB48には10人ぐらいいる。そこが現代の時代を反映してるように思います。今の子どもたちは家庭や社会のさまざまな状況の中で、"いい子"であらざるを得ない。特に高橋を見ている中で、今の時代が何かということを学ばせてもらいました。現代の世相を反映した、世相を映す鏡とも言えますね。
(感想)人間的、同感である。そこに魅力を感じる。
KC