AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

「AKBの選抜総選挙」と秋元さん! (ピーナッツ)

2010-06-14 18:00:00 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
1回,2回…、実際、「選抜総選挙」にも、歴史と繋がりが、出来つつあると思うので、僕は、このままの感じで、続けた方が、いいような気がします。

そりゃ、おかしいところだらけです…
ツッコミどころ満載です…
将来、このシステムが、AKBの首をしめることになるかも知れません…
「AKB商法」・・・。

でも、基本、基本、このままのカタチで、続けていくしかないように思います。

ただ、秋元さんには、JCBホール…、まぁ、どこでもいいんだけど、ファン,メンバー,スタッフ…みんなが一堂に会するところで、今一度、総選挙をやる意味について、「秋元哲学」をブチまけてほしいんだよなぁ。
正直、今のままでは、言葉足らずに感じるのです。
"芸能界とは、どういうところか?"
"君たちは、今、どこにいるのか?"
"ファンの人に、これだけは、お願いしたい…"
"スタッフは、日頃、本当は、こんな事を考えている…3年後…5年後…"etc。
10分?5分でもいい。

とにかく、指針をみんなで感じる時間と場が、必要な気はします。
正直、営業面の事,一人一票の事…言いづらい(?)事、あるのかも知れないけど、まぁ、そのへんは、触れなくても、核心の部分を、ハッキリ,しっかり宣言することで、みんな、ほとんどの事は、納得するような気がします。

それを、"オールスターのようなもの"とか…そっちの方に流してしまうから、僕たちの気持ちもややこしくなる。 支配人さんも、YESマ、やめとこ…。
だって、プロ野球って、完全に数字に表れる世界。 新庄剛志が、打率.236で、ファン投票全体の1位に選ばれても、打率.332の緒方耕市が、監督推薦で、ちゃんと(外野手部門で)選ばれる世界…、そして、システム。 最近は、選手間投票ってのもある。

「プロ野球のオールスター」と「AKBの選抜総選挙」は、全然違うよ、秋元さん!って感じ。

僕は、もっと、"なんて、頑固なんだ!"って思えるぐらいの独自性を貫き通した方が、結果的には、いいような…そんな風に思ったのです。

ところで、今回の…って、正式に言うと、「AKB48 17thシングル 選抜総選挙」って言うんだね。
つまり、"AKB48の第17弾のシングル曲の選抜メンバーを決めるために、全員についておこなわれる投票による選出"って事だよね。
でも、僕、秋元さんの思惑は、違うと思っている。あくまでも、僕の推測なんだけど…ね。
本当の狙いは、「1位を決める事」のような気がしています。芸能界の縮図としてね…。
その証拠に、秋元さん…直後に、こんなコメントを残している。

"今回の選挙、大島優子以外は、みんな悔しいと思います"

なんかさ、この言葉だけ、少し唐突で、チョット浮いてたんだよね…。 だから、余計に、そう感じたのかな?
そして、これは、すごく優しい言い方をしているけど、裏を返せば、

"1位以外は、負けたんだよ"

って事を言っている。
実は、僕も、わりと近い考えなんだ。やっぱり、「選挙」って、いくら周りに枕詞がついていても、"定数"は、基本的に、『1』だと思うしね。トップ当選なんだよ、やっぱり。
ついでに、僕は、こんな風に思ったりもする。
"今、負けておく経験って、結構、大事だ"って…。正確に言うと、"負けて、はい上がる経験"ね。

前田敦子ちゃんなんか、今、大大大チャンスなんじゃないのかな?まぁ、彼女に限らず、全員が、近い?将来、AKBを巣立っていく。例えば、女優を目指して、オーディションを受ける子なんか、もう、死ぬほど、落ちまくると思う。いちいち、そんなのに、落ち込んでられないって…すぐ、立たないと。
まぁ、"私、一生、AKB制作の作品にしかでません!"って言うんだったら、話は、別だけど…、でも、「(AKB48)のテロップの力」に、一生、頼ろうとか思っている人、1人もいないと思うし…。

そういう事を理解する為の「選抜総選挙」でもあるんじゃないのかなぁ…。
でも、今回の総選挙について、いろいろと、ブログ巡りをしていて思うんだ…(普段は、もちろん、僕も使う言葉なんだけど)、ただ、彼女たちにとって、この大一番の後の、"頑張った!"…とか、さ…。いっぱしのプロになろうとしている子に対して、失礼な気がする。ある意味、負けたんだから…。

正直、メンバーに対しても、「頑張る」=「は?当たり前じゃん、そんなの。何いってんの?お前…」 本心は、これぐらいの気概を持ってくれていないと、こっちも応援しがいがないわ…実際。僕は、僕は、そう思うのです。

最後に、どうしても、どうしても…の事。
前回1位の前田敦子ちゃん…。いろいろと、心情を吐露していたようだけど、僕は、彼女、立派だったと思うよ。
だって、昨年1年、"1位だから呼ばれた仕事"って、実は、結構あったと思うんだ。そして、現場では、プロデューサーやディレクターに、(確実に,絶対に)こんな挨拶の仕方をされまくっていたはず…。

"あなたが、AKB「1位」の前田さんですか?本日は、よろしくお願いします"って…。

そんな毎日だったと思う。
で、彼女の性格を考えると、こんな風に思いながら、1つ1つの事に取り組んでいたと思うんだ。
"もし、私が、この仕事をしくじったら、きっと、他のAKBの子、この番組(この雑誌)には、二度と呼ばれないだろうな?"…ってね。
それは、キツかったと思うよ。でも、彼女なりに、よくやっていたと思う。 特に、体調を崩すわけでもなく、弁当、2個食って…、1つ1つを、しっかりやっていたと思う。
他にも、一般人の僕たちの想像をはるかに超えるような事…、"1位ゆえの事"って、沢山あったはず。ものすごい重圧の中、1位というより、"AKBの代表"として、いろんな事に耐えてきたはず…。
僕は、それだけでも、彼女は、"AKBを引っ張ってきた"と思っているので、アンチ前田敦子の人も、そこだけは、認めてあげてほしいなぁ…って、思うのです。
彼女は、AKB発展期の最大の功労者…認めるところは認めないと…。そんな気持ち。
でもさぁ…、"アンチ"って、なんだろうね?

前田敦子と大島優子…。もっと、そんなんじゃなくて・・・
"ライバルで,仲間で,コノヤロー!って思う相手で…"
"あいつが褒められると、誰よりも嬉しい…けど、なんか、むかつく"
"あいつが、けなされると、チョット、口元ゆるむけど、次の瞬間、その100万倍、そのけなしたやつを許せない"
・・・そんなレベルで、2人を競わせてやりたい。
"アンチ,アンチ…" あんまり、そのレベルにいると、2人の精神性においていかれるような気がするなぁ…。
ぶっちゃけ、2人とも良くなればいいんだ。
だから、前田敦子ファンの人は、大島優子もひっくるめて、応援したったらいいと思うし、大島優子ファンの人は、前田敦子を2番目に応援したったらいいと思うんだよなぁ…。
結果、自分の推しが、ものすごい成長曲線で、伸びることになるんだから…。
で、他にも、そんな関係性を、数多く構築させる事が、今回の総選挙の本当の意味だと思うんだよね。

"1位の大島優子に、これだけは、負けたくない、いや、負けていない、勝ってる!"・・・そんな、果たし状を持った人間が、103人いる。それが、究極の成果だと思うんだ。
"103人に突き上げられて、103人に支えられて…"
それが、1番いいと思っています。
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選抜総選挙はやめた方がよいのか その1(KC)

2010-06-14 12:51:40 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
選抜総選挙を辞める方がよいのかを考えてみた。私自身は、継続して欲しいという意見であるが、テッド氏の否定的意見 と ししまる氏の記事とそのコメント欄にいただいた意見を参考にした。

まず、選抜総選挙が何故始まったのかを振り返ってみると、
「シングル曲の選抜が、運営の(秋元康の)一存で決まる」ことに対するファンの不満が高まって、その対策として、始まった。
何もやらないよりは、何かやってみよう という感覚であったし、「AKB48は過去のアイドルがやったことのない手法でも、新しいことをやってみるグループ」という製作側の意識があった。

もともと、このグループは、「新しいことを実験してみる」ことが目的化していることが、過去のアイドルとは違う。
過去のアイドルは、効果が期待できるから新しい手法をとることはあっても、新しい手法を採用することが目的ではなかったので、伝統的な販売手段を繰り返していた。

過去のアイドルを販売していたのは、主に企業であり、戦略を実際に決めているのは、サラリーマンが多かったと推察する。過去を踏襲するのが安易だが安全、新しいことを始めるにも、大きな変革は失敗のリスクがあるので、採用しないし、サラリーマンにはそういう発想がそもそも湧かない。

AKB48を運営している実務部隊はサラリーマンだが、実質的なオーナーである秋元康氏は、リスクをとれるので、

秋元康が、面白い と考えた企画は、過去にはない新しいものでも、メンバーを傷つける可能性が高いものでも、選抜総選挙のようなものでも、実現してしまう。

テッド氏の記事に、「AKB48もこれだけメジャーになったのだから、世の中に批判されることは、やめた方がよい」という趣旨の提言があるが、

秋元康は、
世の中から批判され、AKB48をやめざるを得ない場合には、すっぱり辞めることを惜しいとは思わないだろうし、
「世の中に、どう思われるか」とか、「こうすれば、もっと売れる」とかよりも、「どういうAKB48にすれば、(どういうイベントをやれば、) 秋元康自身が面白いと感じるか」 により、行動・判断しているように見えるので、

選抜総選挙は、秋元康が、「これ以上やっても、つまらない」と思えば、簡単になくなるであろう。

KC
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