着衣水泳、重くて難しい 夏休みを前に児童が体験

2016-07-24 09:55:15 | 習 learn
 川や海で遊ぶ機会が増える夏休みを前に、長岡第九小(京都府長岡京市東神足2丁目)の6年生が15日、同小のプールで着衣水泳を体験した。服が水を含んで重くなり、体にまとわりついて泳ぎにくくなる感触を実感した。

 夏休み中の水難事故を防ぐため、衣服を着たまま水に落ちた時、水中での動きにくさや対処法を知ってもらおうと実施した。

 児童は、まず水着で泳いだ後、服を着て水中を歩いたり、泳いだりした。服が水を吸って重くなることを体感。児童は「全然、浮かばへん」などと言いながら、あおむけになって背中を反らせ、体を浮かせるこつを身に付けた。

 この後、ペットボトルを使って浮かぶ練習も行った。教諭からは「海などに落ちて助けを待つ時は、できるだけ動かずに体力を温存し、浮き続けることを考えて」と指示があった。

【 2016年07月16日 11時21分 】

初期の患者対象「認知症カフェ」開設 京都の元医師

2016-07-24 09:53:34 | 護 help
 初期や軽度の認知症患者を対象にした「認知症カフェ」を、元医師が京都府長岡京市で開いている。参加者はおしゃべりや体操、音楽などを通じて交流を深めており、生活能力の維持や症状の改善につなげている。

 認知症カフェ「けやきの家」を開いているのは、野々下靖子さん(81)=長岡京市高台2丁目。40年以上にわたり医院を開業し、内科や認知症などの診療を行ってきた。昨年3月に閉院したが、初期や軽度の認知症患者を対象にしたケアやサービスが少ないことから、医院だった場所で同9月にカフェを始めた。

 参加者は、以前医院に通院していた患者ら7人。野々下さんの知り合いの元保健師や音楽療法士、看護師もサポートしており、近隣住民約20人もボランティアとして登録している。毎月第1、3水曜日の午後1時半~3時半に、手作りのダンベルで体操し、懐メロや童謡などを歌って楽しんでいる。参加費は一人1回200円。

 7月6日に開かれたカフェには、患者とボランティア17人が、七夕に合わせて短冊に願い事を書き、ササに飾り付けた。また、即興で自由に話す20秒スピーチを行い、「最近は、熱中症に気をつけながら、庭の草むしりをしています」「近くでマムシが出たので、みなさん気をつけましょう」と、それぞれ自分の近況や興味のある話題などを発表した。

 野々下さんは、「初期や軽度の認知症患者ほど、早めにケアをすれば、症状の進行を遅らせることができる」といい、「患者本人の現在の状況を見極め、家族にもアドバイスしながら、生活能力を落とさないよう支援していきたい」としている。

【 2016年07月15日 10時29分 】

国籍超えてママ交流  京都・長岡京で子育て講座

2016-07-24 09:51:26 | 習 learn
 育児中のママが国籍を超えて交流する多文化共生子育て講座がこのほど、京都府長岡京市天神4丁目の市中央公民館で開かれた。参加者が、海外の子育て事情を学んだり、情報交換したりして楽しいひとときを過ごした。

 市内在住の母親と子どもをはじめ、中国やフィリピン国籍の女性ら約30人が参加した。

 最初に、京都大で災害の研究をしているバングラデシュ出身のパルビンさんが講演した。2007年に来日、08年と12年に出産したことを紹介。日本の保育所では、チョウの成長観察や保育士と電車に乗って遠足に行くことを挙げて「バングラデシュではそういうことはなく、子どもが楽しく学べる環境がある」と話した。

 また、同国の都市部では子どもが外で遊ぶことはほとんどなく、貧困層は幼児のうちから重労働に従事していることなどを語った。

 この後、参加者はパルビンさんをまじえ、おしゃべりで交流を深めた。

【 2016年07月14日 11時38分 】

平和への思い折り鶴に 園児「広島に届けて」

2016-07-24 09:47:05 | 創 creation
 京都府向日市と長岡京市は、8月に広島市の「原爆の子の像」にささげる折り鶴を募っている。12日は向日市内の民間保育園3園の園児がそれぞれ心を込めて作った千羽鶴を市に贈呈した。

 乙訓2市1町は毎年、平和祈念式に合わせて広島市を訪問する市民代表らに託す折り鶴を、個人や団体から募集している。

 向日市ではこの日、レイモンド向日保育園(森本町)、あひるが丘保育園(物集女町)、アスク向日保育園(同)から市に千羽鶴が寄贈された。レイモンド向日保育園では園児4人が「広島までお願いします」と元気な声で平和への願いを託していた。

 折り鶴の募集は向日市が29日、長岡京市は15日まで。大山崎町はすでに募集を終えている。

【 2016年07月13日 11時58分 】

「妊娠期から地域で支えて」 京都・長岡京でフォーラム

2016-07-10 07:02:32 | 護 help
 「妊娠からはじまる子育て応援フォーラム」が8日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。府内の子育て支援団体が取り組み内容を発表したほか、フィンランドの子育て支援制度の講演などが行われた。

 妊娠初期から子育てをする母親を地域で支える仕組みを考えようと、府山城広域振興局が初めて開いた。保育関係者ら約200人が出席した。

 最初にNPO法人子育て支援ねこばす(向日市)をはじめ宇治市や南丹市などの12団体が乳幼児と母親を対象にした交流の場や相談活動などを紹介した。

 その後、吉備国際大大学院の高橋睦子教授が「利用者中心・ひとつながりの子育て支援-フィンランドのネウボラに学ぶ」と題して講演した。保健師などの専門職が、妊娠期から子供が6歳になるまで母親だけでなく、家族と何度も面談して相談や助言に応じる同国の子育て支援サービス制度について説明。「日本にもいろんな支援サービスがあるが、つながっていない。家族が孤立することなく、赤ちゃんを育むために周囲の大人が手をつなげるか、知恵が試されている」と述べ、参加者は熱心に聞き入っていた。

【 2016年07月09日 11時26分 】

埴輪作りで古墳時代の文化知って 京都・長岡京、夏休みに教室

2016-07-10 07:01:11 | 創 creation
 夏休みの子どもたちに古墳時代の文化を知ってもらおうと、歴史教室「盾形埴輪(はにわ)をつくろう!」が28、29日、京都府長岡京市奥海印寺の市埋蔵文化財センターで開かれる。市内の小学5年生から中学3年生を対象に15人を募集している。

 教室は今里車塚古墳(同市今里)から出土した魔よけ模様が描かれている盾形と円筒形をモデルに、粘土で埴輪を作る。28日に形を作り、1日乾燥させた後、29日に焼いて完成させる。両日とも午前9時~正午。申し込みは21日までに市埋蔵文化財センターTEL(955)3622。

【 2016年07月08日 10時50分 】

赤ちゃんにマッサージ 京都・長岡京で講座

2016-07-10 06:58:56 | 習 learn
 京都府長岡京市の子育て支援センターたんぽぽは6日、「わらべ歌ベビーマッサージ」を学ぶ講座を同市野添2丁目の深田保育所で開いた。市内の1歳未満の乳児と母親16組が参加、歌に合わせて簡単にできるマッサージを身に付けた。

 助産師の窪京子さんと看護師の冨士原千紅さんを講師に招いた。2人が人形で手本を見せると、参加者らはオリジナルの歌に合わせ、子どもの腹や胸、腕、脚を優しくなでたり、胸の辺りのつぼを指で軽く押さえたりした。子どもらは気持ちよさそうな表情を見せていた。

 このほか、母親たちが育児の悩みや工夫を話し合うなどして交流を深めた。

【 2016年07月07日 10時33分 】

参加しやすい地域のサロンは 京都・向日で推進会議

2016-07-10 06:56:22 | 護 help
 地域住民の居場所づくりを目的とした「ふれあいサロン」の活動推進会議がこのほど、京都府向日市寺戸町の市福祉会館であり、活動団体のメンバーがサロンに参加しやすい雰囲気づくりなどについて考えた。

 サロンは公民館や民家などを拠点に、地域住民が運営している。現在、市社会福祉協議会では23団体の登録があり、小物作りやカラオケ、茶話会などの活動を定期的に行っている。

 この日は世話人ら30人が参加し、活動の成果や悩みについて話し合った。参加者からは「世話人自身が高齢化していることが課題」「近所付き合いをしない人にどうやって参加を呼び掛ければいいのか」などの意見が出た。

 市社協の職員は「サロン活動で作った物を地域住民に配るなど、参加しやすい雰囲気をつくることも大切では」と話していた。

【 2016年07月06日 11時19分 】


雨の日も暑い日も元気にあいさつ 京都、中学生徒会が自主運動

2016-07-10 06:53:21 | ブログ Weblog
 雨の日も暑い日も、元気な声で「おはようございます」-。寺戸中(向日市寺戸町)生徒会の役員4人が毎朝正門に立ち、登校する生徒にあいさつしている。生徒会が昨年から自主的に始めた運動で、「あいさつし合うことの気持ち良さと大切さを知ってほしい」と意気込む。

 毎朝のあいさつ運動は昨秋、当時の生徒会役員が選挙の公約に掲げて始めた。役員が代わった本年度も、生徒会長の柴田匠さん(14)、副会長の北村陽和さん(14)、庶務の古川佳苗さん(14)、会計の下寳詩絵莉さん(15)が引き継いで取り組んでいる。

 毎朝10分間、正門近くに並んで「おはようございます」と声を掛けている。4人全員が運動部に所属しており、朝練習の後は汗を拭く間もなく正門に駆けつけるとか。「最初は恥ずかしかったし、暑い日は大変。でも、あいさつを返してもらえるとうれしい」。最近は、生徒の顔を見て体調や感情の変化に気付くこともあるという。

 奥村久夫校長は「生徒たちはどこに行ってもあいさつできるようになっている。自発的な取り組みが浸透するのはうれしいこと」と話している。

【 2016年07月05日 12時06分 】

まだ梅雨なのに、秋が到来? 京都・長岡京でコスモス開花

2016-07-10 06:51:01 | 木 plants
 コスモスといえば、秋に咲く花の代表格。ところが、まだ梅雨も明けきらぬこの時期に、京都府長岡京市調子2丁目の畑で開花している。季節外れの時期に咲き誇るかわいらしい姿に、通りかかる人たちが珍しそうに見入っている。

 畑の持ち主の男性は、10月から11月に満開を迎えるよう毎年夏に種をまいている。昨年冬、咲き終わったコスモスを刈った時に落ちた種が今年になって発芽し、この時期に開花したようだ。

 男性は「20年ほど前、市内に持っていた別の畑でも梅雨時に咲いたことがある」と振り返る。現在は五分咲きといったところ。7月中旬ごろ満開になりそうだ。その後、8月初旬に一度刈り取り、秋のシーズンに向けて種をまくという。

 長岡京市は1992年度から、コメの転作や美しい景観づくりの一環としてコスモスの種子を購入し、農家に依頼して調子や浄土谷地域を中心に栽培している。毎年10月から11月ごろにかけて見ごろになる。

【 2016年07月04日 10時10分 】

アニメキャラ絵入りも 京都・向日、メロン収穫ピーク

2016-07-10 06:48:47 | 木 plants
 乙訓地域でも珍しい京都府向日市森本町のメロン農園で、収穫がピークを迎えている。表面にアニメのキャラクターが描かれているものもあり、地元住民から好評を得ている。

 専業農家の清水洋治さん(44)は20年近く前からメロンを栽培している。もともと絵を描くことが趣味で、知人からの要望もあり、数年前からメロンの表面にアニメのキャラクターなどを描き始めた。

 大きさが握り拳ほどになった頃を見計らって、鉛筆で下書きをした後、ニードルと呼ばれる道具で線を刻む。作業に1時間ほどかかるため、清水さんは「あまり多くは作れない。本業が忙しいので…」と苦笑いを浮かべる。

 絵入りメロンは知人専用で、市場には出していないというが、「みんなにすごく喜んでもらえて励みになります」。昨年からは絵入りスイカの栽培も始めた。

 今年のメロンは生育が良く、3キロ近いものもあるという。毎週土曜に市役所で催されている「愛菜楽市」などで、7月中旬ごろまで並ぶ予定。

【 2016年07月04日 10時00分 】

七夕イベント用の竹切り出し 京都・大山崎

2016-07-03 15:44:33 | イベント
8月に京都市内で開催されるライトアップイベント「京の七夕」に向けて、会場でアーチなどに使う竹の切り出しが2日、京都府大山崎町大山崎の山崎聖天境内の竹林で行われた。

 放置竹林整備と竹の有効活用を目的に、森林保全活動に取り組む京都モデルフォレスト協会(京都市中京区)などが主催している。昨年までは西京区の京都大桂キャンパスの竹林で行っていたが、活動の広域化のため、今回初めて大山崎町で実施した。

 同協会会員や、府と市でつくる「京の七夕実行委員会」、町職員、大学生など約50人がボランティアとして参加。のこぎりを手に竹林に分け入り、高く伸びた竹を次々と切り倒した。昨年に続いて参加した京都造形芸術大4年島内梨佐さん(21)は「イベントは夏の風物。学生生活最後の参加なので、頑張りたい」と話した。

 この日は、約40本を伐採した。竹は造園業者で加工し、堀川会場(上京区・中京区)の電飾の回廊「光の天の川」でアーチとして活用される。

【 2016年07月03日 11時02分 】

ごみ収集、アプリで確認 京都・長岡京市が運用開始

2016-07-03 15:42:35 | 政 governing
 京都府長岡京市は1日、ごみの収集日や出し方、分別方法などが分かるスマートフォン用アプリの運用を始めた。スマホにダウンロードして住所地を入力すると、収集前日と当日に音で知らせてくれる機能もある。

 トップページには週のカレンダーがあり、可燃や資源など、どのごみを収集する日なのかがイラストで分かる。月ごとのカレンダーで収集日を表示するページもある。

 このほか、ごみの種類が可燃なのか資源なのかが分かる分別辞典や、どのようにして収集場所に出せばいいのかを解説するコーナーを設けた。

 ダウンロードは、アプリストアで「長岡京市 ごみ」で検索する。

【 2016年07月02日 15時00分 】

アライグマ捕獲数急増 京都・乙訓地域、農作物被害広がる

2016-07-03 15:40:29 | 災 disaster
 京都府の乙訓地域でアライグマの捕獲数が増えている。昨年度は年間2匹だったが、本年度はすでに6匹。向日市ではここ5年で早くも最多となっている。農作物被害が相次いでいるほか、出没範囲が拡大している地域もあり、農家らが警戒を強めている。

 アライグマは1960年代にペットとして大量に輸入され、その後に捨てられるなどして野生化している。夜行性の雑食で性格は凶暴。輸入や飼育を禁止する「特定外来生物」に指定されている。

 2市1町は希望者におりを無料で貸し出しており、捕獲された場合は駆除している。今年4~6月末の捕獲数は向日市が4匹(昨年度ゼロ)で過去最多だった14年度に並んだ。長岡京市も2匹で昨年度と早くも同数。大山崎町は現在のところゼロで推移している。

 6月29日には向日市物集女町の家庭菜園で体重15キロほどのアライグマが捕獲された。土地所有者の冨田均さん(66)らによると、アライグマは同月中旬ごろに出没し始め、トマトやスイカが被害に遭った。「家庭菜園を始め10年以上たつが、アライグマの被害に遭ったのは初めて」と話しており、生息域が広がっている可能性がある。

 ここ数年で5匹ほど捕らえたという自営業南健一さん(65)=大山崎町円明寺=は「動線上におりを仕掛けるのがこつ。中にスナック菓子を置くのも捕獲には効果的です」と指摘している。

【 2016年07月02日 10時20分 】

地元の竹、願い事揺れる 京都・向日市内7ヵ所にササ飾り

2016-07-03 15:39:04 | 賞 prize
 京都府向日市産の竹を使ったササ飾りが市内7カ所に設置され、七夕ムードを盛り上げている。

 市商工会と市商店会、向日えきえきストリート、竹産業振興協議会の4団体が、毎年この時期に実施している。

 常夜灯がある西国街道沿いの五辻ポケットパークやJR向日町駅前、イオンモール京都桂川などに高さ3~4メートルのササ計19本を設けた。

 向陽小正門前には、児童が飾り付けた3本が並び、「しょうぼうしになれますように」「すいえいがじょうずにできますように」など、ほほ笑ましい願い事が短冊にしたためられている。

 ササの掲示は7日まで。

【 2016年07月01日 10時25分 】